第3話 5次元銀河司令センターRei
私の名前は、Rei
前回参加した特別missionから1100年後の
3300年
司令センターのメンバーとして
DMGに参加していた
ずっと噂されていたけど
今回の特別missionは大変そう
3次元の地球を4次元に移行する
そのために闇の世界を切り離すと
最高指揮官のLailは言っていた
どういう意味なんだろう
今回の特別missionに備えて
Haruが中心となってB5B6B7エリアを
バーチャル地球として作り上げた
そんな彼をとても尊敬している
3.5次元世界を封印したこと
このバーチャル地球を完成させた功績を
評価されて
この銀河司令センター全体を監視する
幹部として誘いを受けていたが
彼はその誘いを断わった
どうしてもやりたいことがあると言っていた
Ritoくんの見守りを
彼はしたかったんだと思う
真っ先に名乗り出ていたから
彼はとても変わったと思う
特別mission終了後に
彼が10才の時に地球に転生してから
私と出会うまでの過程を見たけれど
一言では言えないくらい苦労をしていた
そう、そんな彼を私はとても尊敬している
そういう私も今回どうしてもサポートを
したい人がいて、自ら名乗りでた
Seia だった
彼が今回の特別missionに参加すると聞いて
真っ先に名乗り出た
本来、特別転生者の担当は同性と
規則では決められている
何度もお願いしてようやく許可が下りた
彼は前回の特別missionにも参加していて
私を救い出そうと
自ら危険を犯してまで私に
自分も特別転生者であることを教えてくれた
司令センターのミスもあり転生終了を
免れたが
彼は転生終了を望んで自ら終了した
そんな彼に私ができること
せめてサポートをしたい
彼が無事に任務を遂行できるよう
見守りたい
彼は前回のmissionのあとに記憶を
消されているから
私のことは認識していないけれど
それでもまた関われることが嬉しい
あなたに救ってもらったから
私も少しでも恩返しがしたい
今回はじめて特別転生者の見守りと
普通転生者3名の見守りをすることになった
はじめての見守り
ミスがないようにさっきから何度も
転生者サポートの規則を読み返してる
明日から転生者の検査がはじまる
そろそろ転生準備をしなきゃ
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