第10話
朝夜明けと共に起きた俺は朝食を済ませ制服に着替え、学校へ向かった、
「おはよう、今日から授業が始まるからな、皆、勉学に励むようにな、あと今日は1時限目からお前らの実力を見せてもらう、まぁいわゆる模擬戦だ、体育着はもうもってるな?遅れないようになー。」
それを聞いた生徒達は皆大いに盛り上がった。
模擬戦は2対2らしい、クジで決めるそうだ、さて、俺の相方はと探していると、ルリカが声をかけてきた、
「ヒイラギさん同じペアですね、頑張りましょうね」
「あぁよろしく、あとヒイラギさんなんてよしてくれ、俺もルリカって呼ぶからさ」
「分かりましたでは、ヒイラギ君でいいでしょうか、、、?」
少し恥ずかしながら俺の名を呼んだ、何この子可愛い、
「と、とりあえずルリカはどんな魔法が使えるんだ?」
ルリカは慌てて、
「はっはい、私は遠距離の水属性魔法なんです。ヒイラギ君は?」
「俺は肉体強化魔法だ」
ルリカは首をかしげた、
「肉体強化魔法?聞いたことない魔法ですね、どのような戦法なんですか?」
俺は驚いた、
「知らないか?まぁいっか近接戦闘だな。」
「へぇーそうなんですか武器は?」
「ないよ、拳だけ」
ルリカはとても驚いた、
「ええっ!!?拳?凄いですね想像出来ません、」
「まぁそこは模擬戦で見せるから、ほらそろそろ俺たちの番だ、ルリカは後ろから援護射撃よろしくな。」
俺は立ち上がりそういった。
ルリカが慌てて俺の後を追う、
「分かりました初陣頑張りましょうね。」
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