第35話 skeleton in the closet
「ありゃやべぇな」
「なんだあれ、すごい威力だな」
「あんぐらい俺様でも出せる」
眼下に広がる感心した様子の二人と、不貞腐れている一人。
身の毛がよだつ程の威力。
想像を絶する破壊の力。
それを目の当たりにしたものはこう言った。
「よし、前に決めた通り、撤退だな」
「アァ!?くそビビりが!情けねぇ」
曇天に隠されていた陽光で、ビルたちが照らされる。
それはビルの室内も同様で、摩天楼の屋上の一角に佇む三人の風貌も明らかにした。
そこには、黒いコートと
そしてもう一人、黒いコートを着ている長い耳が特徴のエルフだろうか。
そして、クリーム色髪をしたオッドアイの男。
一番最初の発言から順に、山羊、エルフ、オッドアイ。
エルフがオッドアイに向けて話しかける。
「仁村…戦えなくて不満なのはわかるが不機嫌になるのはやめてくれないか。お前が強いのは俺たちが知ってる。それでいいじゃないか」
宥めるようなセリフにさらに仁村と呼ばれた男は不機嫌になって
「中西…てめぇはなんにもわかっちゃいねぇよ。俺が不機嫌なのはてめぇらが強ぇつってる俺様を止めることだ。俺が強ぇって思ってんならあいつと戦っても勝てるのが道理だろうがよ。それを止めるっつんならそもそもてめぇらは俺様の強さを信じてねぇじゃねぇか」
「信頼ってのは必ずしも疑わないってことじゃねぇんだ。それに出撃前言っただろ?
「そうだぞ仁。安村の言う通りだ。敵前逃亡は若気の至りだ!」
そう言って会話に割って入ってきたのは山羊のハーフマスクをした人物。
口元は緩やかな弧を描いており、笑っているのだろうか。
ポンポンと叩いてくる手を跳ね除け、中西は言う。
「宵闇、叩く相手は俺じゃねぇ。俺は安村じゃねぇ、そしてあいつは仁村だ。これ冗談抜きで百回目くらいだよな?そして言い間違い多過ぎないか?敵前逃亡じゃなくて戦略的撤退だし、多分、若気の至りじゃなくて老兵の策だ」
「あはは、何言ってんだこいつ。この闇宵が内蔵を暗くするような仲のお前たちの名前を間違えるなんて……」
「肝胆相照らすだ馬鹿。そして自分の名前すら間違ってるんだよ!俺をツッコミで過労死させる気か」
「よくわかんな中西。俺様全くもってわからんが」
いい意味で緊張が解き解された二人はこれからの話をする。
もちろん、一人変なことを茶々入れしてくる奴を交えつつであるが。
「ちっ、んで中西、撤退なら撤退でいいけどよォ、どこ逃げんだ?」
「話し合う時間が勿体ない。何時バレるか分からないからな」
「会議は踊ってカーニバル、だな!」
ほれ見たことか、早速意味不明な単語を口走って居るではないか。
その発言に二者は頭痛がするような痛みを覚える。
「お前のせいで進んでいないんだぞー自覚あるかー?脳みそ足りてるかー?」
「勿体ぶらずに教えろよ。窓ぶち破って逃げんのか?」
「もうそれでいいよ」
「アァ!?んで良い筈ねぇだろ!投げやりになるな!」
「じゃあ適当なこと言うなよ。……そうだな。取り敢えずホームと反対方向に逃げよう」
「すぐ撤退しないのはなんでだ?」
「バタバタ大きな音立てて逃げて、それでバレたら元も子も無いだろ?だから機を伺っていたのさ」
「富嶽三十六景逃げるに如かず」
そう言いながら部屋を跳ね回る宵闇。
机にある花瓶をペタペタ、その奥の珈琲メーカーをベタベタ、壁掛けの時計をカチカチ、ドアをガチャガチャ、椅子をドタドタと忙しない。
落ち着きがない宵闇に呆れながらも性分なのかツッコまずには居られない中西。
「富嶽三十六景は葛飾北斎の作品じゃないか?三十六計逃げるに如かずだな」
聞いていないことは知っている。
もし仮に聞こえていても鳥よりも早く忘れてしまうということも。
馬鹿にわかるように説明したところで馬鹿はそもそも人の話を聞くことの重要性を理解していないのだ。
「冷静に突っ込んでないで早くずらかるぞ。宵闇も部屋跳ねまわって無いで下に降り──」
「なあなあ、見て見てこれ。備えあれば嬉しいなッと!」
元気よく間違った諺を使いながら、高級そうな絵が入っている額縁を四十五度ほど傾けた。
するとどうしたことだろうか。
なんとガコンという音と共に秘密の通路ができているではないか。
3メートルほどの長さの通路。
その通路の先には青白い光を放つ装置。
どんでん返ししたら隠し通路ならぬ額縁を傾けたら秘密の通路である。
