第15話 採用面接
さすがに面接当日の朝はいったん家に帰り仮眠をとった。シャワーを浴び服を着替え、久しぶりに化粧をする。面接官という立場上、服装もいつもより高級なものを選び、メイクも若干濃いめにした。
会議室に到着すると、秘書課の後輩が会場の設営をしているところだった。その傍らではモリソン騎士団長が熱心に資料を読み込んでいる。私は後輩に一声かけた後、騎士団長のもとへ向かった。
「モリソン騎士団長、おはようございます。早くから熱心ですね」
「おおリリー嬢、おはよう。そりゃまぁ自分と生死を共にする仲間を選ぶわけだからな。もちろんここにそろえられた10人はみな優秀な者ばかりだが、少しでも良い人を選びたい。そのためには予習は欠かせないよ」
「そうですね。私も事前に資料は閲覧しましたが、みな優秀な職員ばかりです」
「うむ。これは難しい採用になりそうだな」
そう言って騎士団長は手元にある資料に目を戻した。私も隣に座って資料を広げる。そこには今回面接をする10人の履歴書、エントリーシート、業務成績、人事課のみが持っているプロフィール、さらには情報省の内偵資料など、ありとあらゆる個人情報が広げられていた。
正直、面接のためとはいえ他人の個人情報を隅から隅まで見るのはあまり気が進む作業ではないが、こればっかりは仕方ない。今回の選抜には国の命運がかかっているといっても過言ではないため、身辺調査も含め徹底的に候補者の素性が調べられていた。そんな重要な面接を私のような下っ端が担当して良いのだろうかという疑問が頭を掠めるが、そこはあえて気にしないことにした。
黙々と2人で資料を読み込んでいると、ドアが開く音が聞こえた。
「おはようございます、モリソン騎士団長。リリー秘書官、おはよう」
やはり騎士団長にだけは丁寧に対応するのが若干腑に落ちないが、そこは大人になって流して彼に挨拶をする。
「おはようございます、勇者様」
「おはよう、ヨシオ殿」
「お二人は既に資料の読み込みを?」
「ええ。勇者様もこちらに座ってお願いします。……が、その前に役割分担を決めませんか?」
私がそういうと、彼はわかったという感じで頷いたが騎士団長が不思議そうな顔をしてこちらを見てくる。
「面接における役割分担です。失礼ですが、騎士団長は今まで王室職員の採用面接官を行ったことはありますか?」
私が訪ねると、騎士団長は無いといった感じで肩をすくめた。
「では最初から説明させていただきますね。まず今回の面接の流れですが、やり方としては個別に一人一人と面談する方式です。1人当たり30分、間に休憩5分を挟みますので、合計6時間強の長丁場となります。面接においては3人の面接官が10分ずつ質問する形で進めますが、きっかり10分でなくとも大丈夫です。机に置かれた砂時計を参考にしてください」
そういいながら私は砂時計を2人の前に置いた。
「次に採点基準ですが、今回は基礎的能力・専門技術・人物の3つの大項目をもとに、30個の採点基準を用意してあります。各採点基準10点で合計300点満点。これが面接官1人当たりの持ち点です。合わせると900点満点となりますので、その中で点数の高かった方を採用することになります。ここまでは良いですね?」
2人とも真剣な表情でうなずく。
「そして役割分担ですが、第一問目の質問は私が質問します。いわゆるアイスブレイクというやつで、『控室で緊張しましたか』とか、『昨日は何をして過ごしましたか』といった無難なことですね。その上でまずは基礎的能力の採点基準に従って10分間質問を行います。私の質問がすべて終わりましたら、次はモリソン騎士団長が専門技術に関して10分間、質問をお願いします。質問は自由に聞いていただいて構いませんが、採点基準に関連することを聞いてくださいね。もし迷いましたら手元にある想定質問用紙などを参考にしていただいても構いません。
モリソン騎士団長の質問が終わった後は、勇者様から人物について10分間質問してください。人物については採点基準から多少外れた内容でも構いません。勇者様は最後に『何か質問はありませんか』とか、『勇者パーティーに参加する抱負を述べてください』みたいな質問を投げかけてください。それが終われば面接終了です。一気に説明してしまいましたが、何か質問はありますか?」
すこし静寂が流れた後、彼が思いついたように言葉を発する。
「スタンスとしてはどんな感じで行くのかい? 圧迫気味で行くのか、優しくいくのか」
「基本的には普通に背してもらっても構いません。しかし候補者のストレス耐性も見たいので、モリソン騎士団長にはすこし強めな感じで候補者に臨んでいただけるとありがたいです。といっても、怒鳴ったり怒ったりせず、そんな雰囲気を出すくらいで構いませんので」
