第24話 番外編ユウキとカナ2

「次は鍵のことでよいですか?カナさん。」

「とりあえず、お昼準備するね。ユウキも着替えてきなよ?」

「おう。」

まずは、鍋をだして、水道水をいれお湯を沸かした。

今朝冷やし中華の下準備にきゅうりやハムを千切りしておいたため、冷蔵庫を開けた時、カナはなんか違和感を感じた。

『さっき台所に立った時もそう言えば感じたのよね。』


お湯を沸かしている間、よく台所を見渡して、冷蔵庫ももう一度あけてみる。


二階にある自分の部屋で着替えておりてきたユウキが難しい顔した、カナをみて何かあったのか心配になった。

「カナ、なんかあったか?」

「ふふふぅ、なんだそういうことか?クスクス……」

「なんだよ、カナ。」

「もうすぐ、今日の鍵騒ぎの件が解決するわよ。お楽しみに!」

「なんだよ、それ。」

「すぐ準備するわね。お昼ご飯。すわってまってて。」

納得できない不満なユウキはカナに言われたとおりにするしかなかった。

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