このビルには殿様でも住んでいたのだろうか。
「テレポーター!?」
「宵闇、準備してたのか」
「備えあれば嬉しいな!」
「あぁ、うん。嬉しいな、確かに」
「チッ、なんか釈然としねぇな」
議論はこの脱出装置が安全なのかと言うことにシフトした。
もちろん会議は踊り、茶化され、長引いた。
釈然としようがしなかろうが使わなければいけないのは変わらず、結局三人は秘密の通路を使って脱出した。
テレポーターで跳んだ先はこれまたビルの中。
しかし、眼下に広がっていた悍ましい破壊痕は無く、人が一方向に向かっている。
まず先頭を鉄でできた軍馬に牽引された戦車、そしてそれに乗っている負傷者と老子。
その後に続くのは女性たちで、その女性たちを囲むように青年や成人男性が居る。
その成人男性をも守るのは鋼でできた二十人ばかりの人形たち。
その鋼兵と並ぶのは異形と少年少女。
魔導士だろうか。
そんな集団が大きなターミナル駅へと向かっている。
別の区画へ避難する手立てなのだろう。
この集団は逃亡するために紛れるには最適だろう。
「あそこの集団に紛れ込む」
「……アイツらに見られていいのか?」
「仕方ない。逆に言えば彼らが俺らが危害を加えていないとか一緒に逃げてきたという証人になる。だからこそ、積極的に守り、危害は加えない」
「そうか」
「お前、丸くなったな」
「ンだよ!悪いか!」
照れ隠しに怒鳴りつけてくる同僚に中西は嘆息する。
しかし、心の内は晴れやかであった。
一年ほど前は命令違反も多く、身勝手な言動が目立ち、自分達が尻拭いに走らされていた。
しかし、鉄パイプで頭を殴られてからというもの、言動は相も変わらず粗野ではあるが冷静さを孕み、好戦的な性格はセーブが効くようになった。
それは好ましい変化に思う。
「行くか」
「アァ!?まさか中西、テメェ……窓をぶち破って下に降りるってんじゃないだろうな?」
「そうよ、そのまさかよ」
意味不明なしたり顔をして窓を突き破り下に降りる中西。
地上約十階建てに相当する高さから飛び降りれる度胸は肝が据わってると言うレベルではないだろう。
常日頃からそういうことをしている、考えているものの行動だ。
「チッ、行くぞ宵闇」
「よっしゃ任せとけ!河童の川流れじゃー」
そう言って飛び込み台から水面にダイブするかのような格好で降りていった宵闇に。
「駄目じゃねぇか!」
と突っ込みながらも仁村は追いかける。
地面との距離は刹那に指数関数的に近づいていく。
地上10階相当であったとしても、体感三秒あるかないか。
時速としては約50キロだろうか。
それを平気な顔をして飛び降りる。
そんな状況に晒されても死ぬどころか無様すら晒さないのがこの三人。
衝撃を足を少し曲げるだけで殺し、静かに着地する。
いや、無様が一人。
ダイビングするような格好で降りた宵闇はそのままの格好で地面を掘り進む。
そのままの状態は落とし穴に頭から落っこちたのと同様に実に無様であった。
「おいおい、異常性は消しとけよ」
「そうするべきだった。下衆の勘繰りになってしまった」
正しくは下衆の後知恵である。
やはり、言葉を正しく使えていない。
中西の頭痛は留まることを知らず、増大していく。
「…はぁ…そうですか。君は下衆の勘繰りしてないけどね!」
「にしても見られなくて良かったなァ。こんなとこ見られたら怪しさ満載だからよォ」
安堵と共に吐き出された言葉は仲間に対する思いやりがあった。
というか曲がりなりにも自分たちが怪しい格好をしている自覚があったらしい。
「そうか?」
いや、一名まともではなかった。
よくよく見てみれば片方の手に狐のお面らしきものが。
常識人気取りの化けの皮が剥がれた。
それともエルフの郷では黒コートに山羊のマスクを被っているのだろうか。
そんなエルフの郷は多分、不気味すぎてオークも寄り付かないだろう。
ちなみにこの世界でのオークは他種族の雌を強姦したりしないのであるが。
「おい、中西。この世界のどこに山羊のマスク被って飛び降りてきた奴を怪しまねぇ野郎がいるんだ?しかもそいつは地面を削りとってんだぞ?」
「魔導士だと思うんじゃないか?ほら、魔導士ってなんでも出来るイメージあるしな」
「んなカルト集団でも古い伝承に残る魔法使いでもあるめぇし、山羊のマスクなんて被ってたらヤバいやつだ。外せ外せ」
宵闇はそう言われて山羊のマスクを外す。
