第5話 朝のシルエット
「今、何時?」と思い雄二は目が覚めた。
現在3時24分と時計に書いていた。
「そうだった。俺は唯を少し強引にシてしまった。起きたら謝らないとな」
6回もシてしまったので唯にもかなりの疲労が溜まっていると思う。
一応、ピルを飲ませている為妊娠の可能性は低くなっているが100%では無いので『創造』により魔法名『避妊』を作った。
子供は結婚して収入が安定しないまでつくったらいけないと思う。
「『避妊』」と小声で言い改めて唯を抱き寄せた。
今の2人は一糸纏わぬ姿でいる為、直に唯の温もりを感じている。
そして、2度寝をするのであった。
ピピピッとアラームが鳴り2人とも目が覚めた。
「おはよう」と言い口づけをしてきた。
「おいおい。朝から理性を吹っ飛ばす気か。まぁ今日は土曜日だけど」
「いいよ。朝から私を愛して」と言われた為、当然理性を抑えられなくなった。
なんやかんだで2回戦までしてしまい朝からクタクタだ。
「はぁはぁ、気持ちよかったよ」と言う唯に雄二は覆い被さりまた熱い口づけをした。
「さてと、早く服を着た方がいいぞ。風呂場から部屋まで来るときも移動しながらシてたんだから、体調崩したらいけんぞ。」と言い服を取り出した。
「ありがとう。」と言い服を着た唯。
その行動さえも愛おしく思える。
朝食はパンで作ることはなかった。
しかし、茜が爆弾を投下した。
「お兄ちゃん。夜、唯ちゃんが息を荒げていたけど何で虐めてたの!」と茜が強い口調で言われた。
「いや、虐めてなんかないぞ。ちょっと2人で筋トレしてたんだ。それで、疲れたんだと思うぞ」と答え唯も
「そうだよ。雄くんと筋トレで腕立て伏せや腹筋してたら疲れたんだよ」
「ふーん。そうならいいけど。もしも虐めていたならお兄ちゃんを痛めつけるから」と妹さまの怖い言葉をいただいた。
「それと、唯ちゃん今日買い物に付き合ってくれない?」
「いいよ。それじゃ雄くんも」
「それはダメっ」と茜が止めた。
「えっどうして?」と唯が聞くと
「だって、女の子同士でしか買えないものがあるじゃん」と言っていたのでなんとなく予想がついた。
「うん。分かった。ごめんね雄くん。今日は一緒に居られなくて」
「別にいいよ。楽しんでおいで」と雄二が言ったもの雄二も出かける準備をした。
なぜなら、茜は兄から見ても可愛いと思うし、唯は超絶美少女だからナンパしてくる輩が出てくる可能性がある為だ。
そう思いながら、『創造』で魔法名『認識阻害』を作った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます