第2話忘れてた

 「ねえ、少し聞いていいかしら。」


今俺はよくわからないところにいる。

これってまさか異世界転生?


「ねえ、聞いているのかしら。」


いやぁそれにしてもここどこかな?


「ねえ。」


あぁ、眠い。



「グスン・・・何で無視するの。うぅぅ」


あっ、さすがにやり過ぎた。てかメンタル弱っ


「え、あ、その、どうしましたか?」


「どうしましたかじゃないわよ!何で話を聞いてくれないの!いいのか?泣くぞ?もっと泣くぞ!」


「え、あ、あはははは。」

メンドクセー


「なによそのあからさまに嫌そうな顔して!」


おっと俺のポーカーフェイスが


「なによ!急に無表情にならないでよ!」


 じゃあどうしろと?


「はぁ、もういいわ。」


・・・あ?喧嘩売ってんのか?コイツ喧嘩売ってるよな!


「何で警察や病院に電話しないの!」

「・・・あ」


完全に忘れてた


「これは、その、あれだ、ほら、どうせ間に合わなかっただろ!」

「いや、間に合ったわ。」

「証拠は?証拠がないのに認めることはできないなー?」


「なら、私が神だってことを証明することができたら認めてくれるかしら?」






「え、何で?」


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