「まぁ雰囲気くらいだったら可能だが……あんまやりすぎないようにしないとな」
「他は如何ですか?」
私はそういいながら2人を眺めた。勇者は元居た世界でも面接の経験があるのか、慣れた感じの顔で採点基準に目を落としている。対するモリソン騎士団長は不安そうな面持ちで書類の間に視線をさまよわせていた。
「大丈夫ですよ、騎士団長。とりあえずそこの想定質問のとおりに質問していけば何とかなりますし、つっかえたらこちらからフォロー出しますから」
「リリー嬢、かたじけない。いかんせん戦い一筋で生きてきたもので、こういった事務仕事は苦手でなぁ……」
「結局はインスピレーションですから、思うがままにやってみてください」
「分かった。善処しよう」
そういうと騎士団長も真剣な顔をして書類に向き直った。
*****
コンコンコンとドアが叩かれる。「どうぞ」と私が声をかけると白衣に身を包んだ女性が入ってきた。彼女がドアを閉めるタイミングを見計らって、私が最初の言葉を言う。
「候補者番号とお名前をお願いします」
「治癒士採用候補者番号1番、ヴィクトリア・ランドです」
ドアの前に立ち、若干緊張した面持ちで言葉を発すると、彼女はまっすぐと勇者の方に視線を向けた。その顔が若干赤いのは緊張のためか、彼のせいか。
「どうぞお座りください」
私が声をかけると彼女は優雅な動作で椅子に座った。さすがに貴族の令嬢だけあって動作は美しい。まずは私がお決まりの質問をする。
「ヴィクトリアさんは本日のトップバッターになります。待合室では緊張されましたか?」
「若干緊張しましたが、今までやってきたことを振り返ると自然と心が落ち着いたので、冷静にこの場を迎えることができました」
おそらく事前に考えて来たのだろう。よどみなく答える顔は自信に満ちていた。
「そうですか。では私からはヴィクトリアさんについていくつか質問させていただきますね。まず、ヴィクトリアさんは王立医科大学を卒業されて医療魔導士の資格お持ちのようですが、開業医を目指すわけでなく、なぜ保健省に入られたのですか?」
「はい、それは王立医科大学で公衆衛生学を学んだため、それを一番生かせるのが保健省であると考えたからです」
履歴書やエントリーシートを事前に見ているのでこの程度の情報は知っているが、この次の質問につなげるためあえて本人に口にさせる。
「では今回の魔王討伐に関してですが、仮に勇者パーティーの一員として採用されたとなると、もちろん遠征に同行することになります。その場合、戦闘で負傷した仲間を助けたり解毒したりするためには外科を専門とする医療魔導士の方の方が適任かと思いますが、その点あなたの専門はどのように生かせるのでしょうか?」
ちょっと意地悪な質問だが、この面接は受からせる試験ではなく落とす試験なので、多少厳しく突っ込んでいかなければいけない。
「はい。魔王討伐の戦いは複数年にわたる長期戦になると聞いております。そうすると、実際に戦闘に関わる事態よりも、日ごろからのパーティーの体調管理や魔力の維持、さらには慣れない環境における風土病対策などがより重要になると考えています。他方で負傷についてはポーションや薬草類で対応できることも多いため、外科的魔導士よりも私のような生活衛生や感染症等にも知識のある魔導士が必要とされていると考えております」
よくよく考えぬかれた優等生的な答えであった。その後も無難なやりとりが続き、モリソン騎士団長にバトンタッチする。
「……ではヴィクトリア嬢に尋ねるが、……そなたは何ができる?」
ヴィクトリアの頭の上にクエスチョンマークが浮かんだのが見えた。モリソン騎士団長も「あ、やっちゃったかも」という顔をしつつ固まっている。仕方が無いので、ここは私が助け舟を出す。
「ヴィクトリアさん、あなたの使える治癒士としての魔法には、どんなものがありますか?」
その質問を聞くとヴィクトリアははっとした顔をして、自らの魔法のレパートリーを説明しだした。
結局彼女は大きなミスをすることも無く無難に1人目の面接は終わった。候補者が退室すると、ひときわ大きなため息が騎士団長から漏れた。
「もう騎士団長、いきなり変な質問しちゃダメでしょう。あの子困ってましたよ?」
私がそういうと騎士団長はすまなそうな顔をして頭を下げてくる。
「いやいや、むしろ私の方が緊張してしまって、ついつい変なことを言ってしまった。次からは気を付けるよ」
「お願いします。ところで、何か気が付いたところはありますか?」
私が2人に向かって訪ねると、2人とも特にないといった顔でこちらを見る。
「分かりました。この調子でお願いします」
