雲の切れ間 蒼空が身を広げる

雲の切れ間 蒼空が身を広げる

顔を魅せた盆の月

辺りに色を浸し

漣は幕開けを示唆する


水面に蝶が停滞する静観の凪

瞬ぎに併せシャッターを切るように

世界は姿を変えて魅せる


此処は転も血も有り得ない

深窓の樂園

託された未来が至高となる心

ゆめうつつで歩め

自ずと身にも伝染ろう

深淵の展示界

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る