革命デュアリズム、好きですよ?(漢字の開きの話)


 今日はスーパーに行くと店内がピンク色で、とっても華やかでしたね。

 で、ひな人形のパンが売っていたのですが、なぜか男雛が余っているという謎現象が起きていました。みんな女の子の方だけ買っていくのね……。


 

 さて、そんなひな祭り前日である今回は、漢字の開きについて書いてみようかなと思います。

 この場合の「開く」とは、ひらがな表記にすることです。


 カクヨムで何作品か読ませていただいて思ったのが、みなさん案外、漢字を開かないのだなぁ……という。やはりPCやスマホでの執筆になると、変換が容易なのでつい閉じがちなのかな~なんて思ったりします。


 それでもルビが振ってあればまだ読みやすいのですが、これまたなぜか少ないんですよね……たまたま読んだ作品に一般文芸寄りのものが多かったというのも原因かもしれませんが。

 もちろん、対象年齢を高めに設定されているのなら、別に構わないと思うんですよ。ただ私にとってはちょっと読みにくいな、っていう。すみませんワガママで。


 こんなこと書いてますが、初期の自作も漢字閉じまくりのルビ少なめでした。多少は直しましたが、「TPS」とか「異世界主婦」あたりは今と比べると読みにくいかもしれません。

 意識するようになったのは「さみしいと~」からですね。

 ちなみにこのエッセイは気持ち閉じ気味にしてます。



 私の文体は江國香織・長野まゆみ両氏から多大な影響を受けておりますが、このお二方は漢字の開きが特徴的なんですよね。

 特に江國作品の浮世離れしたような雰囲気は、ひらがなの使い方が巧みなせいだと勝手に思っていて。物語のテーマがヘビーな割に、作品全体はそこまで重々しくないっていうのかな。


 長野作品はこれまた個性的なんで、好き嫌いが両極端にわかれそうですね。特に旧仮名遣いなんかが好きな人には刺さるんじゃないかと。


 そういう部分で作者の個性を出すことに憧れがあるんですが、じゃあいざ出来るかっていうと、これがなかなかねぇ……。

 どっちかというと変なルビ振って厨二病寄りになる方が確率高そうです。


 それはそれで、特にラノベだと一定の需要はありそうですけどね。

 水樹奈々さんのファンの人とかね(笑)

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