第2話 入学式

桜の花が満開な暖かい優しい日差しが指す4月9日。

私達の入学式があった日に事件がおこった。


私、吉田カナはクラス発表の張り紙の前でクラスを確認していると、

「カナ。よかったぁ。高校でも一緒のクラスだぁ。」

「アキ。本当に?やったね!また、よろしくね。」

1組から5組まであるが3組まで普通科はひとクラス35名あと自然科学コースの4組、5組はひとクラス40名だ。さっと斜めに見たが、名簿みて初めて一緒の学校に進学だったと知った友達や今まで仲良かった友達が何組が確認する。

一緒のクラスの友達はアキだけみたい。中学からの付き合いだけど本当に気があう。

金子アキと1年3組へ入るとまだユウキがきてないようだった。ユウキも同じクラスなのは張り紙で確認した。

教室には、出席番号順に席が指定されていて、丁度志垣ユウキは先生の教壇の真ん前。私は窓側の一番後ろの席になった。


しばらくしたら、教師が入ってきて簡単に自己紹介があり今年の担任 新木リョウコ先生の合図で入学式の会場へ向かった。向かっている途中、走ってユウキがきた。

新木先生は

「荷物おいて急いできなさい。」

みんなと進行方向が反対の教室へ向かっていった。

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