すると出てきたのは鮮やかな水色髪の少年だった。
翡翠の瞳は輝き、口元は緩やかな弧を描いている。
このような見られてもさして困らない顔を覆っているマスクをはずそうとしないなど意外と流行に鈍感なのがエルフというものらしい。
まぁ、たしかに成人年齢が100を大幅に超えるエルフらしいといえばエルフらしい。
異邦人など滅多に来ない郷に百年。
百を過ぎるまで森の中の郷という閉鎖的空間にいたのならばそのような非常識もステレオタイプも形成されて然るべきか。
だからこそ、鬱憤が溜まったエルフは郷を抜けて来るのだろう。
「とんがり耳は?隠すべき……?」
自らのとんがり耳を隠すようにして縮こまる中西に珍しいものを見たと目を真ん丸にした仁村は苦笑する。
「それは大丈夫だろ。この国は差別意識低いからな。あれだ、〈グリニッジ〉にでも行かねェ限りは大丈夫だろ」
「俺、あそこの国が弾圧されずに国として成立してるのマジで許せないんだけど」
「行いの善い悪いなんて〈オロス〉が言えたことじゃあねぇだろ」
彼ら三人が所属する魔導犯罪組織〈オロス〉は過去に様々な事件を起こしてきた。
人攫いから企業秘密の奪取、重要施設の襲撃、果てには国一つを滅ぼした。
「……確かに」
彼らにも道徳や一般的な正しさに反する行いをしているという自覚はあるのだ。
ただ、それが行動を止める理由にならないだけで。
彼らにも彼らなりの信念がある。
「やめたくても、やめられない理由があるんだ」
そう零す中西の胸中に渦巻くか感情がなんなのか、彼自身わからなかった。
「おーい安村、合流しに行くぞー」
「俺は中西だ!」
足をターミナル駅の方へ向けようとすると。
「──中西!危ねェ!」
仁村から中西へ警告が飛ぶ。
急いで上を見れば、ビルの中から窓を割って、鋼の兵士が襲いかかってきた。
鋼の兵が手に持った〈パルチザン〉の矛先は無防備な中西に向いている。
その〈パルチザン〉が中西の無防備な背中を刺し貫く前に、宵闇が行動を起こした。
「仁、五秒で殺れ!」
宵闇がパチリと指を鳴らす。
まるで時間が止まったかのように空中の、脚の踏み場なんてない場所で兵隊が止まった。
〈パルチザン〉を構えたまま微動だにせず。
それに照準を合わせて仁村は構えを取る。
「わーってるよォ!『
仁村を中心に風が渦巻き、無形の大弓が顕れる。
無形の大弓には太く大きい風の矢が番えられていて、それを人差し指と中指で引っ張る。
形はないのに、ビンッと張り詰めた弦の感触がある。
それを、勢いよく、離す。
それに少し遅れること数瞬、鋼の兵がまた動き出す。
否、落ち始める。
大気を切り裂いて地を砕くような威力が秘められた大太矢は、対物ライフルの比ではないくらいの速度をもって目標を穿つ。
胸の真ん中を貫かれ、その余波で再び高度を上げた鋼の兵は地面に着く前に武器諸共青い粒子となって消えた。
放たれた大太矢はそのまま雲海を裂き、その先の茜色に染った蒼穹へと登って行った。
「俺の頭上を天蓋級が通過してった……あんな奴に天蓋級使う必要あったか?」
「……」
仁村はスっと視線を逸らした。
疚しいことのある顔であった。
呆れ顔の中西はやれやれと肩を竦めて。
「鬱憤が溜まってたからって
「…いいだろ、別に。おら、行くぞ」
ビルの裏通りを抜けると直ぐに目標と合流した。
先程ビルの中で見た避難している一般の人々の姿はなく、円の外側にいた鋼の兵何体かと異形と亜人と人間種が三人を取り囲んでいた。
先頭のスライムが問いかける。
「…あんたら、何者だ?」
鋼の兵は各々の武器を構え、中西たち三人に何時でも襲いかかれるように。
その他の者も、答えや動き次第ではそっ首落とすと態度で示している。
そんな険悪な雰囲気に若干気圧された風を装いながら中西はホールドアップ。
抵抗する意思はないと態度で示す。
「俺たちは、魔導士のようなものさ。この国所属ではないが。…休暇中だったんだけどいきなり化け物に襲われたんだ。そして紆余曲折あってターミナル駅に向かう君たちが見えた。だから合流して情報共有をしようと思って」
「どんな化け物だ?」
蓮が問いかける。
その目にはギラギラとした敵意があって。
まだ訝しんで居るのかと仁村は思った。
宵闇は呑気に欠伸をしている。
「鮫みたいな黒い怪物だったかな」
「ソイツは?」
「自分たちで倒したよ」
