第9話

手紙にはこう書かれてあった

やっほー元気ー?神だよー、いやね君には家を用意したって言ったんじゃん?生活に必要なものは全部あるからって言ったじゃん?でもね流石の僕でも永久には無理だからそこの森で自給自足しといてねー、言い忘れてたけどそこの森結構危ないから頑張ってねー☆

それを読み終えた俺はプルプルと体を震わせ、そして叫んだ、

「それぐらい先に言っとけアホ神ィィィィィッッッッ!!!!」

~数分後~

「はぁ、はぁ、まぁ『鑑定』のスキルもあるしなんか食えるもの探しにいくか」

家を出て少し歩いたところで、

「そう言えば『魔力感知』使ってみるか。」

俺は目をつむり集中した、そして明確にマナを感知したのだ。

「いた、小さいな、よし行くか。」

その方角に少し歩くと小さなウサギがいた、鑑定スキルで調べてみる

《ホーンラビット》 警戒心が強いウサギそのウサギから取れる肉は絶品だという

最初からなかなか美味そうな獲物を見つけた

「よし行くか、壱式」

式段で強化し接近する、ホーンラビットがその殺意に気づいたがもう遅かった。倒されたホーンラビットは光の粒子となり消えていった、そしてそこには肉が落ちていた。

「おぉー落ちてる落ちてるこれが肉か、さっさと帰って食べるとしますか。」

その時またどこからとなく女性の声が聞こえた。

《隠蔽》を獲得しました。

俺はすぐにスキルを確認した、

《隠蔽》 気配を隠すことが出来るLv1(最大10)

「おぉこれは便利だな、とりあえず帰ってご飯だ。」

俺は帰ってホーンラビットの肉を堪能した、次見つけたら絶対倒すと決断するほどその肉は美味しかったのであった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る