編集済
子孫に代々受け継がれていく一族の復讐心。
それはもう自分の子孫にかけている呪いとなってしまいますね。
恨みのみを支えに生きて行くようになると、虚しいどころか未来はありませんから。
本当に一族郎党が過去に翻弄されて消えてしまう前に、ハルキヨで止められて良かったと思います。
いや、まだこれだけでは、300年も続いたくすぶりは簡単には消えないでしょうから、これからリンドウたちが過去に向かい合い、何度も話し合い、浄化していかなくてはならいのでしょうね。
なんだか隣国との話にも似てますね。
人の気持ちはそんな簡単に、理屈では割り切れないから難しいものです。
赤村様の登場人物たちは、善悪のたった二つでは分けられないのが魅力ですね。
人が魔人になる理由には、そこまでさせた哀しい背景が潜んでいる。
一見ただの悪役に思える魔王たちも、本当は心弱いからこそ、魔暴力で自分を強化し、いつの間にか傲慢になってしまった心に操られている気がします。
人は強くも弱くもありますから。
だからこそ愛おしいのですが、そんな繊細な部分をいつも真っ向に受け止めるライのメンタルの方がニャンコ先生同様心配です。
もう魔法力がインフラを起こしそうなくらい、人の理解と力を上回って急成長していますが、心は相変わらずピュアなままですから。
少しくらい心にも纏装(いい加減さ)をかけないと壊れそうです。
とはいえ仮令それが出来たとしても彼は使わないのでしょうが。
時代に翻弄されたヤシュロとハルキヨの行く来世が、出来る限り安寧した時代であることを祈るばかりです。
PS.
どうか余計なご無理なさりませんよう、回復に努められてくださいませ。
最近読む物が更に増えてしまい、ますます遅読で申し訳ありませんが、
なんとか追いつきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
作者からの返信
コメント、いつも本当にありがとうございます!返信、いつも遅くて申し訳ありません。
m(_ _)m
コロナによる体調不良からはほぼ回復しました。御心配をお掛けしました。後遺症か喉が枯れてますが何とか復活です。
嘉神領の物語は最初の予定より悲劇になってしまいました。“魂の伴侶”を描くと同時に強敵と戦わせる流れが、過去の因縁に囚われた民と運命に翻弄され止まることができなかった者達の物語へと変化しました。
ヤシュロとハルキヨの願いはこの後も物語の中に続いて行きます。読んで気づいて頂けたら幸い……と思いつつ書いてます。
そして嘉神の騒動には実は裏設定がありますが……まだ書けてませんね。
(;´∀`)
コメントに頂いたとおり、『そんな勇者』は明確な悪と善の戦いは殆どありません。人間の善悪や思想、そして望まぬ悲劇に巻き込まれた者の暴走、譲れない願いの為に外道となる……といったヒューマンドラマっぽい事情が多いです。
一応、命や心を軽んじさせない為の演出でもあるんですが……ライはそれら全部を拾おうとする様に成長していってますね。強くなると益々それが増えて負担が増える流れです。弱い時の方が救えるものが少ないので割り切ることができてるのがミソですね(笑)
心を砕きすぎるが故にライは苦労が絶えない訳ですが、そこにも理由があったりします。メトラペトラやフェルミナとの出会いもまた偶然や幸運のみが理由ではなかったりと、その辺りも含めて描いて行く予定です。
私の作品、やたら長いのでゆっくり読んで頂けるだけでも幸いですよ〜。青田さんにはいつも励まされてますので改めて感謝を。本当にありがとうございます!
く(`・ω・´)
誤字の報告です
更に、黒身套を纏い自らの身体を「駒」→「独楽」のように回転させ飛び込む蹴り技……。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
度々お手数をお掛けします。本当に本当に助かります。
こうも誤字脱字ばかりだと少し恥ずかしい!しかし、赤村も元より恥ずかしい漢……前へ進むのみ!
頼ってばかりで申し訳ありませんが、余裕のある時で構いませんので今後とも何卒宜しくお願いします。
コメディが多い中に、シリアスでヒューマンドラマが炸裂ですね。
正義と悪。愛情と憎悪。胸に迫るシーンにジンワリです。(;ω;)
作者からの返信
コメント、いつもありがとうございます!反応が遅れていて本当に申し訳ありません。
m(_ _)m
ギャグ一辺倒では飽きられるのでシリアスを……と時折混ぜるのですが、書いていて自分で泣く人間です(汗)
特にディルナーチ大陸編はヒューマンドラマが多い傾向です。