鄙びた乱雑なしたい
鄙びた乱雑なしたい
くるまれている
饐えた、私
毎夜舞よ繰り孵されて
息を拭き還す
今は亀の歩み
明日は脱兎するから
盃の淵にお月様
開かれた蠱惑の小窓
吸い込まれては 今宵
およばれして おひらき
それでもいいって いたい
切っ先に濡れる
雫は苦楽てみえない
けれど
手探りであいしてね。
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