第五部 第二章 第二話 変わる覚悟 

「……ライ殿。先程の無礼と併せ、恥を承知で貴公に頼みがある」


 真実を知り衝撃を受けたクロウマル。しかし、ライの言葉を受けて己を見つめ直したその顔は真剣そのものだ。


「俺に出来ることなら何なりと」

「神羅国への同行を許して貰えないだろうか?」

「え……?し、神羅国にですか?」


 これにはライも驚きを隠せなかった……。


 久遠国の次期国王が冷戦只中の神羅国へ向かうなど過去に例があるのだろうか?とライは悩む。

 しかし、クロウマルの決意は固く頭を伏して懸命に頼み込んでいる。


「私は他者との手の繋ぎ方さえ知らない。ならば貴公の在り方を参考にしたいのだ」

「……お、お勧めはしませんよ?ね、師匠?」

「う、うむ。此奴のは、どちらかと言えば手を繋ぐと言うより“ 首を突っ込んで無理矢理握手 ”のクチじゃからの。それを真似たら久遠国の未来が危ういわ」


 確かにライの行動を真似ていたら命が幾つあっても足りないのは確かだ……。


「飽くまで参考にしたいのだ。無理に真似るつもりはない」

「でも……何故、神羅国に?一応、敵国ですよ?」

「だからこそだ。父の意思が両国の和睦ならば首賭けの結果そうなるだろう。だが、相手を知らずして本当の和睦は有り得まい……ならば少しでも知るべきではないかと思った。そんな国での貴公を見てみたい」

「………わかりました。但し、仮面か何かで顔を隠して貰います。それと身なりも質素で落ち着いた物にしないと」

「わかった。それでは神羅国の通貨や情報を用意するので待っていてくれ」


 部屋から出ていくクロウマルを見送ったライはメトラペトラと相談を始めるも……正直、かなり戸惑っていた……。


「大丈夫でしょうかね?」

「さての……じゃが、なるようにしかなるまいのぅ」

「そこんトコ……隠密としてはどうなの、トビさん?」


 ライの呼び掛けに応え部屋の襖が開く。そこに居たのは隠密二人……トビとシギである。


「全く……お前はまた厄介なことをしてくれたな……」

「まさか、神羅国へ同行したいなんて話になるとは思わなかったんですよ」

「……だが、俺はクロウマル様の臣下だ。あの方の考えに従う。但し、神羅国へは俺も同行する」

「……言うと思いましたけどね」


 とはいえ、トビは国の隠密を束ねる頭……不在は久遠国の不利益を生み兼ねない。

 そこでトビは、シギを代理に立てることにした。


「俺が戻るまで隠密頭代行を命ずる」

「頭領……まだ新参の俺が代行というのは流石に……」

「これを持つものに従うのが隠密の掟だ。持っていろ」


 トビが手渡したのは隠密頭の証たる音の鳴らない黒い鈴だ。そこには王家の紋章が小さく刻印されていた。


「シギは王に報告してくれ。俺も出立の準備を整えてくる」

「……わかりました。ライ……お二人を頼めるか?」

「………わかったよ。乗り掛かった船だ」


 久遠国の次期国王クロウマルと隠密頭トビ……二人はライに同行することとなった。



(さて……これも必然になるのかの)


