第2話つれづれ
退屈しのぎにスキップする。足並みは揃わない、当たり前に歩む長さは違って。どたばたと手前に引く子供たちの歓声はそのうち翔けて往く。閑散とした公園の淵をすれすれとまだ生きたい。過去に手を添えて背を曲げて惹かれ合った思い出を。幾度も繰り返す、小さき孫に身を押されて徒然と。
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