第30話2-7-1.英雄たちは夢の中、聞こえるは鈴音―――キントハイト
―――逃げ場のない地下であっという間に囲まれた。フィーネの鎧を着て竜殺の槍を構える僕は疑似魔族の戦闘員数名と向き合っている。戦闘員たちは服を破りメタモルフォーゼしていく。霊眼で確認、それぞれTMPA換算で最低3万5千といったところか。強いな・・・。ゲヘナの戦闘員よりもかなり強力な兵隊だ。6体?もっとか。仕方ない―――
―――魔力監視システムから逃げるのは、あるいはすり抜けるのは、かなり慣れたな。
もう少し早くこの案件は片付けたかったがあいにく数日雨だったのだ。雨天決行も可能だろうけど、一つ二つ余計な作業が増えるのは
密やかに僕は都内に出没している。霊眼を使いあらゆるものから身を隠しながらここまで出向いている。以前なら髪で顔を隠し、黒衣の魔装鎧を
今はフィーネの鎧を纏い顔も出している、ノーブルブルーの髪を見られるだけで竜王家の一族なのは人によっては予想がつくだろう。リスクを楽しむと言うのは僕らしくないが自分でもよく分からない変化が起きつつあるのだろうか。
まああと半年生きられるかどうかという切羽詰まっているしな。
何度か都内に来ているうちに自信がついたのもあるだろう。今、とあるビルの屋上からお目当てのビル内部を遠隔視している。お目当てのビルは“イリホルガーデンセンタービル”だ。通称イリホビルだ。
超巨大なビルだ・・・総面積から考えれば小さめの市がすっぽり入るくらいだろうか。
イリホビルはここからは肉眼では見えない、深夜に何度か近くまできて情報はある程度事前に集めている。イリホビルからは僕は見えないし、これ以上近づくと魔力監視システムが強力になる。イリホビルには通常の企業も入っているし、3階と4階はバカみたいに高い高級料理店が並んでいる、さらに38階と39階の料理店は値段が跳ね上がっている。一食ランチ5000円とか・・・ありえん。美味しいのかな・・。5000円って食費4カ月分なんですけど・・・。
問題は45階より上の階すべてと、地下5階より下の階すべてだ。これらすべての階は西園寺関連の企業が名を連ねている。調べたところビルを建てたのも西園寺グループ子会社の不動産だった。
イリホビルは以前から眼を着けていたのだ。僕の以前の後見人の矢富沢がこのビルに色々ヤバいものを横流ししていたのは分かっている、恐らく行方不明の人も何名かはここに送られているはずだ。他にも3ヵ所ほど候補地を予想していたのだが都内のこんな中心とは・・・大胆だが、かえって目立たないか・・・。
―――細心かつ大胆に行くとしよう。
“空間覚醒転移”
要塞並みのセキュリティのイリホビルにテレポートで乗り込むのだ。
「―――お時間取っていただいてありがとうございます。結界は張ってありますよね?」小声での問いかけに僕は無言で頷く。
「早速ですがイリホビルって知っていますでしょうか?例のものはそこに届けられたようです」
しばらく前に根岸薫が僕にコンタクトを取ってきたのだ。一応僕は科学部部長だ・・・その科学部の部室、正確には化学室の隣の化学実験準備室へちょうど13日前に現れたのだ。例のものとは僕が解除した“黒曜重積爆弾”のことだ。
「思ったより早かったですね、根岸さん、さすが1高の新聞部部長さんですね」
「いいえ、私なんて何もできません、一貫した主義主張すらなくって、いやになっちゃいます」今日は質問攻めにしないのか、楽でいいわ。根岸はややいつもより内向的な喋り方だ。
「それより危ないことはしていないでしょうね?」
「もちろんです、じんめ様。色々な質問の中でそれとなく聞きましたし。警察関係者からお聞きしましたのでまず危なくはないかと思います」警察も西園寺グループの影響下なんだけど、まあ大丈夫でしょう。軽く僕はうなずいておく。
「ありがとう、予想の範囲内で助かったよ、海外だとさすがに困るしね」
「あ、で場所とかのイリホビルの情報はいりますでしょうか?一応まとめてきました」
「妙なセキュリティに引っかかってないでしょうね?」
「それは大丈夫です、あの・・・座ってもいいでしょうか?」本当に大丈夫だろうね?
