第3話蹴り飛ばされて・・・

目が覚めるとムキムキのおっさんがいた。


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あの後自称・・・誰かさんに蹴り飛ばされ、冒頭に至る。


え?こんなに短い解説だったら冒頭の~とかやらなくていいんじゃないと思ってる、そこのあなた!


俺もそう思います。だがしかし、一回やってみたかった(涙)

閑話休題


「おい、嬢ちゃんここで何をしているんだ?もしかして迷子か?」


ア゙ぁ?嬢ちゃん?誰のことだ?


『アー、アー聞こえてるかな。?』

 誰かさんの声が頭に響く。思わず蹴られたときの事を思い出して顔をしかめてしまう。


『うん、その顔は聞こえてる証拠だね!じゃあ、話すよ。まず、君には異世界に行ってもらった。そこまではいいよね?』


うん?どこがいいのかな?蹴り飛ばされたら異世界転移ってどういうことなのかな?


「おい、嬢ちゃんしっかりしろ!」

『でね!そっちに行くにあたって、体の方はまさにチート。そっちではできないことはそんなにないよ!』


チートがあるのかそれならまぁ


「お!ちょっと意識が戻ったようだな。」

『それにだよ!転生した体がそうだったってこともあるんだけど

君は女の子になったんだよ!良かったね!君って女の子大好きでしょ!』


女の子?俺は試しに下半身のあそこら辺を試しに触ってみる。・・・



「あ、ぁぁ・・・」

ない!


「おい、馬車をいきなり止めて何かぁ


「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー」

サッと血の気が引き冷や汗が出る。鳥肌が立つ


嘘だろ

『嘘じゃないよ!』


俺は意識を手放す。


「嬢ちゃーん!」


最後にそんな声が聞こえたような気がする。



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