第4話 甘い夜 (過激なシーンがあるのをご了承下さい)

「ただいまー」と言いドアを開けた。

「お邪魔しまーす」と言い唯も入った。


どうやら、茜は帰ってきてないようだ。


「部屋に先に行っておいてくれ。飲み物取ってくるから」


「さてと、ベッドの下に何か無いかな〜」と言い唯はベッドの下を除いてみた。


そして、ベッドの下から出てきたのは。

「何これ?ポスター?」

それは、雄二の大好きなアニメのキャラポスターだった。

おまけに、水着姿のポスターと下着姿のポスターだった。


「ふーん。雄くんはこんなのが好きなんだ。」


「待たせたな。すまんすまん。」と何も知らない雄二が入ってきた。


「唯、何見てるんだ。おい、何でそれを!?」


「たまたま、ベッドの下覗いたらこんなのが出てきたのだけど。説明してくれるかな?」と唯が半分目が引き攣っていた。


「すまん。やはり、欲求に勝てなかった!。好きなキャラの水着姿や下着姿は滅茶苦茶萌えるんだ。お願いだ、許してくれ!」と土下座で頼み込んだ。


「別にこれが駄目とは言わないよ。雄くんの趣味を否定はしないよ。もちろん、私もアニメは好きだよ。けどね、少し相談して欲しかったなぁ。」と唯は言う


「本当にすまん。お詫びに、今日の夕飯は唯が好きな生姜焼き作るから。」


「本当!」と目を輝かせながら言った。


「本当だ。それじゃあ、今から作るから」

「私も手伝うよ」と言い台所へと向かった。


雄二も一般的な家事は出来るのだ。


「ただいま〜。あれ?唯ちゃんも来てるの?」と言い茜が帰ってきた。


「「おかえり」」と同時にハモった。


「お兄ちゃんも唯ちゃんも相変わらず仲良いね。」と笑いながら言う茜に照れながら


「「そんなことないよ」」とまたハモった。


「ほら、またハモった。お兄ちゃん!唯ちゃんを今のうちから幸せにしていないとお嫁さんに来てくれないよ!」と妹さまである茜に言われた。

雄二は少し、茜に尻にひかれている。


「大丈夫だよ茜ちゃん!何があっても私は雄くんと結婚するから!」と言ってくれたもの、俺は滅茶苦茶恥ずかしかった。


「あはは。これでお兄ちゃんも将来安泰だね」と茜が言った。


唯が手伝ってくれて調理時間が短縮できた。

「おまたせ〜ご飯できたよ。」と言いテーブルの上に置いた。

テーブルは冬という事もありこたつを付けているためとても暖かい。


「「「いただきます」」」と言い食べ始めた。


夕食中は学校での出来事や他愛ない会話を楽しんだ。


しかし、ここから急展開した。

それは妹が言った一言で。

「お兄ちゃん。先に風呂入って良い?ちょっと疲れて早く寝たいから」

本来、この会話は普通かも知れない。しかし、唯と一緒に風呂に入りたいと思う欲求が襲ってきた。


「おお。いいぞ。ゆっくりしてき」と言いこたつの中に入った。


「うん。ありがとう」と言い茜は風呂場に向かった。


「ふーん。雄くんは私と一緒に風呂に入りたいんだ」とからかうように言う口ぶりに肩が震えた。


「どうしてそれを」と恐る恐る尋ね返した。


「そんな顔していたから?」と何故か疑問形で返してきた。


「まぁ、気にしないでくれ」と返したものの、


「一緒にお風呂に入ろう」と言った唯。


「えっ!マジっすか」

「マジで」と言う唯。


「んじゃ、俺は目隠しが必要か?それとも海パンがいる?」と尋ねると


「どっちも要らないよ。だって、一緒に風呂に入ることは今までに何回かあったでしょう。」


「でも、昔とは違うだろう。それに唯も...」と言葉を濁らす雄二


「私は、いいよ。雄くんのなら全て受け入れるから」と言う唯。



しばらくすると

「お兄ちゃん。風呂上がったよ。おやすみ〜」と言い自分の部屋に帰っていった茜。


「それじゃ、行くか」と緊張した趣きで風呂場に向かった。



唯から、先に入っててと言われた為先に入っていた。


「おまたせ。」と言い入ってくる唯。


それは一糸纏わぬ姿で入ってきた。

既に童貞を卒業している雄二だが唯の裸には興奮してしまう。


「じろじろ見ないで。恥ずかしいんだから」と言い慌てて目を逸らした。


風呂では対面をしながら入っており唯の豊満な胸が見えている。

今の女子中学生は発育が良いんだなぁ思いながらも目がついつい胸に行ってしまう。


「ほんと、雄くんは胸が好きなんだから。」と言い雄二に抱き締めてきた唯。


「おい、何してるんだ!?」と言う雄二だが、「このまま、シても良いんだよ」と言われた瞬間、理性が抑えられなくなった。




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