第21話 妹を大切に。
ある夜
気付いたらワタクシ、ベッドの上で両手を縛られてました。
「え?えええっ⁉どゆことどゆこと⁉」
ガチャ……
小雪が部屋に入って来ました。
「あっ!小雪!これほどいて!」
「やだ。(にこっ)」
「え?何そのイヤな予感しかしないイイ笑顔?」
「お姉ちゃんが最近調子乗ってるから、ちょーっとシメちゃおうかなって♡」
「♡じゃねーよ!何されるの?」
「くすっ。自分の格好見て想像つくでしょ?」
「へ?」
いつの間にやら下着姿です。
「何するつもり⁉」
「その通り、ナニをしちゃうの」
「誰が上手い事言えって言った!」
「さあ、一緒に快楽の深淵に堕ちていこうよ……カクヨム小説投稿ガイドラインをぜーんぶ無視しちゃうよ。お姉ちゃん。」
小雪がブラに手を掛けます。
「やめやめやめ!ガイドライン大切!R-15超えるし!」
「何いってるの?今夜はR-18も余裕で超えちゃうよ」
プチっ……
ブラを外されました。
「わーっ!小雪に見せるために胸育ったわけじゃないのに!」
「可愛い胸・・・お姉ちゃんの初めて貰っちゃうね?」
「やだやだやだ!私の初めては顔が渋〇す〇るでトークスキルが村〇信〇で包容力が城〇茂なカレに捧げるって決めてるんだよ!」
「そんな男子いないし」
「落ち着け小雪!ご両親は泣いてるぞ!今すぐ引き返せ!」
「安心して。『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』って行為の非推奨コメントちゃんと乗せとくから」
「それ全然安心できない!ってかコメントしたから何やってもOKって訳じゃじゃないからな!おい!」
「なら『本作品には性的行為のように見える描写が含まれておりますが、権利者の意向によりTV放送と同内容を配信致します。ご了承下さい。』だったらOK?」
「権利者様の意向なら仕方無い……訳あるかあああっ!ホントの意味で最近〇のようすがちょっとおかしいんだが!」
「もう……お姉ちゃんうるさいなぁ……行きつくところまで行っちゃおうよ。」
「行きつくところに何があるか考えたくない!」
「あとで淳子ちゃんも呼んであげるね?私達なしではいられない身体にしてあげるよ?くすっ……」
「そんなエコじゃない身体はダメだろ!」
「堕ちちゃおう?とことん……」
「ら…………らめええええええええっ!くっころおおおおっ!」
という夢を見た……
ガバッと飛び起きました。
「はあっ……はあっ……」
何故こんな夢見た?
汗を拭きながら考えました。
「なんでこんな変な夢見るかなぁ……はぁ……」
まあ小雪にあんな事されたいとかは無いので……
「仕返しとかの怨念が悪夢を見せるとかあったよなぁ?」
でも小雪に酷い事なんて……
朝早く起きちゃったんで、小雪の布団はがして大笑いして
いってきまーすの前に胸揉んで
お昼ご飯は少し物足りなかったんでおかず強奪して
ただいまーの後に胸揉んで
夕食のカキフライが美味しかったので1つ強奪して
風呂が長いので、風呂場に行き早く上がるようにスマホで動画撮って
寝る前に小雪の部屋でその動画鑑賞会
…………
……………………
…………………………………………
うん!してるね!
私けっこうヒドいな⁉
次の日のお昼休み
「という夢を見たので、今日は反省して、小雪にちょっかい出さないでおこうと思って……」
「「ふーん……」」
友香と多香子は「あっそ、頑張ってね。」ぐらいの冷めた目で見ています。
「「大体そんな夢見るなんて欲求不満じゃないの?このドエロ」」
お姉ちゃんが「てめーはおれを怒らせた」と謎の単語を呟きながら2人をフルボッコにしようとしたので、必死に淳子ちゃんと一緒に止めました。
その夜のお風呂上り
「小雪ぃ。たまに髪乾かしてあげよっか?」
「ホントに今日はおかしいよ?胸も触ってこないし。」
「揉んでほしいの?」
「違うし!」
「まあたまにはね。」
「そんじゃ……」
ブオオオ……
お姉ちゃんがドライヤーとブラシで髪を乾かしてくれます。
「久しぶりだなぁ。小雪の髪乾かすのって」
「中学ぐらいまではいつもやってくれてたよね?」
「あん時は小雪もショートだったし、わしゃわしゃって適当でよかったしね」
「今それされたら、髪の毛爆発しちゃうよ!」
「あとさぁ……」
「ん?」
「小雪の髪乾かしてたら『あー、お姉ちゃんっぽい事してるな私』って気分になれたんだよねぇ」
「くすっ、何それ?」
「姉としての威厳」
「えー?そうなの?」
「そんなもんだって」
「そっか……」
「ほとぼりが冷めたら、また乳揉んであげるよ」
「威厳どこいった⁉」
自分の部屋に戻りました。
髪を触ってみました。
いつもより、自分の髪が綺麗になった感じがしました。
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