第829話昨日見て 今日こそ隔て 我妹子が
昨日見て 今日こそ隔て 我妹子が ここだく継ぎて 見まく欲しきも
(巻11-2559)
昨日逢って、今日一日離れているだけなのに、どうしてあの子にこれほど続けて逢いたくてたまらないのだろうか。
恋が一番激しい時期と思われる。
とにかく四六時中、時をおかずに逢っていたくて仕方がない。
若い男性のような感がある。
あからさま、と言えばその通りで、心を偽るとか、隠すようなことが、まるでない。
実に素直で、すがすがしさまで、感じる歌である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます