第二部 第四章 第四話 鬼ごっこ


 メトラペトラが寝入ってから船外に出たライは、海王との『鬼ごっこ』を始めることにした。理由は単純。海王はそれしか遊びを知らなかったのだ。



 どうせなら修業も兼ねた方が効率が良いだろうと考えたライは飛翔魔法で海王を追い掛ける。しかし……海王の体内ではその分身体も翔べるらしく、ほぼ丸一日追い掛け回しても一度も捕まえることが出来なかった。


 ライは『鬼ごっこ』は中々にハードな修行だと思い知らされる結果となる……。



「ハァハァ……全っ然、捕まらねぇ……」


 疲れ果てうつ伏せに倒れているライ。その上に乗りはしゃいで笑う海王(分身)。メトラペトラはようやく目を覚ましたらしく、船の中からのそりと姿を現した。


「結局、遊んでやっとるのか……ま、予想はしとったがの?」

「い、いや……これ、結構ハードな修業ですよ?飛翔魔法で追い掛け回すのって思ったより大変ですし……」

「そういやお主は修業馬鹿でもあったのぅ……。で、どんな感じじゃ?」

「お陰様でかなり上手く翔べるようになりました。ちょっとした小細工も考え付きましたし」

「フム……ならば捕まえるまで続けい。というか明日までに捕まえて見せぃ!」

「うへぇ……無茶言いますね」


 海王の分身体は疲労と無縁な様で、今だ元気に跳び跳ねている。対してライは慣れぬ魔法に疲労困憊。食事休憩もしていない為、心無しか力も入らない気がする。

 だが、メトラペトラは『そのまま続けろ』と言うのだ。今までそこまでの強要をしたことは無かった……。


「よしっ!じゃあ……もう一回だ!」

「もういっかい?バベル!もういっかい!あ~そ~ぶ~!」


 気合いを入れ直して立ち上がるライ。メトラペトラの言に素直に従うのは、修業に関して全幅の信頼を置いているからである。

 マリアンヌと同様の尊敬すべき師匠──酒臭いのが玉に瑕……。


 海王はまるで宙を泳ぐように逃げ回る。急な加速や旋回による回避は、直線的な動きでは到底捕らえることが出来ない。ライは追尾しながら何度も逃げられてしまった。

 やがてライは、しばらく観察に徹することにした。真後ろから動きを真似、動きの洗練を続ける。もはや空腹など忘れていた。


 そしてその様子をじっと見つめているメトラペトラ。食事を抜かせた理由は、空腹で力を抜くことにより魔力の流れを鋭敏に感じさせる為。敢えて伝えてはいないが従っているので充分だろう。


 メトラペトラは、ライの持つ才覚を『集中力』『洞察力』『感覚』と判断している。魔力を大量に手に入れたといっても、覇王纏衣を発動したまま丸一日魔法を打ち続けるなどそうそう出来ることではない。ましてや不慣れな内は集中力が持続しないのが通常だ。


 だが……ライは数日で圧縮魔法を習得した。観察し、真似て、覚えるまでひたすら繰り返す。魔人化している自分の強さを自覚していないので尚更強さを求める。

 これはベリドとの戦いの敗北が精神に大きな影響を与えた故……。


 ライの現在の目標は【打倒ベリド】である。神格魔法を使い熟し、単独転移をも行使する存在……恐らく『高速言語』も利用しているだろう。そんな相手を打倒するのは魔王討伐する戦力を得ることと同義なのだが、修業馬鹿は気付いていない。


 尤も、気負いがある訳では無く『いつかは倒せる様に』との心持ちではある。それまでに誰かが倒せばそれで良いとも思っているのだが……相手が相手、『三大勇者』でも難しいかも知れない。



 そんな修業馬鹿勇者……。間もなく海王の分身体に手が届きそうな勢いだった。


(ほう……考えたの)


 メトラペトラの目が捉えたのは【飛翔】以外の魔法だ。

 飛翔魔法は速度を上げると当然風圧が上がる。これを避けるため眼前に空気の膜を魔法として展開。加えて足の底のみ風属性纏装を使用。これで加速や方向転換を効率的に行ない始めたのである。


 そしてとうとう──海王をあと一歩のところまで追い詰めた。


「アハハハハ!バベル!はやい!」

「おっと!コイツ!」

「キャー!アハハ!」


 急に方向転換する海王を追いかける為、宙を風属性纏装で蹴り鋭角に曲がる。更に二、三度宙を蹴ることで加速を可能にした。最後は飛翔魔法の出力全開で一気に詰め寄り、ガッシリと海王を抱きかかえそのまま空気の膜に突っ込んでフワリと止まる。


「はい!捕まえた~!」

「アハハ!つかまった!バベル!つかまえた!」


 海王を抱えメトラペトラの元まで戻ったライは、疲労と空腹によりその場で大の字に寝転がってしまった。


「あ~…は、腹減った~……」

「良くやった。よし……では褒美をやろうかの」


 メトラペトラが【鈴型格納庫】から取り出したのは大量の缶詰──中身は緑色野菜である。メトラペトラは非常食用に運搬船の食糧の大半を確保していたのだ。

 器用に爪で缶を開封し、呼吸の為に大きく口を開けていたライに容赦なく流し込む。


「モゴガゴ……ゴボッ!モガガガガ!グググ……ウッ…グガガガゴ……ガガガ……………ガクッ!」


 ライは白目を向いて『チーン!』と息絶えた……。



 魔人勇者……ここにあっさり死す。



 人々は忘れない……多分少しの間ならば。


 愚行を繰り返しながらも人々を救った勇者……そんなもの、探せばザラにいるのだ。野菜を喉に詰まらせ息絶えた……その点は稀であり、しかもあまりに中途半端な死ではあるが……。



 さらば、勇者ライ……君の蛮行だけは忘れない……。









 ご愛読、ありがとうございました。赤村先生の次回作にご期待ください。


















「って死ねるか、ボケ作者がぁ~!!」


 突然、口から野菜を撒き散らしライは復活を遂げた。その姿……さながら『ゾンビ勇者』と言えよう。いや、その生命力を考えればゴキブリ……『勇者G!』と言うべきかも知れない。


「ゲホッ……おいニャン公!テメェ……今、殺そうとしやがったな!?」

「ハハハ……?そ、そんなつもりは無かったんじゃが、ついの……」

「ざっけんなよ、ゴラァ!【ピーッ】で【ピーッ】した上に【バキューン】っすっぞ?この【バ【バキューン】】【 ズガガガガッ】【ホー……ホケキョッ】がぁ!!」


 黄泉路に足を踏み入れて『不適切発言』を連呼する程にすっかり人格が変わった『勇者G!』。流石のメトラペトラも少々反省したらしく、素直に謝ることにした。


「エヘヘ~?調子に乗り過ぎちゃってゴメンね~?もう!駄目だぞ?ア・タ・シ!そんなアタシはこうしてやる、プンプン!」


 メトラペトラが頭を“コツン!”と叩くジェスチャーをした時点でライが完全にキレた。全身から黒いオーラが立ち昇って見える……。


「……フヒヒヒ!どうやら今日のメシはネコ鍋と決まったようだな!?」


(マズイ!やり過ぎた!)


