モリアーティの時間管理列車

史実解説 アマテラス

　その昔、天照大御神という大変美しく、神々しい女神がいました。女神が剣を大海に突き刺すと、そこに大地が産まれ、草木が芽吹き、生き物が産まれ、そして人間が住むようになりました。

　これが日本の誕生です。

　ですが、日本人たちはあまりにも愚かでした。

「ヒャァツハーー！！俺は日本人だ！！！日本人を殺すぜーー！！！」

「た、助けてくれえええ！！！クマソ一族だああああ！！！！」

　モヒカン頭の日本人は釘バットを持って日本人を殺しました。

「ヒャッハーー！！俺も日本人だーー！！日本人を殺すぜーー！！」

　モヒカン頭の日本人は火炎放射器を持って日本人を殺しました。

　天照は嘆き悲しみました。そして天の岩戸にその身を隠したのです。

　太陽の女神である天照が姿を隠すと、地上には太陽が昇らなくなりました。すると愚かな日本人たちは皆改心しました。

「俺達が愚かでしたーー！！天照さまーーー！！」

「この世で一番美しい女神はアマテラス様ですーーーー！！！」

「この世で一番スタイルがいい女神は天照さまですうううーーー！！！」

「世界中の何百万と存在する女神の中で最も偉大なのは天照様において他はありませぬううううーーーーーっつつつつつうっ！！！！」

　人々の嘆き悲しむ声を受け、天照大御神身は・・・

＊

「あれ、弥一は？」

「自室で休息を取ると食堂から出て行ったが？」

　スタタ・・・

「ねぇ聞いてよーーー！！私の史実解説ーーーっううう！！」

「俺には重要な使命がある。これからの人類の歴史を守るため、まずは休息を取らねばならない。戦士には休息が必要なんだ」

「戦うのは知識が必要なのよ！体ばっかでもダメなのよ！知識が、歴史と経験に基づく正確な知識こそが重要なのよ！！！」

「ざけんな。不必要に演出されただけのてめぇの自慢話じゃねぇかよ。聞くだけ時間の無駄だ」

「史実通りだから！本当に史実通りなんだってばあああ！！！！」

＊

外見情報：

黒髪の美人・・・らしい。

付くべくところにちゃんとついていてスタイルはいい・・・らしい。

ただしどてらにフード。眼鏡という格好で、普段は据え置き、スマフォ問わず部屋でゲームしかしてないらしい。