 メトラペトラは注意深くライの様子を窺う。


 無意識に発動する存在特性【幸運】は今回も効果を発揮している筈だが、やはりライには自覚がない様だ。

 ただ、神羅国に向かうクロウマルが不幸に見舞われる事態は減ったと考えて良いと思われる。


 クロウマルが『幸運の流れ』に乗ったとメトラペトラが理解するのはそれから割と直ぐの話である。



「それじゃ、忘れ物はないですか?」

「大丈夫だ」


 準備を終えたクロウマルとトビが再び集ったのは、クロウマルの部屋……。そこからはメトラペトラの《心移鏡》により嘉神領・紅辻へと転移することになっている。


「神羅国に入ったら、しばらく戻らないつもりです。『首賭け』までには戻りたいですが、多分簡単には行かないかと……」

「構わない」

「まぁ最悪の場合、メトラ師匠による強制送還ですけどね?それじゃあメトラ師匠……お願いします」

「うむ。行くぞよ」


 如意顕界法による姿見の鏡が出現し、ライとメトラペトラ、トビ、クロウマルの順に鏡の中へと進む。通り抜けた先は嘉神領・紅辻くれないつじ付近の森の中だった。


「………。こ、これが転移魔法というものか……本当に一瞬ではないか」


 久遠国にとっては奇跡にも見えるであろう転移……それを体験したトビはやや興奮気味だ。


「俺も転移を使えれば神具作製出来るんですけどねぇ……残念」

「神具と言えば、お前は隠密の何人かに神具を与えたな?」

「不味かったですか?」

「いや……寧ろ有り難い。特に俺達隠密にはあの念話というものが非常に有用だ」

「じゃあ、後で造って手渡します。隠密は命懸けでしょうから少しでも手助けになれば……幾つくらい必要ですか?」

「念話だけで良いから二十程頼めるか?」

「了解です。神羅国への道すがらで用意出来ますよ」

「助かる」


 そんなライとトビの会話を聞いていたクロウマルは感心頻りだった。


「先程刃を抜いていた相手にさえあれか……」

「あの二人は元々知りあいじゃからの。それに、あれは痴れ者故の所業じゃ。参考にするでないぞよ?」

「……ライ殿はずっとああなのか?」

「ワシと知り合った時点で既に、の?中々に難儀な奴じゃよ。奴が敵と看做すのは身内を傷付けられた場合……それと道から外れた相手じゃな」

「道から外れた相手……」

「弱者を苦しめることや相手の心を踏み躙ること……かの。魔物とすら意思疎通しようとするアホウじゃ……人が苦しめられていたら放置は出来ぬじゃろうな」

「……難儀の意味がわかった気がする」


 しかし、今のクロウマルはそれを見ることが必要……そう自覚している様だ。


「……このまま国境まで歩くのか?」

「歩くと言うより移動ですね……その前に必要な物を用意して来ますので、二人はここで待っていて下さい」


 この先国境を越えるには、久遠国と神羅国の関所を抜けねばならないとドウゲンは説明していた。ライとメトラペトラだけならば高度からの飛翔で容易に渡れるのだが、同行者が居る以上準備をせねばならない。

 今後の移動も考えれば飛翔神具の材料が必要だろう。


「紅辻に行くのか?ならば私も……」

「無理をする必要は無いんですよ、クロウマルさん?」

「いや……私は先ず多くを知るべきなんだ。コテツの目指した街をこの目で見るのもまた必要なことだと思う」

「……わかりました」


 結局クロウマルとトビは、目元が隠れる『鬼を模した仮面』を付け同行することになった。


 紅辻の街は今日も喧騒に満ちた賑やかさ。一見すると久遠国の文化だが、ペトランズ側の文化が微妙に混じり合っている不思議な光景である。

 己が目で紅辻を見たのは幼き時分……クロウマルはその発展具合に感嘆の声を上げていた。


「そうだ、クロウマルさん……剣の腕前は?」

「華月神鳴流皆伝だ。自分の身は守れるとは思うが……」

「そう言えば……神羅国って文化や武力はどうなっているかわかります?」

「文化は殆ど同じ。異国文化もスランディ島と取引している様だ」

「鎖国してたのに同じなんですね……」

「互いの国には密偵が潜っているからな……相手国より劣らぬ様にと情報が伝わるのだろう」

「うわぁ………面倒臭い」

「ハハハ。そうだな……人種は同じ、文化や武力はほぼ同じだ。もはや慣習で対抗している様は滑稽でしかないだろうな」


 首賭けの廃止という点に於いて、クロウマルはライと同調している。くだらない慣習で王を失い続けるのはどちらの国にとっても損失でしかないのだ。

 この先、久遠国が開国を行えば神羅国も続くのだろう。そうして互いの文化を真似る意味が失われても、『首賭けの儀』は無くならないのだろうか……クロウマルは考えずにはいられない。


「神羅国の王族にも同じことを考える人がいれば、ディルナーチは大きく変わるんじゃないですか?」

「私もそう思う。だが、神羅の王族は久遠国よりも激しい跡目争いをしているらしいからな……それを考えれば理想的な話にはならないだろう」

「……全く、王家ってのはどこでも融通が利かないですね」

「ペトランズでもそうなのか?」

「そうですよ。愚かな王のせいで俺の国……シウト国はかなり疲弊しました。引き摺り降ろすのに国内の領主総掛かりですよ。幸い跡継ぎが優秀だそうで良い国に戻ったと聞いています」

「………私も……良き跡継ぎになれるだろうか?」

「俺は疑ってないですよ。聡明なドウゲンさんの子で優しいトウカの兄、そして抱える隠密の優秀さ……足りないものを埋める心構えだってそうそう踏み切れるものじゃない。でしょ?トビさん?」


 当然だと言わんばかりに鼻を鳴らし首肯くトビ。クロウマルは良き臣下を持ったことを改めて感謝していた。


「ありがとう」


 穏やかな笑顔を浮かべるクロウマルの顔はドウゲンに良く似ている。


「クロウマルさんはその笑顔を押し殺さない方が良いですよ。見ている者が安心出来る」

「……私は笑顔でいる余裕も無かったんだな」

「全てはこれから。前を向いて、ですよ」

「ああ……そうだな」


 ドウゲンがライを信頼していた理由がクロウマルには少しだけ理解出来た。


 ライには私欲が見当たらない……いや……私欲と言うより身分の差に対する壁が無く相手の地位を利用しようとする心持ちを感じないのである。良く言えば裏表がない。悪く言えばバカ正直……。

