第9話 忠告

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 寿命を譲ってから二回目の六月二十五日。木曜日。晴れ。


 この日、一之瀬が十九回目の自殺を決行した。


 前回の自殺から三週間以上経っていた。

 彼女が三週間も自殺しなかったのは前代未聞で、新聞の一面に載ってもおかしくないほどである。本来なら自殺の頻度が減ったと喜ぶべきことなのだが、喜べるほどの元気はない。


 ここ一週間、ほとんど眠れていない。ずっとニュースやネットを調べ続けていたのが原因だ。あの一之瀬が自殺しないまま三週間過ぎるなんてありえるのか、と疑っていた。


 普段から三時間おきにネットニュースや鉄道情報を調べている。こまめに調べているのは、彼女が自殺したことを一秒でも早く知って時間を戻さないといけないからだ。


 彼女が自殺してから二十四時間以内に時間を戻せなければ手遅れになる。僕が自殺現場に先回りする時間、自殺現場の情報収集する時間なども考慮に入れる必要があるし、余裕をもって戻せば一之瀬を監視する時間も短くできる。


 そのため、一之瀬と出会ってから僕の生活リズムは大きく変わった。


 正直、この生活はなかなかしんどい。念入りにチェックしても「見逃しているんじゃないか」と疑心暗鬼になり、いつまでも調べ続けてしまう。三時間おきに起きなければならないから安眠もできない。


 それに僕がいくら気をつけようと、報道が遅れたり、報道されなかったら一発で終わりだ。もし一之瀬が自宅で自殺したら報道はされるのだろうか。おそらくされないだろう。今まで奇跡的に噛み合っていただけなのだ。


 一之瀬の人生が終わる日、それが突然過ぎ去ってもおかしくはない。


 だからこそ、今回の間は怖かった。


 最後の自殺から二週間を過ぎても報道が流れてこないと、「見落としていないか」「ニュースにならないだけで既に自殺しているんじゃないか」そんな不安と焦りが押し寄せてきた。


 そして、いつの間にか二時間おきに調べるようになった。というよりも眠れなかったのだ。ベットで横になっても「数分後に報道が流れるんじゃないのか」「アラームをかけ忘れていないか」と気になり、携帯が手から離れることはなかった。次第にウトウトしはじめて気づかないうちに眠ってしまうのだが、夢の中でも調べ続けているせいで疲れが取れることはなかった。


 このような生活を一週間以上続けて、ようやく自殺の報道が流れた。

 女子中学生が駅のホームから電車に飛び込み。いつも一之瀬が飛び込み自殺に利用している駅だったから、名前が出なくても彼女だとわかった。時間にも余裕があり、安堵した。


 しかし、その安堵が油断に繋がることになる。


 普段なら情報提供者を偽るなどして、飛び込んだホームと位置を確認してから時間を戻す。だが今回、疲弊していたこともあって、飛び込んだ位置を調べずに時間を巻き戻してしまった。今までずっとホームの一番後ろで飛び込んでいたから、今回も同じだろう、と思っていたのだ。


 時間を戻してホームの一番後ろへ向かう。が、そこに一之瀬の姿はない。


 しばらく離れたところから監視していたが、一之瀬が来ることなく時間だけが過ぎていく。飛び込んだ電車の情報が発車標に表示されても現れない。


 流石におかしいと思い、走りながらホームを見て回る。


 すると、一之瀬が横切った。


 彼女も僕に気づいたようでお互い振り返って目が合う。気まずそうな彼女の顔を見た瞬間、緊張の糸が切れて全身の力が抜けた。


「お前なぁ……心配させやがって」


 大きなため息をつくように言うと、一之瀬は「なんのことですか」と戸惑った。


 彼女がいたのはホームの真ん中より少し後ろ寄りの位置。ホームに入ってきたときよりは速度が落ちているだろうが、飛び込み自殺するには問題なさそうな位置だった。アナウンスが流れてから後ろにいくつもりだったのか。それともフェイントでここから飛び込むつもりだったのか。気になったが、疲れと眠気が襲ってきて訊かずに映画館へ向かった。


 今回は適当に選んだ映画を三本見た。見たといっても僕はずっと寝ていた。


 寝ている間に一之瀬が逃げて自殺するんじゃないかと不安に思ったが、睡魔に抗えるほどの余裕はない。映画が終わる度に一之瀬に起こされ、三本目が終わった頃には夕方になっていた。


 映画館を出てすぐに大きなあくびをすると、「今日は顔色悪いですね。ちゃんと寝ないと駄目ですよ」とありがたい忠告をもらった。「お前のせいで寝れなかったんだよ」と体を伸ばしながら言うと、「だからなんのことですか」と再び戸惑っていた。