 異変を感じメトラペトラは脱兎の如く……いや、疾風の如く飛翔魔法で逃げ出した。当然ライはそれを追う。

 メトラペトラは必死で逃げ回るのだが、意外なことにライの方が微妙に早い。理由は、あの『空気の膜』と『足底の纏装展開』の工夫である。宙を蹴る度に加速するライは、常に足を動かし加速し続けている。さながら休まず泳ぐカエルの様な不気味な動きだ。


「わ、ワシが悪かった!な?そろそろ終わりしよう!腹も減ってるじゃろ?」

「ネコ……。【ピーッ】ネコ…… 【バキューン】する。必ず【ズガガガガッ】【カッコー】する……」

「ヒイィ!」


 メトラペトラは初めて恐怖というものを知った。生まれて十万年超……相手の力に恐怖したことは無い。それは今も同じである。

 だが……今感じている恐怖はまた別物。連呼されている【不適切な言葉】……何をされるか分からない恐怖。本来なら構わず撃退するのだが、何ぶん愛弟子……しかも自分の悪ふざけが原因である以上、理不尽は避けるべきと判断したのだ。


 結果……メトラペトラは逃げに徹することにしたのだが、予想以上にしつこく速い。“ビョーン、ビョーン”と足を動かし近付くライ……。そしてメトラペトラは、とうとう悲鳴を上げた。


「イィ~ヤァ~!!」

「……フヒ……ヒヒヒ……筋肉……【バキューン】…スーパーカリフラジリスティックエクスピオリドーシャス……【ホー……ホケキョ】……」


 すっかり壊れたライに追い回される大聖霊……。


 そして、海王は──。


「あ~?あそぶ~!ズルい!あそぶ~!」


 ライとメトラペトラの『追いかけっこ』に加わり、後に付いて行くのだった……。



 結局、空腹によりライが正気に戻るまで追い回されたメトラペトラ。丸一日恐怖から逃げ回った影響で燃え尽き横たわっている。その目は完全に死んでいた……。


「さて……じゃあそろそろ出ますか、メトラ師匠?」


 一方のライは、メトラペトラが出したままにしていた缶詰を器用に開封し貪るように食べている。海王の分身体もご相伴に預かっていた。


「……お……お……。そうじゃ……な……。ここは……暗い……。ひ、光を……もっと光を……。ヤツが……ヤツが来ぬうちに……」

「ヤツ?誰です?」

「……いや……別に………」


 余りの覇気の無さに心配したライは、メトラペトラを抱え全身を撫でる。原因はお前だ!と思いながらも、メトラペトラは瞬く間にウットリし始めた……。


「お……お……オフ……ゥン……。ハッ!や、やはりお主、テクニシャンじゃな……」


 もじもじしながらも覇気を取り戻した大聖霊ニャンコ。やはりチョロい──ライが心の中で『チョロニャン』の称号を与えたのは秘密である。


 ともかく、これでようやく話が進められる。


「で、脱出なんですけど……」

「ふむ……海王は応えてくれそうかぇ?」

「それなんですが……この子、連れてけませんかね?」

「それは無理じゃな。其奴は飽くまで分身体。体内から出れば消えてしまうじゃろ。意識は海王に戻るんじゃろうがの?」


 目の前には手掴みで缶詰を食べている海王(分身体)が居る。姿は人魚の子だが、実体は巨大なシャチ。実体ごと連れていくことはどうあっても不可能だ。

 しかし、ライには目の前の姿こそが海王の心を表しているとしか思えない。ベタベタにして食べる口の周囲を布で拭ってやると嬉しそうに笑うのだ。やはり放置することを考えると気が引けてしまうのは仕方ないだろう。


「じゃあ師匠の【概念力】で海王そのものをこの子に置き換えるとか無理ですか……?」

「ふぅむ……そこまでやると問題がのぅ……。海王の莫大な魔力をこの童まで圧縮することになるんじゃぞ?それは禁術【魔人転生】と同じじゃ。危険な上に苦痛で間違いなく抵抗されるじゃろう……」

「………じゃあ、この子の意識を分離出来ませんかね?改めて命を与えて連れて行くとか……」

「出来んことはないが、それじゃと海王の本体が脱け殻じゃぞ?それは避けた方が良いと思うがの?」

「何故です?」

「カジーム国が無事なのは【海王】の存在が大きいのじゃ。海側は海王が居るからこそ護られておるからのぅ。脱け殻の海王では船の往来は容易じゃろうて。それで構わんなら別じゃが……」


