#詩コン 水


自らの愛は灯

惹かれる蛾ふらふら

焚かれてもなお

我は光と翳を宿し

鱗粉だけがはらはら舞いましょう

底には涙の川が別ち

焦がれ尽く死に

陽は月日を滴と満たすでしょう

燻る幸は繋がる

大海の路と悟るでしょう

想いは継ぎに繋がり世代となる

水は途帰の流れに還る

己に伝染る哀の雫は証

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