史実解説 ジョージ・スチーブンソン

「スチーブンソンはイギリスの技師よ」


「日本じゃ鉄道を発明した人って言われているな。どんな人なんだ?」


「スチーブンソンは貧しい家に産まれ、学校にも行けなかったわ。だから彼は働きながら読み書きを学んだの。努力家の偉人ね。彼も、彼のお父さんも炭鉱で働いていました。当時のイギリスは産業革命真っただ中で石炭の需要がとても多かったの」


「天空の城ラピュタのパズーと親方みたいな感じかな?」


「ところが、お父さんが炭鉱の事故で失明してしまうのよ。当時の炭鉱では石炭が可燃物であるのにもかかわらず、普通に松明を照明器具として使っていました」


「粉じん爆発って知っているかぁ?」


「そこでスチーブンソンは粉じん爆発を起こさない安全な照明器具を開発し、見事成功します」


「小麦粉涙目」


「そして1814年から蒸気機関車の開発に乗り出したスチーブンソンは15年の歳月をかけて蒸気機関車を完成させるのよ。完成した蒸気機関車はイギリス中に、世界中に引かれ、たくさんの物と人を乗せて運ぶことになります」


「今回偉くまじめだな」


「その分本編で活躍するから問題ないんじゃない?」


外見情報:

イギリス人

白人男性。キリングワースで炭鉱の蒸気ポンプ技師をしていた頃。照明器具の開発したころの比較的若い姿で召喚される。クロノスエクスプレスの車掌として勤務し、その仕事ぶりは『非常にまじめ』である。

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