なろうテンプレがウケる訳がわかった気がする
なんか、これの前の記事がやたらPV伸びてて怖いです(笑)
皆さんやっぱり、自主企画に関しては思うところがおありだということでしょうか。
今度カクヨムさんからアンケート来るらしいので、要望出してみようかなぁ。相互複垢対策についてと、自主企画について。
さて、気を取り直して本題です。
今回は私の大好きな作家さん、にゃべ♪様の近況ノートを読ませていただいて思いついた内容を書こうと思います。該当の記事はコチラ↓
小説は生鮮食品?
https://kakuyomu.jp/users/nyabech2016/news/1177354054888527660
にゃべさん、掲載許可ありがとうございます!
こちらは執筆スピードについてのお話なのですが、ここではまず「文章のうまさはライトノベル作家デビューに必要なのか?」について考えてみようかな、と思います。
タイトルの件については最後のほうで……。
最近ネットで読んだ記事に、こんなものがありました。
エブリスタが運営する「物書きのためのメディア」monokakiより
『キミスイ』『監獄実験』担当に聞く、居酒屋本音トーク
https://monokaki.everystar.jp/howto/izakaya/2058/
これにですね、ぶっちゃけ文章は下手でも設定が面白けりゃなんとかなる、みたいな話が書いてありまして。
更に、こんな記事も。
株式会社サイゾーが運営するニュースサイト「おたぽる」
出版ノルマに追われて……ライトノベルは「編集者の代筆が当たり前になっている」という惨劇
★こっちのサイトはリンク貼るの自重します。できれば人目につかないところで見てください(笑) グラビアアイドルの画像とか出てきちゃったりするので。
この記事はもっとヒドくて、ネットで人気作の出版権をゲットしたはいいものの、刊行できるレベルの文章じゃないので仕方なく編集者が書き直してるっていう。真偽のほどはわかりませんけどね。去年の今頃の話なんで、今は状況が変わっている可能性もあります。
これらを読んで結構ショックで(笑) 当たり前の話だと言われそうですが、なんかこうやって改めて現役編集者の方に言われてしまうとまた違いますね。
というのも、この間第1部が完結した長編を某掲示板で晒してみたんですよ。前に晒した時も同じだったんですが、褒められるところが「文章の読みやすさ」しかないっていうね……。
文章は良いんだから、もっと違う話を書けと言われてしまうんです。
執筆中は大傑作だと思いながら書いているので、こうハッキリつまらんと断言されてしまうと結構凹みます(笑)
また連載中はほとんど自作しか読んでいなかったので、悪いところが自覚できないんですね。
今回、自主企画を立てて何作か読ませていただいて気付いたのは、紙の本で読む場合とWebで読む場合ではかなり事情が変わるんだな、ってこと。
今更かよ、と思われそうですが、実はあまり意識していなかったんです。一応、行間を空けてみたりとか工夫はしていましたが。
やっぱね、スマホで長編の連載物を一気に読もうと思うと、1話の文字数が少なくて話のテンポが早い方が楽なんだな、って。
一文が長いものは疲れてしまうんですよ。もちろん個人差はあると思います。私がスマホで文章を読むことに慣れていないせいもありますし。
これが文庫本だったりすると、不思議と長文だろうが漢字モリモリだろうが平気なんですけどねぇ。
あと、やはり展開が遅かったり自分の苦手な場面が出てきてしまうと、続きを読むことを迷ったりとか。
買った本なら、まぁとりあえず一回は通して最後まで読むか、って我慢もできます。
でも投稿サイトの場合は、合わなかったら読むのを止めて他の作品を探すことが容易にできてしまいますからね。
こう考えると、自作はブラバポイント満載なんだな~って改めて思いました。自分では読んでて面白く感じてしまうところが怖い(笑)
と、ここでようやくタイトルの話。
ぶっちゃけストーリーの先が読めちゃってても、キャラが立っていれば案外大丈夫なんだなー、ってことがわかったんですね。
そう考えるとむしろテンプレの方が邪魔にならないというのか、キャラの魅力を引き立てることさえ出来ていれば、お約束展開の方が読む側としては安心なんだろうな、と改めて実感いたしました。
さすがに何から何までテンプレでは埋もれてしまうので、その中でどう差別化を図るかが腕の見せ所ってことなんですねぇ。なろうテンプレも意外と奥が深い(笑)
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