蒼穹に屈するあの白雲が憎い
蒼穹に屈するあの白雲が憎い
今生の花よ
煌め可視 明けの僥倖を透視する
アホウドリ
情景に鳴いている赤子にも似て。
酩酊 且つ滅するもの
傷だらけで狂う
方位磁石が指し示す未知
ならば個個に置いて
指し示す光に流れて逝こう
灯火は根底の漣に有り得ること
大海原にひとり
懐古の砂時計は
呆気なく地上に降りて
砂上は大層輝いた
抱えていた蠱毒の気の実は
瞳から仰山零れ 軽くなる
自力で狂った
方位磁石が指し転がす未知
ならば、此処に流して
老いて往こう
山河の季節に寄り添いて
海の涙に郷愁を悟る
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます