最終日 諦念

本当に済まないと思っている。私の意志の弱さで、このような形で終わらせてしまうことになるなんて、始めた当初は少ししか思っていなかった。だが、今回辞めるに至った経緯として一つの最大の理由がある。これは書いている本人にしか分からない。その理由は、ふと冷静になり、自分の小説を読んだ時だ。その時に率直な感想が浮かんだ。「俺なにやってるんだろ…」と。この瞬間、急に自分のやっていることに恥ずかしさを感じてしまうと同時に、このまま小説を書いていき、それがweb上に一生残ってしまうということが人生の汚点になるのではないかと思った。

以上の理由により、私はこの小説を続けていくことを辞退する。したがって、この小説を読んだ者は、即刻、自分の記憶からこの小説のことを忘れることだ。じゃないと恥ずかしくて飯も食えない。

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アドルフ・オナットラーのオナ禁日記 @adolf

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