 だが、だからこそ信頼が置ける存在とも言えた。




 その後……紅辻の街を一通り確認した一行は、以前トウテツの具足を購入した武具屋へと到着。品物選びを始めた。


「ついでですからお二人の神具を造ろうと考えてますけど、要望はありますか?」

「飛翔は付けてくれるのだろう?ならば特には……」

「う~ん……じゃあ、お任せで良いですか?」

「ああ……俺はな。クロウマル様は?」

「私も任せるよ」

「了解でやす………ヒッヒッヒ。よ~し!ヤッベェの造るぞぉ!名付けて神具【魔王トビ】……くっ!ヤベェ……ゾクゾクするぜ……」

「ちょっと待て、貴様!俺を魔王に仕立てるつもりか!」

「大丈夫ですよ~?『え?マジか!ちょっと隣国吹き飛ばしてくる!』程度にしますから」


 急に悪い顔を浮かべるライにクロウマルは思わず吹き出した。


「ハッハッハッ!成る程……トウカが明るくなる訳だ」

「トウカは元々明るかったですよ?ただ、姫の立場に苦しんでいただけで」

「神羅国からの求婚か……あの提案は実質、人質だからな」

「大体、無理矢理嫁に寄越せとか何様だってんですよ。誰です、そんなこと言い出したのは?」

「神羅国の第一王子だな……名をカゲノリ、と言ったか」


 次期神羅王最有力である第一王子カゲノリは、知略に長け冷酷だと伝わっている。


 トウカが『双輝角』であること、華月神鳴流の達人であること、そして美しい容姿であることを密偵から報告されたカゲノリは、次期国王として和睦を進める対価にトウカの輿入れを要求して来た。

