最終話 もう独りでは生きられないへの応援コメント
執筆、お疲れさまでした。そして完結、おめでとうございます。
作者からの返信
夷也荊様
労いのお言葉、ありがとうございます。
また、拙作への度々のレビュー大変感謝いたしております。
第18話 兄の幻影への応援コメント
興味深い展開です。ひとつ前の章からの引用、恐縮ですが、
「人に踏み込むのも、踏み込まれるのも怖い。人の人生を変えるのも、人の心に触れるのも怖い。余計なことを知ってしまうのも、怖い」とは、そのとおりです。
しかし、この御作品のタイトルは『私たちはもう独りでは生きられない』なのですね。どのような結末に向かうのか、やはり不安な美しさが消えません。それは、魅力的という意味なのです。
作者からの返信
宵澤ひいな様
コメントありがとうございます。
当作品は、私の不得意なそれなりの長編(それでも短いものですが)であり、なおかつ恋愛ものという私の作品中でもかなり異質なものになっております。いやはや、完成度が高いとは口が裂けても言えないものですが、読んでいただいて恐縮です。
その一文は、当作品のメインテーマでもあり、また私自身の人生における大きな葛藤でもあります。恐らく、様々な人々にとってもそうでありましょう。その部分にしっかり着目していただけたこと、嬉しく思います。
はい。仰っていただいた通り、『独りでは生きられない』のです。結末に対しても、それが一番のテーマになる予定です。
魅力を感じていただけて、光栄です!
第15話 夕日への応援コメント
「人間はあらゆる現実に対応する感性の鋭さと、同時に鈍さを持ち合わせている」から狂わずに済むのでしょうね。しかしながら、この物語に鈍角は見当たらず、やはり鋭角の硝子です。それは不安な美しさ。だからこそ惹かれます。
作者からの返信
宵澤ひいな様
コメントありがとうございます。
『存在の咆哮』などと比較すると、どちらかといえばライトに書いている作品ではあるのですが、その中で「鈍角は見当たらず」とご感想いただいたこと、大変嬉しく思います。
「人間は…持ち合わせている」の部分に着目して下さったその眼光の鋭さ、感性の鋭さ、鋭敏さに感服するばかりです。
思うに、不安な美しさというのは、私の多くの拙作に共通したテーマなのかもしれません。
この視点を持つことができたのも、宵澤様のコメントあってこそです。ありがとうございます。
最終話 もう独りでは生きられないへの応援コメント
完結おめでとうございますm(__)m 美しい男女が、不安をおぼえながらも交流を希求するさまは、現代を舞台にした綺麗な純文学に思われました。さいご、ふたりを繋いだのは煙草……煙のように儚い、しかし鮮やかな読後感でした。読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
宵澤ひいな様
コメント、完結への労い、ありがとうございます。
どこか不安定な、不器用な、登場人物の彼ららしい作品にできたかなと、個人的には満足しています。
『綺麗な純文学』、光栄です。私の目指したい小説は、まさにそこにあります。
いつものごとく、やはり煙草を最後のキーポイントとし用いてしまいました(笑)
その中に儚さと鮮やかさを読み取っていただいたこと、嬉しく思います。こちらこそ、お読みいただき、ありがとうございました。