第14話

俺は夜明けと共に起きた、朝食を済ませ、さぁ今日も修行すっかーと、思っていると頭の中に声が聞こえてきた。

「おはよう、ヒイラギ君、あのね今日はコンビネーションの練習でもしたいなーって思ってるんだけど…って聞いてる?」

コイツ直接脳内に!!?などと1度は言ってみたかったセリフを言い終わり、返事をした。

「あぁ、おはよう、ルリカ、今日特に予定は入ってないからいいよ。」

と答えると、返事が帰ってきた。

「やったー、じゃあ今から私の指定するところへ来てね、待ってるから。」

「分かった。」

と俺はルリカに指定された場所へ『マップ』を頼りに進むと、なんとまぁ豪邸に着いちゃったじゃないですかヤダー。と固まっているとなんということでしょう、その豪邸からルリカが出てきたではありませんか。

「え?ルリカ?なんで豪邸から?」

俺は不思議な事が目の前で起こりすぎて、頭が回らなかった。するとルリカはイタズラっぽい顔でこう言った。

「ここは、私の家だよ?」

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