お店の話（超！暗黒時代）

第10話 キャンペーンガールに群がるオヤジ達！！

夏場などに多いが、新発売の健康飲料やドリンクなどの試飲会がお店の入り口などで催される。

昔は新製品のタバコのキャンペーンなども行われていたが、時代が変わりそれはほとんどNG的になっている。

健康飲料などの試飲会はメーカーのセールスのオジサンがお客に声をかけるパターンや、試飲会専門で雇われているオバサンが行うパターンもある。専門のオバサンは声かけのコツも身につけており、お客の注目を集め、試飲から商品販売まで結びつける職人だ。腕のいいオバサンが担当してくれるとその日の売り上げもプラスαになる。

しかし、最大の集客力を持つのはキャンペーンガールの登場だ。

メーカーがプロダクションなどから派遣させているようで、ちゃんと新製品のロゴが入った衣装も着ている。

夏場などはレースクイーンのような衣装で健康飲料を試飲の声かけをしている。

ワンレングスのケバケバしい化粧の女の子がミニスカートのレースクイーン姿で店頭で行き交う人々に声をかけている。

普段はお店を利用しないような男性がどんどん群がってくる。

試飲や商品説明に耳を傾けるが、その視線は明らかにレースクイーンの衣装である。

みんなエロ目線だ！！

新製品を買ってくれる人もいるが、ほとんどが、何度も試飲したり、そのケバケバしい化粧の女の子とおしゃべりしたいため立ち止まっている。

中にはナンパしてるオッサンも！！

学校帰りの小学校男子までが物珍しさで寄ってくる。

お店のロケーションにも関係するが、ガラの悪い下町的なところのお店の方が余計にエロ目線の男性達が群がる。

キャンペーンガールのそばでは、メーカーのセールスや店員が補助的に控えているが、もし、キャンペーンガールだけにしてしまうと、痴漢にあったり、連れ去られたりしそうな気配も！！

危ない危ない！！！