某大型掲示板に晒してみた
では、前回予告とタイトルどおりのお話を。
あまり詳細を書くのもどうかと思うので、ざっくりいきます。
晒した作品は「さみしいと死んでしまうなんて、そんなのは嘘だ」です。
とりあえず、晒した時点ではプロローグは無しで、本編1話もガッツリ削ってました。
主人公の設定とかを省いて、とにかくヒロインに早く登場してもらおうと思って。
ところが、これが裏目に出てめちゃくちゃ突っ込まれました。感情移入できない・恋人との関係どうなってんの? などなど。
あとは微妙な近未来設定は不要じゃないか、って指摘。こればっかりは今後の展開に関わってくるので、変更するわけにいかないのでそのまま。
そして、最大の難関になったのがヒロインの方言でした。
今は標準語に直したバージョンで公開していますが、当初は方言だったんです。
自分ではヒロインの個性のひとつとして捉えていて、あまり気にしていなかったのですが……どうもメインヒロインが関西弁っぽいのは、ウケが良くなかったみたいで。
たぶん、容姿や設定とのギャップがありすぎたのがマイナスポイントだったんじゃないかな。
あとはまぁ一般的にメインヒロインが方言なのはブラバされやすい、って話で。
ちなみに晒してからしばらく経ってヒロインの方言はアリか? という質問を投げてみた時は、割と好意的な意見が多い印象でした。
ただ、この場合は単純にメインヒロインが方言なのはどう思う? って話だったので、ラブコメ前提で考えればアリとか、そういう方向で話がすすんでた気もします。
結局、気になる表現として指摘された部分を直して、プロローグと削った部分は戻しました。伝わりにくかった設定についても書き足しました。
で、ヒロインは標準語に。もらった意見を反映して大幅な改稿をしたのは、これくらいです。
掲示板で晒すメリットとしては、オブラートに包んでいない感想を聞くことができるのがいちばん大きいんじゃないかなと思います。
実際、率直な意見を聞けたのは本当に助かりました。
基本的に、意見を言う側は匿名なので言いたい放題できるんで(笑) 言われたことを全部真に受けていると大変ですが、案外みなさん鋭いところを突いてくるので耳が痛いです。
ただ、やはりどうしてもウケることを前提とした話になりがちなので、PV伸びなくてもいい、我が道を行くんじゃ、って人にはあまりオススメできない方法かもしれないです。
私の場合は、とにかく客観的な意見に飢えていたので……やっぱり自分の作品はかわいいものなので、どうしても贔屓目に見ちゃいますからね。
忌憚のない意見を聞くことができるという部分は、向かない方もいらっしゃると思うのでオススメはしません。
的を得た意見がばんばん飛んでくるので、グッサグサ刺さってサボテンみたいになります。
掲示板を流し読みするくらいなら大丈夫かなーと思うんですけどね。あまりのめり込んじゃうと、執筆活動に支障が出ますけど(笑)
私がスレを読んでいて意識するようになった点としては、各話のいちばん最初と、会話文の前後を1行空けること。
あとはテンプレ書いている人なら、割と参考になる意見がちらほらある気がします。
で、このエッセイを書いていてちょっと気づいたことがあるので、次回はそのことについて書いてみようと思います。
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