 当然ドウゲンは一度断ったが、何度も特使を送ってくるので『保留』ということにして返答を待って貰うことにしたそうだ。


「良し。じゃあカゲノリを見付けたら一発殴っときましょう」

「お前……『首賭け』廃止の相談ではなく、国家間問題を拗らせに行くのか?」

「俺がやったとバレるやり方する訳ないでしょ……フッ、トビさんもまだまだですね」

「そうだ……お前はそんな奴だった……」

「それに、いざとなったら【魔王トビ】に脅されてって泣き付きますから」

「くっ……悪質な……」



 目を閉じて肩を震わせるトビ。隠密のトビがここまで感情を出すことがクロウマルには珍しく見えた。


「まあ冗談はともかく、カゲノリって人が王になるのはあんまり望ましくないですね……和睦が遠退く気しかしない」

「……神羅王には五人の子が居る。その最有力がカゲノリだが、他の者が跡目を継げれば和睦が進む可能性はある」

「有力な人は居ますか?」

「次男は病弱で床に伏せっていると聞く。長女も領主に嫁ぐ際王位継承権を放棄していた筈だ。残るは次女と三男だが、三男はまだ十歳にも満たない」

「次女というのは?」

「行動的で国民の信頼も厚いそうだが……何分なにぶん女の身。ディルナーチでは女王の例は無いから難しいだろう」


 それは、王族外の男が王になることを危険視した故の慣例なのだろう。


「となると、やはり次男が望ましいかな……。病弱なら治す方法もあるかも知れないし……」

「正直なところ、そこまで干渉すべきではないだろう。神羅国には神羅国の秩序がある」

「まあ……確かにそうですね。ともかく、今回は神羅王に会うのが優先ですし」


 目的を再確認したライは、適当に武具を見繕い購入。クロウマルは会計負担を申し出たが、全てライが支払った。

 久遠国の金銭はペトランズに帰る際どのみち返却するのだ。ならば有用に使うべきと判断したのである。



 そのまま近くの茶店の奥座敷に入り昼食を取ることにした一行。その間もライは握り飯片手に神具作製を行っている。


 優先して完成したのは飛翔神具。構築はトウテツに渡した具足と同一……《飛翔》《風壁陣》《加速陣》《自然魔力吸収・貯蔵》だ。


「……シギも良いものを持っていたが、これ程とは……」

「これはその後に造った物と同じですね。ツバメさんとヒバリさんが持っている型です」

「それと……今は何を造っている?」

「籠手と仮面を使った神具です。この先必要かは分かりませんが念の為に……」


 用意した籠手は左右一組。玄淨鋼製の板をずらしながら重ねて固定した形状で、魔石を埋め込み整えたもの。それをクロウマルとトビに一組づつ手渡した。


「右の籠手には攻撃魔法を、左の籠手には防御と補助魔法を。自然魔力を吸収して魔力を貯蔵出来ますから、負担も少なく使えます」


 右籠手には《氷月刃》《金烏滅己》《空縛牢》《大地乱槍》《雷蛇》。


 左籠手には《吸魔陣》《迷宮回廊》《纏装分身》《氷壁陣》《癒しの羽衣》をそれぞれ付加した。


 仮面の額部分には魔石が埋め込まれ、《千里眼》と《念話》《解析》それと《思考拡大・弱》が付加されている。



 《大地乱槍》は大地から鋭利な岩を突き出す広範囲攻撃魔法。《吸魔陣》は時折ライが使用している《魔力吸収》を魔法式にしたもの。《氷壁陣》は瞬時に厚い氷を発生させる攻防一体の魔法である。



「《纏装分身》は《思考拡大・弱》と合わせて使って下さい。最大で十体くらいなら何とか扱える筈です。それ以上は負担になる」

「お前の分身の様に姿を変えられるのか?」

「負担は同じですから可能ですよ。ただ想像に頼る場合はちゃんとした形を思い浮かべないと失敗するので、出来れば知っているものを元にした方が良いですね」

「わかった。感謝する」


 トビは満足げに装備を身に付ける。対照的にクロウマルはやや考え込んでいた。


「私には……過分な力にならないだろうか?」

「俺は信用した相手にしか神具を渡しません。それは、扱う側が応えてくれると信じてのことです。だからクロウマルさんも応えて下さい」

「ハハ……簡単に言ってくれるな」

「簡単ですよ。クロウマルさんが正しいと思った時に正しく使えば良いんです」

「貴公は人を信じ過ぎと思うのだが……」

「ハハハ……否定はしません。でも幸い、後悔したことはありませんよ?」

「そうか……。では私も、応えられる様にならなくては……」


 恐らく今クロウマルに必要なのは、過ちを知りつつも信じる者が居ることだろう。その意味でトビが同行したことは正解と言える。



 準備を整え紅辻を発つ前に、クロウマルはトウテツに会うことを懇願した。その覚悟を汲んだライは鹿雲城にてトウテツとの面会を果たす。

 けじめを付けなければ前に進めない……不器用なのはドウゲン譲りかとライが思うほどに、クロウマルは己を責めていた……。


 そして全てをつまびらかに明かしたクロウマルに対し、トウテツは無言で全てを聞き最後に言葉を紡ぐ。


「クロウマル様。前を向いて下さい。父の意を汲むならば前へ。私はその支えとなりましょう」

「トウテツ……済まない。ありがとう」


 これは禊ではない。これからの行動で全てを示さねばならない……クロウマルは涙と共に新たな決意を胸に宿した。


 人は心に大きな衝撃を受けた時、後悔を糧にその在り方を変えようとする。

 今のクロウマルが正にそうであり、その変化は目にこそ見えぬが蛹が蝶へと変わるように一気に成長を果たしていた。


「……それにしてもクロウマル様を連れて神羅国とは……相変わらずの無茶苦茶さだな、ライ」

「へへっ!スゲェだろ?」

「……いや、誉めてないからな?くれぐれも未来の我が王を頼んだぞ?」

「わかってるよ、トウテツ……」


 そこでライは小さくトウテツに告げる。


「この国は本当に良い国だよな……。だからこそお前もクロウマルさんを頼むぜ?」

「?……ライ?何を言って……」

「さぁ~、皆さん!新婚さんのチチクリ合いの邪魔すると跡継ぎが生まれないから、とっととズラかりますよ~!」

「うわっ!お前!ご、誤解を招く様な事を……まだ昼間……」

「さらばだっ!とぅ!」


 メトラペトラを素早く小脇に抱え天守の窓から飛び出したライは、そのまま“ ギニャーッ! ”という悲鳴と共に落下して消えた。


「…………」

「…………」

「………そ、それでは跡継ぎ期待している」

「ク、クロウマル様まで!」

「ハハハ……行ってくる」


 クロウマルとトビもライに続き天守から飛び出し去っていった。


「……毒されないかが心配だな」


 僅かな不安が残るトウテツは、クロウマルの良き変化にも気付いている。


(笑顔が柔らかくなられたのもライの影響か……。全く、お前って奴はどこまで……)



 トウテツは、天守の窓から一行の旅の無事を祈るばかりである。




 紅辻の街近くの森……ライとクロウマルが合流を果たし向かう先は、神羅国の東部にある小さな街。

 遥か上空に飛翔し、いよいよ神羅国へ──。



 ライにとってのディルナーチ大陸最後の旅が始まった……。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る