第4話 2009年1月の記録 最初の難関「長編が書けない」からのダ・ヴィンチ文学賞最終候補

もしかすると投稿しているうちにコツがつかめてきて、最初は1次落ちだったのが、2次、3次と上がってゆく展開を予想していらっしゃる方もいるかもしれません。最初に申し上げておきますが、


書いた分、読んだ分、小説はうまくなったと思いますが、だからといって最終候補に残る確率が変わったわけではありません。


毎月同じようなペースで投稿し、3カ月に1回最終候補に残る確率でした。


記録によると最初の投稿はアンデルセンのメルヘン大賞でした。その次はダ・ヴィンチ文学賞です。実は書き始めたばかりの私はあることに困っていました。


短編なら書けるんですが、長い話を書けないんですね。そもそもなんでもコンパクトにまとめるのが好きだったんです。ふつうの小説なら長編になる素材が短編にしかならない。しかし長編でなければ受賞即デビューは難しい。

 そこで考え出したのが、短い話をつなぎ合わせてひとつの話にするやり方です。これでダ・ヴィンチ文学賞に応募しました。


しかし、この手法には限界があります。やはり長編というからにはひとつの物語であった方がいいのです。次に考えたのは非常にシンプルかつ強力な解決方法でした。

「長編の素材が短編にしかならないなら、10巻くらいのはず」


バカバカしいと思いますよね? でも、これでまたたくまに長編を2本も書き上げることができました。おかげでえらく壮大な物語になりました。完成した小説はすぐに締切だった流水大賞に2本とも送りました。この他にショートショートも書いていました。


その結果は下記です。


・アンデルセンのメルヘン大賞 落選

・ダ・ヴィンチ文学賞 最終候補 3月に最終候補になった旨の連絡を電話でいただきました。

・流水大賞 落選

・流水大賞 落選

・書いた枚数800枚(四百字詰原稿用紙換算)以上。


3月に連絡をもらった時は正直「ちょろいかも」と思いました。なにしろ最初に書いた中編小説が最終候補になったんですから。とはいえ他は全滅でしたが。



・関心を持った方のコメントをお待ちしております。

・こういう情報を知りたいというリクエストも受け付けます。

・邪道とか、チートっぽいとかは重々承知しているので、特にコメントいただかなくて結構です。

・バッシングされたらすぐに消して止めます。あたたかいコメントのみ期待します。

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