 帰り道に「もう二度と自殺しようとするな」「何かあったら必ず電話しろ」と何度も説得したが、一之瀬は「考えておきます」としか言わない。考えてなさそう。


「気をつけないで帰れよ」


「気をつけて帰り……引っかけないでください」


「引っかかる方が悪い」


 駅前で一之瀬と別れた頃には、空が暗くなっていた。


 今までの人生で最も長い三週間だった。彼女が自殺を諦めるまで同じ生活が続くと思うと、気が滅入りそうになるが、今は無事に邪魔できた達成感を噛み締めていたい。


 なにより一之瀬の安否を確認できたのは大きい。肩の荷が下りてホッとすると、急に空腹感が襲ってきた。ここ最近は睡眠不足だっただけでなく、食欲もなかった。


 ファミレスで夕飯を済ましてから帰ることに決めた。


 基本的に食事は、外食、出前、コンビニ弁当、カップラーメンのどれかだ。食欲が落ちてからはカップラーメンばかりで不健康な食生活を送っていた。あと二年も生きられない僕が健康に気をつかう必要もないのだが、食欲があるときぐらいまともな食事をとりたい。


 近くのファミレスに入り、隅っこにある二人用テーブルのソファに座った。隅っこを選んだのは店内に親子連れや学生の集団がいたからだ。ハヤシライス、ペペロンチーノ、サラダを注文して、それらを完食する。


 少し食休みをしてから帰ろうと、コップの水を飲んでいたときだった。


「お久しぶりです」


 そう声をかけてきた人物を見て驚いた。ついでにむせた。


 目の前にいたのは、死神だった。


 全身黒ずくめの服装、不健康そうな白い肌、白い髪。手にコーヒーを持っていることを除けば、外見も服装も出会ったときとまったく同じに見える。


 僕がむせている間に、死神は目の前の椅子に座った。


「また会う日がくるとは思わなかった」


 銀時計を受け取ったあの日から死神とは一度も会っていなかった。連絡先を交換せず、もう二度と会わないものだと思っていたから驚いた。驚いただけで会いたかったわけではないが。


「今日は忠告しにきました」


 死神はそう言ってコーヒーをゆっくり飲んだ。


 忠告とはなんのことだろうか、と考える。今日は寿命を譲ってから二回目の六月二十五日。余命三年の折り返し地点でもある。わざわざ余命一年半になったことを言いにきたのだろうか。


 そんなことを考えていると、「違いますよ」と否定してきた。


「貴方、このままだと後悔しますよ」


 僕の目を見ながら死神は言った。


「後悔? どういう意味だ」と訊き返す。


「あの少女、一之瀬月美とこのまま関わり続ければ貴方は必ず寿命を譲ったことを後悔する、って話です」


 確信している口調だった。僕のことを自殺志願者だと見抜いたときと同じようだ。


 一之瀬の自殺を邪魔し続けたら寿命を譲ったことを後悔する? 言っている意味がわからない。


 しかし、死神の表情は冗談を言ったときのそれではなかった。心を読むだけで未来を予測できるというのだろうか。


 人の心を読めて時間を戻せる時計を渡してくるぐらいだ。未来予知ができてもおかしくはないか?


 いいや、どちらにしてもわからない。


 寿命を譲ったことを後悔するなんてありえないのだから。


「お下げしてもよろしいですか?」


 ウェイトレスが食べ終わった皿を回収している間も考え続けたが、考えが変わることはなかった。ウェイトレスが離れると、死神は「理解していないようですね」とため息をついた。


 めんどくさそうに死神は言う。


「貴方は実質自殺したようなものなんですよ? そんな貴方が他人の自殺を邪魔するなんておかしい話じゃないですか。死ぬより生きていた方がいいって言っているようなものです。貴方は悩んだ末、自殺を選んだ。その選択を蒸し返すつもりですか?」


「つまり、一之瀬を説得し続けていたら、僕も生きたくなって後悔する、と?」


 死神は「えぇ」と肯く。


 僕は「ありえないな」と鼻で笑った。


「彼女が自殺を諦めたところで僕には関係ないだろ。彼女にはいじめや家庭の問題がある。僕とは根本的に違う」


「それに」僕は続ける。


「他人の自殺を邪魔するなんておかしい話なんて言っていたが、別におかしくないだろ。心を読めるのなら言わなくてもわかるはずだが、僕みたいに最後くらい誰かの役に立ってから死にたいと考える人間も沢山いるはずだ」


 銀時計を手にする前に『死ぬなら意味のある死に方をしたい』と考えていた。

 転がったボールを拾おうとして道路に出た子供が車に轢かれそうになり、その子を庇って死ぬとか、火事で取り残された子供を助けにいって子供だけ助かるとか、漫画とかであるような死に方に少し憧れがあった。


