第11話 3次元世界へMiku
私の名前は、Miku
ここは5次元世界銀河司令センター
ここで何をしているかというと
突然司令センターのKaizaから通知が来て
特別missionに参加するように言われた
時間がないらしく急いで転生前の
検査をするようにと言われて
昨日すべての検査を終了した
少ししたらB20に行って
missionの説明を聞きに行って
そのあと11時45分が私の転生時間
特別missionてこんなに忙しいの?
あと10分ではじまる、行かなきゃ
B20、B20、あった
こんな場所に会議室があるなんて
はじめて知った
バーチャルメガネを手渡され中へと入る
最高指揮官といわれている
Lailによる説明がはじまる
最後に上のフロアでは一切この話を
しないことに同意するための
エネルギー認証をして終了
通知が来て今日までバタバタだった
説明も一通り聞いたけど
肝心なことは説明がなく
いまいち分からなかった
普通転生とは違って10才から
転生開始すること
それから男女ペアで行われ
ある基準に達したら片割れと呼ばれる人に
再会するらしい
ここで気になるのがペアってこと
二人で協力しながら最終的に
missionをこなすってこと?
できれば一人がいい
協力なんて私からしたら無意味
相手に足を引っ張られるのは嫌
そもそもこのmissionの目的も
知らされていない
頑張るようにと言われても
不確かなものに対して頑張れない
Kail「Mikuだよね?」
Miku「うん、あなたは?」
Kail「俺は君の担当のKailだ」
Miku「私の?なら質問があるの」
Kail「何?」
Miku「何でペアでやらなきゃいけないの?
ある基準に達したらってある基準って
何のこと?
レベルのこと?
それとも他のことを指しているの?
そもそもこのmissionの最終目的な何?」
Kail「ははは
そんなに一気に質問されても答えられないよ
噂通りだな君は」
Miku「噂通りって?」
Kail「いやいや
まずなぜペアかって?
細かくは話せないけど
レベルを上げるために
男女に別れてmissionをこなすことで
より効率よくレベルを上げることができる
男性と女性では性質も違う
だから同じ出来事が目の前に起きても
それぞれ考えることそれから
行動の仕方が変わってくる
よって2倍の経験ができる」
Miku「よく分からない」
Kail「そうだよな
時間がないからあとの質問は
歩きながら話すよ
ある基準に達したら、これが何を
意味しているかはまだ伝えられない
それからmissionの最終目的もだ
正直俺もすべてを把握している
訳ではない」
Miku「えっ、そうなの?」
Kail「あぁ、着いたぞ」
Miku「これがDimension Elevator
1次元降りるのに5分かかる」
Kail「さすがだな」
Miku「私は分析することが好きなの
はっきりとした答えがないと頑張れない
逆に答えを与えられたら全力で頑張る」
Kail「なるほど
ただ世の中には曖昧なことや
不確かなこともたくさん存在する
すべてに白黒をつけるのは難しい
3次元地球ではそんなこときっと
たくさんある」
Miku「何で私なんだろう」
Kail「君が今回のmissionに必要だからだ
選ばれたってことだ」
Miku「選ばれた?」
Kail「そうだ
君の成長が楽しみだ」
Miku「私の成長
それって頭脳も精神も能力もすべて
伸ばす必要があるってことだよね?」
Kail「まぁ、そういうとこだ」
アナウンスが流れる
3dimension
ten
Kail「おっ、もう着く」
eight
Kail「missionが進んでいくうちにまた
mission mobileに通知がいく」
Miku「私、もう逃げられないんだね」
Kail「ははは
そういうことだ」
three
two
one
Welcome to the 3dimensional
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