「・・・どうぞ」根岸薫は丸椅子に腰かけた。今まであまり彼女をまじまじ見たことがなかったが、いつもより大人しい彼女は女性っぽく見える。
あれだな、黒アリスとは別の意味で残念な女生徒だな、西園寺の犬じゃな。そういえば飛び入りで一緒に美人コンテストに参加したんだったな。まあ貝沼まどかと僕が同一人物というのは気づいていないようだが。・・・美人コンテストに出なければならないなんて・・・みんな貧乏が悪いんだ。
「私あの、こないだのお話を聞いて私・・・自分のジャーナリズムと向き合うことにしました。子供新聞を書いているようでは一歩も先に進めていないことは分かってきました。私の作る文章には何の力もないのだって、最近、私が以前書いた文章を読むと恥ずかしくて恥ずかしくて。夜中に飛び起きるくらい・・・」なんのこっちゃ?意味わからへんわ。
「人間は成長しない、めったに・・・自分の殻を破るのは大変でしょうけど、根岸さんならきっといい記事が書けますよ」僕は一体何を口走っているのだろう・・・この人は西園寺の犬なのに。
ガシッ!根岸薫は両手で僕の右手をおもいっきり握ってきた。
「そ、そう思ってくださいますか?うれしい、私、私うれしいです。あ、あ、ごめんなさい。つい私ったらじんめ様の手を握ってしまって・・・すみません、すみません」顔を真っ赤にした根岸薫は名残惜しそうに手をはなす。
―――む?接触系の術か何かか?いやなにも魔力は感じないが。
「そ、それよりも私あの、気になることがありまして。イリホビルに行くおつもりでしょうか?あの爆弾、関係者はブラックボムって呼んでいましたけれど。作ったのがもし西園寺グループでそれをテロ組織に使用させていたとしたら、私思うんです。す、すごく危険です。調査するのは無茶です」
「根岸さん大丈夫です。無理はしません」
―――そして僕は無茶なことにイリホビル内部にテレポートで潜り込んだ。
根岸薫はその後もう一度僕の手を両手で握り耳まで真っ赤にしてどうしてもじんめ様にお伝えしたいことがありますとか言った瞬間、化学実験準備室のドアが開いて第1高、生徒会書記の更科麗良が現れた、急な用事で根岸薫を探していたとのことだった。さすが天才探偵と呼ばれるだけのことはある。
更科麗良、すごい情報収集力だ。しかし麗良のおかげで助かったのかもしれない、根岸薫は手を震わせながら何かを言おうとしていた。・・・僕に効くとは思えないがサードアビリティのなにかだろうか、あの話の流れから突然僕を攻撃することを思いつくとは女性は恐ろしい・・・。気を付けなければいけない、一寸先は闇なのだ。
闇と言えば僕は今イリホビルのサーバー室の闇の中だ。ビルのいくつかの配線をシャットアウトしてもう一度テレポートしてサーバー室にいるのだ。何をするか事前に決まっているために僕の行動は迅速だ。セキュリティを自己診断モードにして各エリアのセキュリティを段階的に切るのだ。どうしても行くべきところは3ヵ所。人は驚くほど少ないはず、邪魔が入らなければ簡単だろう。しかし魔力結界は非常に濃密でさすがの僕でも明確には覗けない。
だが事前に魔力結界内に何を運んでいるかでどこが何の部署か分かっているし見えない部分も大体予想して来てはいる。
まず地上52階へテレポートで飛ぶ。52階は一時的に監視カメラやセンサーは切れている。
(さてさて急がないとな)
魔力監視システムはヴィジョンアイ・クラッカーモードを最大限使い、すり抜け続ける。つまり魔力を大量に消費することになる。