 【魔族国】と呼ばれるレフ族の国、カジーム。大陸に繋がる側は結界を張り守ることが出来ているが、海側は地形の有利としてほぼ無防備である。カジームの土地は魔力が枯れていて、あまり大地の魔力を使えない。つまり、地形に頼るしかないのだ。当然、沿岸の防衛は海王の存在がかなり大きく影響している。


「………ん~…」

「何とかしたいのはわかるんじゃがな……そもそも【命】に関わる部分はワシの領分では無い。あまり細かい調整は出来んぞよ?」

「………ん~……じゃあ一つの精神で身体二つってのはどうです?海王本体とこの子の意識繋げて……」

「話聞いとらんな、お主……」


 あまりに懸命に考えている様を見たメトラペトラは、呆れて溜息を吐いた。全ては救えない……以前も言った言葉だ。


「救うってのになるのか分かりませんが、フェルミナや師匠はずっと孤独だった様なんで……。寿命の概念がない大聖霊達がそれなら、魔物にはもっとキツいかな……なんて思っただけです」

「…………バカ勇者」

「うっ……!じ、自覚はあるんですよ?つくづくバカだなぁ、って自分でも!ましてや俺より強い相手に何様だとも。結局、メトラ師匠に頼るしかないし。だけど……あ~っ!クソッ!?」


 掻き毟るように髪を乱している姿に、メトラペトラは再び溜息を吐き肩を竦め首を振っている。


「誰に似たんじゃかのぅ……少なくともバベルはもっと冷静な奴じゃったんじゃがのぅ?お主の家族にそんな無謀な輩がおるのかぇ?」

「あ~……父には似てると言われますね。顔じゃなく性格がですけど」

「ふむ……一度会ってみるかの。じゃが、まずは脱出じゃ」

「それじゃ海王は……」


 寂しそうな顔をするライを見て海王はしがみつく。本能的に別れを察知したのかも知れない。


 だが、メトラペトラの言葉は予想とは違う言葉だった……。


「先刻お主が言った“一つの心で二つの身体”というヤツを試してみるかの……」

「メトラ師匠!」

「じゃが失敗しても文句は無しじゃぞ?何せワシの領分ではないからの。不慣れな上に対象は海王……上手く行くとは思えん」

「それなんですけど、一つ試したいことが……」


 ライの提案したのは、メトラペトラの力にフェルミナの力を上乗せするという前代未聞の方法だった。


「俺にメトラ師匠とフェルミナの魂の経路があるなら、二つの大聖霊の力を乗せられませんかね?」

「それは……」


 試したことがない。当然である。メトラペトラはライと契約するまで誰とも契約したことは無かったのだ。いや……それは大聖霊としては普通のこと。かつて契約があったのは【勇者バベル】と【時空間を司るオズ・エン】の間のみ。二人の大聖霊と契約したこと自体、前代未聞。


 故に……。


「……わからん。が、試してみる価値はあるかも知れんの」

「じ、じゃあ早速……」

「先に言っておくが、恐らくかなりキツいぞよ?負担が一番掛かるのはお主じゃ。それに大聖霊の力を掛け合わせ生命に行使する事などかつて無かったこと。ワシにも予想が付かぬ」


 それでもライは怯まない。苦痛ならエノフラハで有り得ないものを味わった。根拠は無いが今回も堪えられる筈……そんな覚悟の視線を読み取ったメトラペトラは渋々頷いた……。


