第5話 新年初売りなのにガッカリなのよ!!

1月も4日になると、地方で展開している中規模のローカルスーパーもようやく初売りを始める。

地方のローカルスーパーは大晦日は19時くらいに閉店し、正月の三が日は休むところも多い。

普段は24時間営業であったり、早朝から深夜まで営業したりするが、田舎の方から集団就職のような形で従業員を採用している企業もあり、年末年始は帰省する従業員への配慮か小売り業としてはスロースタートである。

大手チェーンのような物流システムが構築されていないので、中央卸売市場や問屋が休んでいる期間は営業するにも生鮮食品を中心に品揃えができないという理由もあるだろう。

県をまたぎ50店舗以上展開しているとあるローカルスーパーも1月4日が初売りだ。

新聞の折込チラシが入り、全店9時オープン初売り!!と大々的にアピールしていた。

普段利用している近所のお客にとっては、年末から蓄えた冷蔵庫の中の食品も少なくなり、待ちに待ったお店のオープンとなる。

チラシの特売品やあれこれ必要な物をメモし、お店へ。

店員さんの元気な挨拶は新年らしい!

でも、なんじゃこりゃ!!!!

店内、品物が並んでないよ!!!

大晦日に売り切れたままの状態・・・

チラシの特売品もあるのか無いのか分からない!

POPもついてないから値段が分からない!!

野菜も全然ないし!

売れ残りの萎んだみかんが少しだけ・・

納豆や豆腐も賞味期限ギリギリ!!

パン売り場はパン屋から持ち込まれたトレーが山積みで補充も陳列もされていない。

惣菜コーナーも全くない・・・

お客のイメージだと、初売り9時オープンなら、9時には商品も十分陳列されていて、あれこれと欲しいものが買えるんだけど・・・

ガッカリ過ぎる。

この中規模スーパーチェーン、9時初売りでも従業員はオープン15分前くらいに出勤している雰囲気だ。

とりあえず9時になれば開店して、それからボチボチと商品並べたり、入荷のトラックを待ったり、惣菜を作り始めたらいいや!って状態??

普段より従業員の数が多いのに、商品到着待ちみたいな人も・・・

このお店だけの問題じゃないような。

企業としての方針なのか??

初売りなら早番出勤の陳列や補充、開店準備要員を配置して、万全の体制でオープンしてほしい。

現場の店長なのか、エリアマネージャーなのか、本部の部長なのか、そんな意識が無い企業なのかね。

毎年のことだけど。

毎年のように裏切られた気持ちだわ!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る