52階は3層構造になっている。ドラゴニックオーラがあるといってもテレポートは多用できない。
ん?ラッキーだこの時間、人は全くいない・・・まあ事前に少ない時間を調べているが。ガードロボットだけだ。監視システムは切ってあるから攻撃どころかこちらを認識できないはずだが。
さっさと僕は雷系抗術を使い一つ目のロックを外し中へはいる。
恐らくここはクリーンルーム。ガードロボットがポッド内に格納されているが侵入者が近づいても反応は無い。
(クリーンルームに髪の毛一つ落とせないな。何かあればすぐ足がつく)
慎重にかつ迅速に二つ目のロックも難なくクリアだ。
奥の実験室のような部屋に入る。
―――いや部屋というかかなり巨大なこれはラボだ。中央は一段下がっておりさらに中央に直径5m程の床から天井まで伸びてる機械?器具がある。その円柱状の何らかの機械から等間隔で90°づつずれて4本のパイプ状の何かが斜めに生えているが、さながら植物の茎から葉が生えているような形だ。4本のパイプの上面はオレンジ色で透明だ、非常に強力な結界だがこれだけ近ければ余裕で霊視できる。
―――あった、ブラックボムこと黒曜重積爆弾だ。
!!
最低72個×4本はある。一個の爆弾を都心で使えば建物や車や植物には一切害はないが範囲内の人間だけ数万人は命を奪うシロモノが最低280個以上―――いやまてまて。この円柱状の機械は上下にスライドするようだ。ブラックボムが入っているパイプは4本どころじゃないな。
霊眼で確認パイプは16本、内部までは見えないが単純計算で72×4×4で1152個のブラックボムがある。
開発しているというより、すでに量産している?ブラックボムは戦争では相手の兵器は壊せない。例えば無人兵器には無効だ。何に使うつもりだろうか・・・。
瘴気をバラまく爆弾だ。これはクローン召喚獣や人工召喚士のように公では売れないぞ。西園寺グループは利潤を求める企業の集合体だ。持っているだけでリスクのあるモノだし非人道的過ぎて兵器として売れないだろう。・・・では使い道はなんだ?テロ組織に売りまくるか?・・・しかもこの術式は・・・自動でブラックボムを対象地点まで飛行させるのか・・・じかも地下にもぐる?地雷のように使用するのだろうか。
いくつか仮説は立てられるがあまり時間的余裕はない。
――――??
おかしい・・・何かを察知して円柱状の機械から離れ音も無くいくつかある何らかのコントロールパネルの裏に隠れ気配を消す。
―――なにかいる―――?
クリーチャーだ、全身銀色の鱗で細長いトカゲのような形だ。しっぽまで入れて体長6m20㎝といったところだ。TMPA換算で5万以上!・・・桔梗並み?・・・かなりの強さだ、召喚獣か?しかし近くに召喚士はいない。感じとしては魔族か?それも中級以上の強力な魔族だ。
完全に気配を消して霊視する。おかしいぞ。近辺に召喚士はいない、どうやって存在しているんだ?
・・・いやなるほど身体に魔晶石が埋め込まれている。本物の魔族と同じだ。魔獣族のクローン技術を応用して魔族も作っているのか?しかも召喚士を必要とせず魔晶石を心臓(コア)として?しかもこのエリアを侵入者から守らせている?
・・・もしくは本物の魔族?・・・いやそんなはずは。
ほとんど気配のない僕に気付いて出てきたのか?だとすれば、なかなか優秀な探知能力だな、やっかいだが。
コントロールパネルにアクセスしたいができるか?やつにバレずに抗術で強引に起動させてできるだけ情報を見たい。やつにも興味はあるが。
―――しかしこのラボでは中級魔族や上級魔族を製造できるのか?
