ひん曲がる蛇口 淀み泣く清き水源
ひん曲がる蛇口 淀み泣く清き水源
薄汚れた焜炉 食べ滓の皿に燻る
全く還す手つきも下手 糞拙いもの
鍋底は黒焦げだった。
穴でも空けば 先を見通せたのか
此処に居るはずの光だけが
黒淵の中で微笑み
斜陽の淀みを多量に浴び
名を呼んでも鸚鵡還すのは
天に吊り下がる鳥籠の埃だけ
紺青モ糸冬ル
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます