・識の紫陽花 夕陽に唯
識の紫陽花 夕陽に唯
染り照る紅光 雫に恥じる
季節外れ 虚ろ眼 老いぼれ
瓦解せぬ永久 清空の檻に
古銭では掲げ得ぬ白蛇の彷徨
咆哮も雷雲の行方
砕涸れた柘榴人齧り
崩れた 古銭の洛宴は
滔々に冥い闇を輝かせる
灯りを点す 透華
共に一帯と為り 数多の夢を魅る
彫像達の羨望と挫折
うつろい
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