だとしたらとんでもないことになるが。戦争やテロに使用するつもりだろうか?
―――できる限りの事を雷の抗術で行い、この場をテレポートで去ることにする。
何とか銀鱗の魔族にみつからなかったが大問題がある。ここから去らないといけない。銀鱗の魔族は明らかに何か異変を感じてその原因を調べている。
霊眼で“空間覚醒移送”の詠唱時間を強引に短縮する。気配を消しながらテレポートするのは不可能ならせめて短縮するしかない。
銀鱗の魔族があっという間に僕に気づく、天井をつたってこっちへ来る。まずいな、戦闘になれば増援が来て逃げるのは困難に・・・目標達成は無理になるだろう。
詠唱時間を短縮しても全然間に合わないのか。
―――ガッコーン―――
銀の魔族は踵を返して音のした方に牙をむいて天井からジャンプしていく。
“空間覚醒移送”発動だ!
―――今度は地下16階だ。
(ふうぅー、危なかった)
ラボのコントロールパネルを抗術で操作して、僕から一番遠いパイプ部分を動かしたのだ。
(ここを含めてあと2ヵ所か、思ったより大変だな・・・一人はやっぱりきつい。仲間がいればな)
地下16階から下は全く遠隔視できなかったのだ。何かあるのは間違いない。監視システムは今度は地下だけ切れている。時間内になんとかしないと。
なにかあるな地下17階か?
ん?音がしている。セキュリティがおかしいのに気付いているな、つまり恐らく働いている職員や警備員がいるのだろう。近距離しか使えないが霊視、霊視、霊視だ。
安全で早い経路を探さなくては。
あった。エレベーター以外で降りれる方法・・・ダクトがあった。その中へ入りあっという間に地下17階だ。スピードだけは僕は桔梗以上なのだ。
・・・地下17階へ降りて霊視でだいたい新型兵器がありそうな方向へ急ぐ。ドアのロックは雷の抗術で一瞬で開けていく。
細く紅い照明だけの通路を音も無く抜けて広いところへ出た、いや出ない。
警備がいる。それも複数だ。
(まずいな・・・いや。この感じはゲヘナの戦闘員と同じだ。自我はない操り人形だ。なるほど、決められたことしかしない人形なら情報が洩れることはないか・・・しかしこの戦闘員はかなりの魔力・強さだ。どういう調整をされているのか・・・。考えよう・・・監視システムはダウン中。結界はすり抜けている、僕の侵入はまだバレていないはず、最も賢い選択は・・・)
「やあ、こんにちは、みなさん。お元気ですか」
どう見ても普通の人間に見えない怪人に僕はつかつか歩いて、しれっとあいさつした。
「ギョ?」
「ギョギョグ?」
あっという間に囲まれた。戦闘員たちは服を破りメタモルフォーゼしている。それぞれTMPA換算で3万5千といったところか。ゲヘナの戦闘員よりもかなり強力な兵隊だ。
じっと相手を観察する、何一つ見落とすわけにはいかない。
7体、8体・・・もう1体。全部で9体。
なるほどやはり3の倍数だな。基本生理は魔族に近いのだろう。
魔族は必ず3体で行動するのだ。
同時に3体がマジックボールで攻撃してきた。
―――僕は避けない。
「ギョ?」
「ギャオオ?」
「ギギ?」
戦闘員が明らかに驚いている。
「ごめん、ごめん。僕にはマジックボールは効かないんだよ」
“二重奏”“裂空覚醒”
キ―――ィン!
空間が裂けるかというほど濃密な爆風の刃だ・・・。
が、刃は僕に届いた瞬間に消えた。
「ごめん、ごめんそれは効かない」
“二重奏”“水禍覚醒”
ドズッバ――――!!!
