そして
前へ
「ユウ、良いか。これは打倒屍の悲願を成すべく受け継がれてきた刀だ。これを守るために多くの者が殺され、それでも一族は受け継いできた。いつか現れる使い手の為に。ユウ、お前は待ち望まれた子、一族の希望の星だ。その役目、必ずや成し遂げよ」
君は僕に多くの事を教えてくれた。寄り添って共に歩んでくれた。
僕は君に、感謝以上の思いを抱いている。その名前はまだわからないけど。
君は屍で僕は人。
名も知らぬ
感情を知った今だからこそ、彼らが僕に託した「悲願」を無視できない。
僕は、決着を着けようと思うよ。
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