「そうか。───あんたら、クローゼットに骸骨隠してるな?」
「何だって?」
何を言ったのかとプニに尋ねる宵闇。
それに対してプニはスっと触手を突きつけて言い放つ。
その目はもう、完全に冷えきっていた。
──目は、無いのだが。
「skeleton in the closet【良くない秘密】──そう言ったんだよ」
「──そうか。──死ね『
中西がホールドアップした手を振り下ろすと、辺りにいつの間にかあった本が一人でに開かれ、魔術が発動する。
「──おい、中西!殺さないつっただろ!?」
短兵急の躊躇がない判断に仁村は声を荒らげる。
それに構わず鎖で封印された禁断のページを開き、
第一の封印:白い馬。
勝利の上に更に勝利を得ようとして出て行く。
第二の封印:火のように赤い馬。
更なる戦争をもたらす。
第三の封印:黒い馬。
敵に飢饉をもたらす
第四の封印:青ざめた馬。
一切合切に死をもたらす。
「それじゃダメだ。コイツらは多分、巧言令色を使っても通じない。あれは、俺たちを排除しようとする目だ。怪しむ目じゃない。正体を知っている目だ。どうやって知ったのかは知らない。特殊な能力かもしれないし、どこかで観察していたのかもしれない。なら、安全のために殺しておこう」
馬が勝利の、戦争の、飢餓の、死の嘶きを上げ、突進していく。
避けられない死の象徴。
「そういうことなら、俺様も遠慮は要らねぇな」
感情的に見えた行動の裏の理性的な面を見せられて、仁村も宵闇も納得する。
恐ろしいのは、全く動じていないこと。
想定外の事態にも冷静さだけを持って対処出来ること。
そして身の危険があれば即座に殺そうと判断できること。
その姿勢には仲間であるはずの仁村の背中も薄ら寒さと気味の悪さを感じて嫌に冷たくなる。
「魔術、か。でもね、異能力者だからといって魔術や魔法が使えない訳じゃないんだよ!素質がないだけでね!」
プニは向かってくる馬よりも、辺りに浮かぶ本に触手を向ける。
例えば、魔法や魔術よりも異能が成長しやすいとして。
炎の異能を持って生まれたものが、わざわざ炎の魔法や魔術を磨こうとするだろうか。
いや、生まれ持った才能を優先するだろう。
異能は魔法や魔術と違い、安全かつ明確な対抗手段がない。
対抗手段があるとすればリスクを覚悟して相手の異能の意匠を削りとってしまうことだろう。
異能とは、生まれてきた瞬間にあるかないかで決まり、研鑽ではどうにもならない類の才能であるため、あるものは既存の力ではなく己の力を磨くのだ。
だからこそ、異能持ちは魔術や魔法を使えないという固定観念がある。
それ故に対処法を知られていればリスクを負い、容易く逆転される魔術を使ったのだろう。
それをプニは逆手にとった。
「蓮、四之宮、僕を護ってくれ!あの魔術をどうにかする。残りは他の奴らの牽制!」
相手の魔術の効果を好きに書換える技術がある。
それは相手の魔術を知り、自らの力で御し、組み立て直さなければならない。
そんな高等技術も観察の異能をもってすれば容易い。
あとは時間を作るだけだ。
そして時間ならば、この世で最も信頼している人物達がいる。
なら任せてしまって問題ない。
蓮は白の馬に乗った白い騎士の頭を吹き飛ばさんとして超弩級の爆発をお見舞する。
赤い馬の騎士と青ざめた馬の騎士は四之宮が馬脚を蹴って足止めする。
「『
中西が唱えた『
そうなるはずであった。
「──ぉ」
内蔵を抉られるような感覚、吐き気、尽きることの無い飢餓、体が内側と外側から太陽に焦がされる感覚、腫れ物が疼く感覚、イナゴが体内で跳ね回る感覚、体の3分の1が機能しなくなる感覚。
一度に様々な感覚が押し寄せ、
そのまま、『
「──ぉぉう、がぁ、ぁぁあ」
今までなんの問題もなくやってきた変形や発話、そして呼吸すらも全身が焼けるような痛みで、何もかも掻き消される。
呼吸の仕方すらイメージできない。
イメージしなければできない。
「プニさん!」
「プニ、しっかりしろ!」
四体の騎士を足止めしていた二人が駆け寄るが、反応はなく、ただその体積は減るばかりだ。
そんな光景を見ながら、中西は嘆息する。
「あーあ。新たにこれを解釈をするものは全ての災いが降り注ぐって書いてあんのに」
そうこぼす頃には、戦いの趨勢はもう、決まっていた。
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