第十一話 Je vous remercie ~ ありがとうございます

あれから数日が経った。あの日の夜、ヘブンリーブルーの花畑で横になる女性を見つけて何かが変わるような予感なんてなかったけど今は出会って良かったと思えてる。もうお姉ちゃんはいないけれど私は変われたよ。一緒に旅に行くっていう約束も叶えられないし、新しいこの光景も見せられないけど全てがお姉ちゃんのおかげだから。

本当に感謝してる。

ありがとうございます。アリサお姉ちゃん。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

愛した私には何も残らない ゆう @yuun

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る