 自己犠牲と言えば格好がつくかもしれないが、実際は違う。

 誰かの犠牲になれば、それだけで自分に価値が生まれると思った。現実に立ち向かえず、自分を磨こうともせずにいた僕でも簡単に価値が生まれる方法、それが自己犠牲。


 人助けをしたいわけじゃなく、最後くらい自分の人生に箔をつけてから死にたかっただけにすぎない。一之瀬の自殺を邪魔しているのと同じで自己中心的な偽善だ。


 こういう考えをする人間がどれだけいるのかはわからない。でも純粋に「死ぬなら誰かの役に立つように」と考える人間は大勢いるはずだ。死んだら臓器を提供するドナー登録だってこういう人間がいるから成り立つのではないだろうか。


「だったら相葉さん」と死神は口を開く。


「一之瀬月美以外の人間を救えばいいじゃないですか」


 死神はしたり顔で続ける。


「わざわざ死にたがっている人間を救う必要もないでしょう。不慮の事故などで亡くなった方を救えばいい。その銀時計なら大勢の人間を救うこともできるんですよ」


「自殺を考える人間でも誰かを救いたいと思うのはおかしくないってだけで、一之瀬の自殺を邪魔する理由はそれだけじゃない。僕は心の靄を晴らしたい。だから彼女が一番適任なんだ」


「それは一之瀬月美に同情したということですよね」


 飲み干したコーヒーカップを置いて、僕に問いかける。


「では、何故彼女に同情したのです?」


「それは……」言葉に詰まった。


「彼女が自分と似ていたから、でしょう?」


 死神は勝ち誇ったように言う。


「自殺の原因は違っても、貴方達は似ているんです」


 確かに一之瀬と昔の自分が重なるときが何度かある。いつも一人でいるところ、橋から景色を眺めているところ、水族館で親子連れを見ていたところ。


 だが、それがなんだという話だ。


「似ているからって自殺を止めるきっかけまで同じというわけではないだろ」


 僕の人生のレールは最初から壊れている。何をどうやっても修復不可能なのだから生きたいと思うことはありえない。いじめや家庭の問題がある一之瀬とは違う。


「それはどうでしょうね。過去ばかり見ていると足をすくわれますよ」


 さっきから煽るような口ぶりの死神に苛々してくる。


「足をすくわれる? それこそありえない。この銀時計の力を使って望んだ生活を手に入れても生きたいと思わなかったんだぞ。未来を見たって結果は変わらない」


 否定すると、死神はクスっと笑った。


「手に入れたのは本当に望んだ生活だったのですか?」


「あぁ、そうだ。断言できる」


 即答した。妥協せずにベストを尽くしたのは間違いない。


 あれは確実に理想の生活だったのだ。


「逆に訊くが、なんでこんなに忠告してくるんだ?」


 今度はこちらが訊く。


「仮に後悔するとしてもアンタには関係のない話だろ」


 死神は一瞬ムッとした顔をし、考え込んだ。


 そして、大きなため息をついてからボソッと呟いた。


「つまらないんですよ」


「つまらない?」


 死神は憂鬱そうな顔をした。


「相葉さん、なぜ私が寿命と引き換えに銀時計を渡したのか、わかりますか?」


「そんなのわかるわけないだろ。アンタみたいに心を読めるのならともかく」


「では、銀時計を渡す理由からお教えします」


 なぜ死神は寿命と引き換えに銀時計を渡すのだろうか。一度も考えたことがなかった。少しだけ興味が湧いてくる。


「私は小さい頃から」


 死神がゆっくり話し出す。


「虫を殺すのが大好きでした」


「は?」


「いいから最後まで聞いてください」


 ろくでもない話なんだろうな、と予想したが黙って聞くことにした。


「すぐ殺すのではなく、最初にその虫が持つ長所を奪うんです。蝶やトンボなら羽をひきちぎって、バッタなら足をもぐ。そうすると見た目も動きも別の生き物になるんですよ。羽のない蝶を見て、それが蝶だと気づく人は少ないでしょう。私はそんな姿になってまでも必死に逃げようとする彼らが動かなくなるまで観察するのが大好きなんです」


「ほら、ろくでもない話だった」と僕は思った。


 その後も「ポイントは少しでも長く観察するために餌を与えたりして助けてあげるんです。たまに助けすぎて逃げられることもあるんですけどね」と顔をほころばせながら語った。


