第3話 白崎唯のピンチ
「おはよう」と毎朝の登校。
今日も、平和な日常を望んだものそうはいかなかった...
「これ、なんだろう?」と唯が手紙の様なものを手にした。
おい、まさかラブレターじゃねぇよなぁ〜
手紙の内容はこうだ
拝啓 白崎唯さん
この僕は、貴女に一目惚れしました。
放課後、体育館裏に来てください。
その際、答えを教えてください。
良し!この際、記憶削除魔法でも作っておくか。と創造により記憶削除を含む削除魔法を作った。
「命知らずめ。叩き潰してやる」と目だけで殺気が溢れてくる。
「まぁまぁ。大丈夫だよ。私はあなただけの女性だよ」と肩を寄せて来た。
そして、放課後...
「さてと、何処の何奴だ。成敗してくれよう。」と体育館の角で見ていた。
そして、1人の男が来た。
(3年じゃねぇな)と気付いた。
そして、唯が来た。
「来てくれたのですね」と謎の男が言う
「あなた、誰ですか。それと、あの手紙どういう事ですか?」と唯は尋ねた。
「名乗ってませんでしたね、僕は2年3組の下平大成です。そして、貴女の恋人になる男です。」と男は言った。
(おい、唯は俺の恋人だ)と心の中で殺意がメラメラとこみ上げていた。
「ごめんなさい。あなたの告白は受け取れません。私には恋人がいるので。」と唯は断った。
しかし男は
「僕より、良い男がいるとでも?あなたは男性の見方がなってない。所詮、あなたの恋人は身体しか狙ってないクズ野郎ですよ。そんな男より、将来が約束された僕の方があなたに相応しい。」
「馬鹿にしないで。私の彼氏を悪く言うのは誰であっても許さないわよ。」と唯が怒った。
「ふん。貴女には少し調教が必要な様だ。まぁいい。お前の彼氏の前で陵辱してやろうじゃねぇか。」とスタンガンの様な物をてにした。
(クソ!ざけんな)と男に向かって飛び出していった。
「くたばれ、この外道」と言って俺は男の顔面を本気で殴った。
どうやら男は俺のことが気付いてなかったらしく、殴られる瞬間に顔を向けたため、頬にダイレクトアタックした。
男の身体は体育館裏のフェンスにぶつかって気絶した。
『削除』と唱え今日の出来事と唯への好意を全て消した。
「早く、来い」と俺は唯の手を取った。
「はぁはぁ、ここまで来たら大丈夫だな」
「怖かったよー。」と唯が泣きついてきた。
それもそうだ、スタンガンを向けられたのだから。
「大丈夫。俺がいるから。今日は、母さんも父さんも仕事で帰って来ないし、唯のお母さんもお父さんも仕事で帰って来ないのだろう。今日は、一緒にいよう」
「うん。私を愛して」と唯が言う。
(これは、防音魔法を作らないとなぁ)と思い『創造』により『防音』魔法を作ったのであった。
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