お茶の話2 ~煎茶道から遠く離れて~

さて、100gの煎茶をもらってしまったけど

急須がないからどうしたらいいか、についてはご理解いただけたかなと思います。


『お茶パック買ってね』がFAです。


とはいえ、お茶は開封したらおよそ1ヶ月で飲みきって欲しい

というのがお茶屋さんの目安です。

ムリー、ひと月で30回も飲まないなー、や

これ200gパックだわ…の対処法についてです。


『茶香炉』を買いましょう。


(参考:https://www.amazon.co.jp/dp/B013C2G0P6/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_3Dt6CbZ1K2VQK)


急須じゃないんかーい!と思ったあなた、

急須、ちゃんと毎回洗い物します?

洗うの面倒で結局使わなくなるんじゃないですか?


そんな怠け者には後始末の楽チンな茶香炉です。

茶香炉。

なんかおシャンな響きではないですか?

そもそも香炉なんてめったに使うものじゃないです。

アロマテラピーが流行ったときにアロマディフューザー買いました?

私は無印のを買いました。

ライトが点いて、蒸気が吹き出るタイプです。お店に置かれてる、アレ。


ええ、使いましたよ、オイルにハマってたくさん持ってたので。

3ヶ月は寝しなに使ってましたね。


その後、洗うのが面倒でしまい込んでます。

なんであんな複雑な形状なんだよ~_(:3 」∠)_


そう、そういう人でも大丈夫なのが香炉。

洗わないから。軽く拭くだけで大丈夫だから。

なのにおシャン。


よくね?


使い方は簡単。

皿にお茶をティースプーン1杯分広げて載せてください。

蝋の扱いだけ気をつけてください。

ちょっと時間はかかります。ゆっくりおまちください。


下から炙るうち、すごい懐かしい香りがしてきます。


日本人は里山の風景を見ると、住んだこともないのに『懐かしい』と感じるようです。


お茶を焙じる香りもこれに通じる気がします。


清涼な薫風と香ばしさ、かなりリラックスしますよ。


焦げ臭くなる前に捨てます。

目安は茶色が黒っぽくなったら、かな。


そして『香炉』です。

毎日使うような道具じゃないですよね。

そう、1週間に1回でも、毎日でも、自由です。

なんの制限もない。

しかも『飲むなら1ヶ月以内』でも『香り』なら消費期限関係ないです。


もちろん開封してからあんまり古くなると、香りも弱くなりますけどね。

(あと、やっすいお茶は香り弱いかな…)

(まあ贈答品ならそこまで安くないと想定してます)


ちなみにすでにアロマ用の香炉を持ってる方は、

天皿の買い換えで済むはずです。

アロマオイルだと水を張って、その上にオイルを1~2滴落として使いますから

お皿は陶器だと思います。


そのままでも使えるとは思います

(アロマ用でも空焚きだってありうるから直火OKな素材だとは思うんだよね…)


でも焦げがつきますから釉薬がかかってない(ガラスっぽいツヤツヤがない)陶磁器の小皿を専用に用意するのがいいです。

『直火OK』で探すか、お店の人に聞いてください。

磁器のサラッとしたものか、

土鍋の底のような半磁器になるんじゃないかな。


蝋は共通です~


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