 そんな死神に「悪趣味だな」と言ってやった。どうせ心を読まれたらバレるのだから遠慮はいらない。


「悪趣味だから銀時計を渡すのです」


 うす気味の悪い笑みを浮かべながら問いかけてくる。


「相葉さん、人間の長所ってなんだと思いますか?」


「人間の長所?」


 考えたが思いつかなかった。


「私はコミュニケーションだと考えています。人間社会で生きていくには必要不可欠だからです。自殺志願者ならわかるでしょうけど、大半の自殺志願者は孤立しているんですよ。貴方が一之瀬月美を見て、生きづらそうに見えるのも人間としての長所が彼女に欠けているから」


「つまり、アンタから見れば僕達は羽のない蝶に見えるということか」


 死神は平然と「はい。見えます」と肯く。


「私、人間の心は読めても虫の心は読めないんですよ。それである日、死ぬ間際の虫を観察していて思ったのです。『今、この虫は一体どんなことを考えているんだろう。これが人間だったらわかるのに』と。それから自殺志願者を観察し始めたのです」


 死神は窓の外を見ながら続ける。


「でも人間を観察するのは面白くありません。生に執着がなさすぎるんです。虫のように最期までもがき続ける人間を観察したかったのに、彼らは静かに命を絶ってしまう」


「だから」と強調するように死神は言った。


「餌を渡すことにしたのです。すぐ死なないように」


 僕が「そういうことか」と口にすると、


 死神は「えぇ、その通りです」と微笑んだ。


「寿命を手放した人間が後悔していく様を観察したいから銀時計を渡すのです」


 それを聞いた瞬間、「ふざけた理由だな」と口から漏れた。


「今まで沢山の方が後悔しながら死んでいきました」


 楽しげに語る死神に「他にも寿命を譲った奴がいたのか」と訊くと、「えぇ、心を読んで交換してくれる人にだけ交渉してきましたから」と答えた。


「貴方はゴールが見えていた方が生きる意欲が湧いてくるとお考えのようですね。その通りです。最初は皆さん、一緒なんですよ。残りの三年間で楽しい思い出を作ろうしたり、時間を戻してなにかを成し遂げようとしたり、一時的に前向きになるんです。そうして前向きになっている間に自分の本質に気づくのです」


「本質に気づく?」


「えぇ、時間を戻せば失敗をなかったことにできますからね。気が弱くてひっこみがちだった人間が失敗を恐れなくなって勢いで何事もうまくいくようになることもあるんです。自分に自信がつき、周りの人間も今までとは違う接し方をしてくる。そして気づくのです。『少し違うだけで生きていけたんだな』と後悔しながら」


 そういう人間がいてもおかしくはない、と思う。


「わからないな。後悔することを望んでいるのなら忠告する必要なんてないだろ」


「貴方の使い方はつまらないんですよ」


 心の底からつまらなそうな顔をして言った。


「使い方に面白いもつまらないもないだろ」


「人それぞれですよ」


 死神は「いいですか」と僕に言い聞かせる。


「ウロボロスの銀時計を手にした大半の人間は、最初にお金を増やして豪遊しますが次第に飽きてきます。貴方もここまでは同じでしたね。でも普通は死にたがりな少女の自殺を邪魔したりしません。刺激を求めるようになるのです。時間を戻せることを盾に犯罪に手を染めて攻撃性をむき出しにする人間もいれば、未来予知ができると見せかけることで注目を得て自己顕示欲を満たそうとする人間。使い方はそれぞれ違いますが欲望を満たすために銀時計の力を使い、やりたい放題やるものです」


 そして、「なのに……」とため息をつく。


「貴方の使い方はつまらないどころか、自分から後悔しようとしている。こんな使い方をする人間は見たことがありません」


 散々言ったあとに死神は「もっと私を楽しませてください」と付け足した。


 当然、僕からすれば不快にしか思わない話だった。なにか言い返してやろうと思ったが、こんなバカげたことを言う相手にしたところで疲れるだけだろう。


「アンタの自由研究に付き合ってられるか」


 伝票を取って立ち上がり、死神に言い張る。


「僕は自分のやりたいようにやる。後悔する気もない」


 残り一年半しか生きられないんだ。自分が望むことを自分のためにやる。


 それに死神は未来予知ができるわけではないようだ。

 さっきの発言でわかった。予知できるのならつまらない使い道をする人間に銀時計を渡したりしない。後悔するなどと言っているが、ただの予想にすぎない。


 心を読むだけでなんでもわかると思ったら大間違いだ。


「相葉さん」


 席から離れようとした瞬間、死神に呼び止められ、足を止めた。


「ウロボロスの銀時計を手にして後悔しなかった人間は誰一人いません」


 席に座ったままこちらを見ずに言う。


「何故だかわかります?」


 答えなかった。


「後悔する人間にしか渡していないからです」


 死神は振り返り、僕の顔を見て微笑む。


「心を読めばわかるものなのです」


 それを聞いて、僕は微笑みを投げ返した。


 よかったな。後悔しない最初の一人に出会えて。

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