入部 哲也

 高校入学式の日は疲れました。お母さんが決して喋らないようにと言うからです。お爺さんも喋ってはいけないというし。だからすごく緊張しました。いつまで喋っちゃいけないのかな。なんで喋っちゃいけないのかな。ずっと考えていました。だけど中学校では入学式に喋ったからずっといじめられるようになったから高校ではやっぱり喋らないほうがいいと思いました。部活の紹介のときは吉井先輩に突然声かけられてびっくりしました。つい返事してしまいました。だけどその後クラスの人が少し僕に興味をもってくれて、少し嬉しかったけどその後僕が少し話したらみんなそれから話しかけなくなりました。やっぱり僕はおしゃべりをしたらいけないのかなと悲しくなりました。それから僕は黙っていることにしました。黙っていれば特にイジワルをされることはありません。だけど気になったのが僕はどうしたらバスケ部に入れるかわからなったことです。先生に聞いたらいいんだろうけどどの先生に聞いたらいいのかわかりません。僕はやっぱり黙っていることにしました。一週間たったら吉井先輩が来てくれました。嬉しかったです。体育館に行ったらみんな練習してました。僕もできるかちょっと心配でした。自己紹介をしました。キャプテンの加納先輩は大きくていい先輩です。僕も自己紹介がんばったら鈴木先輩に怒鳴られました。鈴木先輩は恐いです。僕は苦手です。その後レイアップシュートとオフェンスをしました。僕は練習したことを一所懸命がんばりました。はやいドリブルを心がけました。お爺さんがここでがんばればバスケ部に入ることができるぞ、今まで練習してきたことを披露するんだって言いました。相手が鈴木先輩でもがんばりました。だけど僕はパスができません。本でいっぱい読んだけど誰も今まで僕にパスをしてくれたことがないし、パスをする相手もいません。だから練習する方法がありませんでした。僕は悲しくなりました。パスができなくても僕はバスケ部に入ることができるかどうか心配になりました。だけど加納先輩は僕にパスを教えてくれると言ってくれました。僕はすごく嬉しくてバスケ部に入ってよかったと思いました。だから僕は鈴木先輩のちょっと気になったところを言いました。足が閉じるクセが見えて、本にも書いてありましたが足をもっと開ければとてもディフェンスがよくなると思ったからです。だけど鈴木先輩は僕を怒りました。なんで怒られたのか僕にはわかりません。鈴木先輩をよくしようと思って言ったのに。僕はやっぱり黙っていたほうがいいのでしょうか。気がついたらみんな休んでいました。みんな疲れたのかなと思いました。僕はまだ疲れていなかったので練習を続けました。そうしたらまた鈴木先輩が怒りました。鈴木先輩はすぐに怒ります。僕は苦手です。恐くなって僕はみんなと離れて座りました。離れていればイジワルされることはありません。加納キャプテンはだけど僕を呼びました。僕にパスをいっぱい教えてくれるといいました。加納キャプテンは僕にイジワルをしません。本当にパスを親切に教えてくれます。中学のときの木村君とは全然違います。僕はすごく嬉しかったです。加納キャプテンのパスをはやく受けられるようにこれから一所懸命練習したいと思います。僕も加納キャプテンにちゃんとパスを送れるようにがんばりたいと思います。僕はバスケ部として認められるようにこれからも一所懸命練習してがんばりたいと思います。

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