史実解説 ジェームズ・モリアーティ
「ジェームズ・モリアーティは厳密には史実の人間ではないわ。推理小説の登場人物に過ぎない。その昔、19世紀のイギリスにコナン・ドイルという人がいたわ」
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ドイル「はぁー。俺の書いた本馬鹿みたいに売れるけどもう小説書くの飽きたなぁ。一生遊んでても使い切れねえ金稼いだし。もうやめてぇな」
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「ドイル仕事しろ」
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ドイル「そうだ!ポッと出のラスボスっぽい奴出して、そいつとホームズ戦わせて終わりにしちまえばいいんだ!!うはっ!俺様天才超サイコー!!!」
トルルルルウルルルルル
編集者「すいません。ドイル先生。原稿できましたか?」
ドイル「あ、名探偵シャーロック・ホームズだけどね。次で終わりにするから」
編集者「そんな!困ります!!うちの出版社が倒産しちゃいますよ!!」
ドイル「てかもう印刷所に入稿して輪転機で刷って今朝本屋に並んだらかね。じゃねー」
編集者「ああーー!!本当にもう本が並んでるよーーー!どうしよーーー!!」
<ディテクブマスターホームズ 最終回 今、すべてを終わらせる時!!>
モリアーティ「フハハハ!よく来たなホームズ!ここが貴様の墓場となるのだ!!」
ホームズ「人質のハドソン婦人を返してもらうぞモリアーティ!!」
モリアーティ「実は今までの事件は私が仕組んだ事だったのだ!!」
ホームズ「何!なんという大悪党なのだ!!」
モリアーティ「それとハドソン婦人は体調を崩しておいたから病院に送り届けて置いたぞ!!」
ホームズ「なんて親切な奴!!貴様は間違いなく英国紳士!!」
モリアーティ「さぁ安心して死ぬがよい!」
ホームズ「そうはいくか!くらえ、バリツ!!」
モリアーティ「なに?ぐああああ!!!しまったああああ!!!!」
ハドソン婦人「大変!!ホームズがモリアーティと共に滝に落ちてしまったわ!!」
ワトスン「大丈夫だ!!死体は確認されていない!!必ずホームズは帰って来るさ!!!」
ドイル先生の次回作にご期待ください!!!
ららら~~らららら~~~~♪
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「これがほぼ史実通りのモリアーティ教授の活躍よ!!」
「瞬殺やんけ!!!」
「ポッと出の使い捨てだった悪役はその後もホームズの永遠のライバルとして続編が造られる存在として進化したわ!!それがジェームズ・モリアーティなのよ!!」
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外見情報:
イギリス人。
年齢50歳代。ただし、20世紀に入るまで医療技術が未発達なため、十分高齢。
白髪長身の白人男性。背丈は高く、また年齢の割には体格はよい。英国紳士らしい態度と服装。独特の『悪』の美学を追及する。
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