「……やはり、お主は馬鹿じゃな」

「スミマセン、馬鹿弟子で……」

「フッ……。もし上手く行ったならば新たな称号をくれてやるわ。自ら進んで苦痛を望むお主に相応しい称号……『マゾヒスト勇者』をの?」

「嬉しくねぇっす……」

「何じゃ?『恍惚の変態勇者』の方が良いのかぇ?」

「どっちも要らんわ!!」


 そんなこんなと少しの休養を取り、いよいよの実践に移る。海王の分身体を前にライは説明を始めた。


「バベル……どうした?」

「俺はバベルじゃないよ。ライって言うんだ」

「バベルちがう?ライ?」

「そう。ライだよ。お前、名前は……?」

「なまえ?……なに?」

「名前無いのか?なら付けてやらないとね。海王は名前じゃないし……」


 メトラペトラに視線を向けたライ。メトラペトラは無言で頷く。


「良し!そうだな……じゃあ、お前の名前はリル。どうだ?」

「おぉ~!リル!ライ!リル!」


 互いを指差し名前を確認するリル。どうやら気に入った様だ。


「それでな、リル?今からリルのその身体……小さいリルを外に出られる様にする。勿論、大きい身体もそのままリルのものだけど、小さいリルなら何処にでも行けるだろ?」

「……?おっきいリル、ちいさいリル、おなじ?」

「うん。そうする為に少し痛いかも知れないけど、我慢できる?」

「……う~、わかんない」

「じゃあ止める?」


 リルは何やら考え首を傾げている。 だが、次の言葉でリルは結論を決めた。


「外で遊べるよ?」

「あ~!あそぶ~!そとでる~!ライ、だせる?」

「じゃあ、少し我慢できる?」

「する~!がまんする~!お~っ」


 はしゃぎ回るリル。メトラペトラに目配せして確認の後、準備を始める。


「よし!おいで、リル。少しじっとしてるんだよ?」

「わかった!がまん!がまん~!」

「ライよ。条件付けはどうするのじゃ?どちらの身体もリルの意思で統一じゃろうが……」

「そうですね……小さいリルは陸で行動できる様にもしたいですね。だから、呼吸と“足”は水陸で適応するようにお願いします。あと食べ物って大丈夫ですかね?」


 メトラペトラは足元をタシタシと叩きながら推測を述べた。


「この巨体で活動出来るのは、食料以外に【魔力】を栄養に変える器官があるんじゃろう。小さい方も同じと思うがの。先刻も物を食っとったし……」

「じゃあ、食べても食べなくても大丈夫にしてやって下さい。フェルミナもそうでしたし……」

「……わかった。では最後の確認じゃ。ワシの意思でワシとフェルミナの『魂の経路』を使う。じゃからお主には細かい調整は不要じゃ。じゃが一つ……意識を保て。『要』のお主が意識を失えば全ての流れが止まる。そうなれば何が起こるか想像が付かんからの?最悪、力が暴発し『要』のお主が消滅する」

「わかりました。でも、そんなつもりは無いですよ」


 命を懸けるのは何度目か……。しかも、その殆どが他人の為ばかり。旅を始めた頃と比べれば随分と『まともな勇者』らしくなった。始めは『それなりの勇者』を目指していた筈なのに……。


【誰に似たんじゃかのぅ……】


 メトラペトラの言葉が甦る。性格は似ているが、父はここまでの蛮勇をしていない筈だ。先祖……バベルは超越の力を持っていたが冷静だったという。では、誰に似たのか……。




『私は人間が好きだ。命が好きだ。世界が好きだ。だから全部救いたいし、全部守りたい。もし生まれ変わったなら、私もそんな……』




 頭の中に声が聞こえた。誰がそんなことを言ったのか全く記憶に無い。だが、その言葉に妙な共感を感じる。

 もしかすると、その人物の言葉がライの深い部分に影響を与えた可能性もある。そして、それこそが蛮勇の原因なのかも知れない……。


「ライよ!しっかり気を持て!行くぞよ!!」

「了解、メトラ師匠!」





 海王の体内に於ける最後の仕上げ。暖かい光がその洞を照らし始めた──。



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