とてつもない威力の水圧の魔法だ。
が、その魔法も僕の身体に届いた瞬間消滅した。
「あの、ごめん。それも効かないよ」
9体の戦闘員、恐らく疑似魔族だろう。魔晶石は身体の中にない。
その9体全部が詠唱を開始した。9体は僕を囲みそれぞれの身体は魔力で結ばれ。僕は魔力の半球体の檻に閉じ込められた。4体が覚醒魔法、のこり5体がアンプにまわるようだ。
“四重奏”“圧縮覚醒列斬”
周囲の大気に爆発的な風の魔力が集中してくる。恐らく一点に集中する反応点の攻撃力は桔梗の爆裂拡散粒子咆より上だろうか。
強烈な炸裂音と閃光だ。
ジュッババババン!!!!!
「あ、ごめん。それは跳ね返る」
そういった時には9体とも消し飛んでいた。
9体の魔族は粉々になって原型をとどめていない。通常の魔族同様に身体が崩れて消えていく。
「そもそも竜殺属性の槍だよ。僕が持っているのは。魔族かぶれの君たち向きじゃない、反射を想定したほうがいいよ。よく見ないとね」
「そもそも僕の能力で倒すと侵入者ありって自分で証拠を残しているようなものだしね、反射抗術だけしか使わない」
「・・・そもそも聞いてないか、侵入者を全力で排除せよって命令だろうから何をしてくるのか読みやすいんだよね。場合によって戦わないとか逃げる選択肢を与えないとね」
思ったより時間があまってしまった。事前に9体の戦闘員の攻撃を予想して反射抗術を順に組んでいたのだ。・・・最後は予想通り“圧縮覚醒列斬”でよかった。侵入者がここにいた形跡は何もないはずだ。
しかし僕は対人恐怖症だが不思議なことに魔族はちっとも怖くないな。
そして自分をコントロールするのは難しい、ましてや他人は・・・だ。
・・・一人は安全だ・・・だが手駒はいる・・・相反するがなんとかせねばならない。
―――なるほどコレか―――
恐らくこれが新型兵器のパイロット版といったところだろう。
これを開発していたのか。
目の前に巨大な竜の顔だけがある、地下17階18階19階をぶち抜いて巨大な竜族が3体、身体を縦にして眠っている。なにやら特殊な薬液が身体を包み浮いている。すでに成体なのか幼生なのか、どちらにしてもかなりの大きさだ。鱗の一つ一つも巨大で金色の鏡のような光沢だ。一つ一つがそれぞれ召喚戦士が使うミドルシールドになりそうだ。霊眼で計算する戦闘能力は相当な高さだ。
すごいな・・・葵が倒した古代の改造竜アジ・ダハーカより少し劣るだろうが、非常に強力な竜だ。3体ともそっくりとなると。
そう・・・しかも3体?ということは魔族のDNAが混ざっているかもしれない。
まさか竜族のクローン化に成功した??大量生産する気か?こいつらが外へ出たら・・・魔力の帯びていない通常の兵器による物理攻撃は一切効果ないだろう。
疑似下級魔族の戦闘兵、人間のみ殺害するブラックボムの量産、魔晶石を埋め込まれた人造魔族・・・とてつもなく強力な人造竜族・・・何をする気だろうか。
しかし人造竜族は完成していないな・・・霊視すると、これはこれではコントロールできないぞ多分。
超巨大ビルではあるが・・・このビルだけでこの国の召喚士や自衛軍を含めた人間を皆殺しにできうる軍事力がここにある・・・ゲヘナとは比較にならない・・・当然か。氷山の一角だとすると全世界と戦争でもする気か・・・。そうだとして一体だれの命令で?理由は?
無数の仮定を考える必要がある。固定概念を廃して、感情はいらない。
くだらない正義感や感傷、また驚愕を主とする感情は判断を鈍らせる。
―――さてと、最後の1ヵ所にテレポートで飛ぶ。
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