「もっと頼れっていつも言ってるだろ？」

「翼はほんとに優しいねー！(笑)」

「楓にだけだから。」

「そうかなぁ？(笑)

でも、本当にありがとう。

翼がいてくれてよかった、、、。」

まだまだ不安げな楓を見て、

絶対に楓に触れさせない。

絶対に俺が守る。

そう思った。

「いつも強がってばっかだもんな(笑)」

「そんなことない！(笑)

でも、隠してても翼にはわかっちゃいそうだなぁ！(笑)」

わかるよ。

だって目が離せないくらい楓が好きで、

自分でも追いつかないくらいどんどん気持ちが大きくなっている。

「じゃあ、明日は俺の方がはやいけど、きたらすぐ連絡しろよ？」

「うん。わかった！行きのバスは確かなぎさも一緒だったから、そんなに心配しないでね？」

「わかった。また明日な！」

そう言って楓の頭を撫でた。

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