*****
2人目の採用候補者はエリザベス・ランドであった。知った顔の登場に、モリソン騎士団長も勇者もすこし雰囲気が柔らかくなる。しかし面接の場はあくまで公平に評価しなければならないため、あえて私はあえて四角四面な言葉で対応する。対する騎士団長も多少緊張が取れたのか質問が滑らかになっており、順調に面接は進んでいった。
問題が発生したのは面接開始から3時間半が経過したころ、1人目の魔導士の面接が終わった時だった。候補者対応をしていた私の後輩が真っ青な顔をして飛び込んできたのだ。
「リリー先輩、至急で一人、魔導士候補者の追加をお願いします!」
「至急って、飛び入りってこと? そんなことあり?」
「お願いします! 今しか時間が無いんだそうです。秘書課長からは大丈夫だという言質をもらっています! 資料はありませんが、面接だけで持っていうことで……!」
私は隣に座った2人に視線を合わせる。
「私は構わない」
「ワシも大丈夫だ。その子の面接が終わったらちょっくら眺めの休憩をくれ。座りっぱなしは老体に堪える」
2人とも問題ないなようなので、後輩に目で合図をすると、「ありがとうございます!」と叫んで部屋から飛び出して行ってしまった。私たち3人があっけにとられていると、コンコンコンとドアを叩く音がする。
「どうぞ」
私が少しこわばった返答をすると、ドアがゆっくりと空き金髪の美しい女性が現れた。
「——ハンナ様!」
声をあげたのはモリソン騎士団長だった。私はあまりの驚きに声が出ずに固まってしまっている。確かに公募だから誰が応募してきても悪くは無いし、王族が勇者パーティーに加わってはいけないというルールも無い。さらに言うなら、ハンナ様は稀代の魔導士であるため、確かにパーティーに加わればとてつもなく心強い戦力であることは間違いなかった。しかし王族ともあろう方が、わざわざ面接に来るとは……。
つまり、これって私が王族を評価しろってことなのだろうかと自問自答していると、ふいに勇者から足を蹴られ我に返る。いつまでもハンナ様をドアの脇に突っ立ったままにさせるわけにはいかなかった。
「あ、どうぞお座りくだしゃい」
緊張して噛んでしまった上に、候補者番号と名前を聞くという手順をすっぽかしてしまった。
「えー、あ……今日も良いお天気ですね」
「ええ、とても心地よい天気で、面接にはもったいないくらいだと思います」
私の意味不明な質問にも優しく答えてくれるハンナ様を見て、すこし心が落ち着く。いったん仕切りなおそうと、深呼吸をして前を見据えた。
「はい、では……あの、面接を始めさせていただきます。エントリーシートなどの資料が無いため、まずは動機から聞かせていただいてもよろしいでしょうか?」
けどやっぱりハンナ様に対して堂々と振舞うのは無理だった。候補者にへりくだった面接官なんて傍から見ればさぞかし格好悪いだろうなと思いつつ返答を待つ。
「私は王族の一員として、王国のためにこの身をささげる覚悟で日々過ごしております。王国に対する目下最大の脅威は魔王と魔族。そのため、魔王討伐に加わることで、王国発展に資するのが私の使命と感じたからです」
私はもうそれ以上質問のしようが無かった。想定質問用紙には「死ぬ覚悟はありますか?」とか、「野戦の経験はありますか?」といった質問が並んでいるが、どれを質問しても不敬罪に当たりそうでにっちもさっちもいかない。そのため、ここは年長の人に譲ることにした。
「私の質問は以上です」
そういうとモリソン騎士団長は驚いたような顔をしつつ、急いで手元の紙に目をやる。しかし騎士団長と言えども、質問は出てこなかったようで「特に質問はありません」と一言だけつぶやいて小さくなってしまった。私も王室職員として何度か面接官を行ってきたが、こんなひどいのは初めてだ。
横を見ると勇者が挑戦するような目つきでハンナ様を睨んでいる。対するハンナ様も楽しそうな、しかし攻撃的な視線を彼にぶつけていた。
「では私から問おう。ハンナ王女、あなたの本当の動機は何だ?」
「本当も何も、今申し上げたことがすべてですが?」
「そんな綺麗ごと言ったところで誰が信じるか。そもそも王女のアンタが面接に来ること自体が私をからかっているんじゃないか? 何でここまで来た? 目的は何だ? つまらない猿芝居はよせ」
彼の言葉を聞いてハンナ様が舌打ちする音が聞こえた。不機嫌なのかと思うと、目は楽しそうに笑っている。私は彼の発する言葉が余りにも直截的過ぎて今にも王室不敬罪の罪で監察官が突入してくるんじゃないかと気が気でなかった。
