第18話 育ち盛り
お?
おおお?
おおおおおおおおおおおおおっ⁉
「おかーさんっ!測って測って!」
お風呂上がりのお姉ちゃんがパンツ1丁でリビングに走ってきました。
「小春!何やってんの女の子が!」
「お姉ちゃん!バスタオル!隠して隠して!」
「何やってんだぁ!この露出狂娘えっ!」
家族みんなに怒られました。
ですよねー。
次の日のお昼休み
「私、Bカップになりました♡(超いい笑顔)」
「「「えええええええええええええっ⁉」」」
ビックリですよね。
昨日トップとアンダーを測った私も、信じられずに3回測り直しました。
「なんなの……今世界で……何が起こってる……の?」
「そ……そんな……平成最後の漢字は「災」だったけど……今年も?」
「わ……私は……小春ちゃんが……どんなに変わっても……受け入れるよ……多分」
お姉ちゃんが「しょうちしたきさまらはきる。」と謎の単語を呟きながら3人を斬殺しようとしたので、必死に止めました。
その夜
「いつやるの⁉今でしょ!」
「何そのジョッキ入り牛乳?」
「育ち盛りなんだよ。今ここで皆に奪われたアドバンテージを取り返す!」
「お腹こわすよ?」
「奪った1番の張本人に言われたくない!」
「私そんなに牛乳飲んでないし」
「ならここで逆転してやる!」
ごくごくごくごくごく!
1時間後
お姉ちゃんは、トイレの住人になりました。
「おにゃかいたいよう……」
「うん、わかってた!」
次の日の夜、私の部屋
「やっぱり牛乳一気飲みは無理があったか」
「問題は一気飲みじゃなくて量だよ……」
「もっと現実的な手段を考察しよう」
「んで私に何をしろと?」
「胸を揉め」
「現実的から更に遠のいた!」
「私はどんな手段を使っても『こはるんザないペッタン』を卒業すんだよ!」
「色々メンドくさい発言やめて!」
お姉ちゃんがTシャツを脱ぎました。
揉まれる気マンマンです。
断るとメンドくさいので付き合います。
「さあこい!昨日買った新品のブラだぜ!」
「はいはい」
「彼に初めてをあげるとき、新品のブラで……っていうか、今感じてるのそれと同じ気持ちだよな!絶対!」
「うんそれ絶対違うね」
前から恐る恐る掴んで見ました。
もにゅ……
「お?なんか思ったより柔らかい。」
「柔らかい?……よかった……ちゃんと育ってたんだぁ……」
「ガチの涙目やめて!」
もにゅ……
もにゅもにゅ……
もにゅもにゅもにゅ……もにゅ……
「ちょっとストップ!小雪!」
「え?どうしたの?」
「ちょっと……気持ちよく……なってきた……」
ずささささああああっ!
慌てて胸から手を放して、ベッドの上に避難しました。
「やめやめやめ!変態行為に発展する!」
「くやしい……でも……感じちゃう!」
「後戻りできるウチにやめましょう!終了!」
「こんなテクニックを持っていたとは……小雪恐ろしい子……」
「私のせい⁉」
「というか……まさか小雪……揉まれてた時感じてた?」
「バカなの⁉んな訳ないじゃん‼」
「じゃあ私が……感じやすいだけ?え?」
「んー……そういうことになるよね……」
「うそ……だろ……」
お姉ちゃんが、知らなかった自分を発見して愕然としてます。
もみもみもみ……
お姉ちゃんが自分の胸を揉み始めました。
「何してんすか?」
「いや、自分で揉んでも気持ちよくなるかなって……」
「ウチの姉が肉欲に溺れてる!」
「あほか!確認だっての!」
もみもみもみ……
「んー……自分で揉む分は別に気持ちよくないなぁ?」
「私は何を見せられているの?」
「これではっきりした!こんなテクニックを持っていたとは……小雪……恐ろしい子……」
「私のせい⁉」
「姉としての忠告、小雪はレズに走ってはいけない。そのテクで泣く不特定多数の女の子は見たくない」
「そんなバカな!」
「Love or Lust……愛か肉欲か……」
「お姉ちゃんのバストの話何処に消えた⁉」
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