「正直に言えば、王室に飽きたのよ。日々誰かに監視されて休日も無いような生活はもうたくさん。だから旅に出たいの。もちろん勘違いしないでよ、これはあくまで一時的な旅。魔王討伐が終わればまた王女に戻るわ。それに本物の王……私の父は朦朧としつつもまだ生きてるし、無能とはいえ系証券第一位の兄は健在だわ。幸いにも父の側近のゴミ虫どももアホではないから、私がいなくとも国を回すことくらいはできるでしょう。だから、旅に出たいの。それも王女としてではなく一魔導士として」
「それで、わざわざ面接にやってきたと?」
「ええ。魔導士を希望する職員の皆さんには悪いけど、一度くらいはこうやって選ばれる立場になってみたくってね」
私も一度でいいからそんなセリフを吐いてみたいと切に思った。
「なるほどね。魔王討伐のパーティーに王女が加わっていたとなれば国民からの支持も堅い。魔王討伐になんとか関わろうとしているブルボン王国も、王族がパーティーに参加していると分かればおいそれと迂闊なことはできない。そんでもって討伐完了後に帰国した折にはアンタは英雄だ。周辺諸国との外交も有利に進められる。けど失敗したら死ぬ。死ぬだけならまだしも、魔物に嬲りまわされたり魔王のペットになったりしてしまうかもしれない。まさにギャンブルだな。それでいいのか、アンタは?」
「魔王討伐が失敗すれば魔王軍との全面戦争になるのだろうし、そうすれば前線で指揮を執るのはこの私。だったら、リターンの大きなギャンブルをしたいと思わない?」
ハンナ様は足を組みながら——当然、面接中に足を組む人間を見たのも初めてだ——、ゆっくりと私たち3人を順番に眺めた後、彼に怪しげな視線を送った。
「分かった。魔導士として参加してもらおう」
突然彼が立ち上がって手を出す。
「え、……ちょっと待ってください。正式な採用通知は本日郵送にて発送し……」
オロオロしている私には目もくれず、ハンナ様はこっちに歩いてきて彼と握手をする。
「ハンナ様、よろしくおねがいします」
モリソン騎士団長までがその握手に加わり、私は一人頭を抱えた。
*****
「それで、結局魔導士についてはハンナ様を採用するということでよろしいですね?」
候補者全員の面接が終わった後、私は2人に向かっていった。
「ワシとしては、意義は無い。まぁ若干複雑な心境じゃが」
「問題ない」
「いや勇者様、問題大ありですからね。百歩譲ってハンナ様を採用するのはアリとしても、面接の場で採用を断言するなんて言語道断です。そのくらい分かっていますよね?」
「だが彼女以外の選択肢などないだろう?」
「それはそうですが……」
現実問題、ハンナ様を落とすという選択肢はあり得なかったし、ハンナ様の面接評定は3人とも満点をつけていた。それ以外の点数をつけることができないとい言った方が良いのかもしれないが。
「それと治癒士の方ですが、点数を集計したところ候補者番号1番のヴィクトリア・ポンドさんと候補者番号2番のエリザベス・ランドさんのどちらかとなりそうです。ちなみに、前者が658点、後者が655点です」
後輩の作ってくれた速報資料を基に私が言うと、2人とも納得したように頷いた。
「うむ、確かにワシもあの2人は能力、技術、人物においても一歩リードしていたように思う。ヨシオ殿はどう思うかね?」
「問題ないでしょう。実力的にどちらも申し分ないし、コミュニケーション力も良い」
「ではこの2人のうちのどちらかということにしましょう。ほとんど差がありませんが、点数で見るとヴィクトリアさんが若干上回っています。そのため順当に考えれば彼女が採用となりますが、何か気になる点はありますか?」
私の言葉に2人はしばし考え込む。
「ひとつ気になることと言えば、彼女は国外での業務経験が無いことが不安要素かな」
数分経ってから、彼がポツリと言った。
「確かに、それはワシも少し気になったな。他方でエリザベス嬢は前回の遠征で医務官としてきちんと職責を果たしている。ヨシオ殿は、彼女の治癒魔法を受けた感覚は如何でしたかな?」
「すぐに回復したし跡も残らなかったから技術的には言うことが無いだろう。不安要素と言えば魔力の持続時間だが、まぁこれに関しては個人差がそんなにあるわけでもないしな」
「そうすると、エリザベス・ランドさんを採用する方向で良いでしょうか?」
私の言葉に2人はしっかりとうなずく。
「ですと、採点表を少し修正しますね。……それでは皆さんのエリザベス・ランドさんの「基礎的能力」項目における点数を2点ずつ増やして……候補者番号1番、ヴィクトリア・ポンドさんが658点、候補者番号2番のエリザベス・ランドさんが661点となりますので、エリザベス・ランドさんを採用することとします。採用面接結果は本人宛に郵送しますので、明日以降の解禁でお願いします」
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