第9話 ホットブレイク
アリスは仄かな灯かりに誘われて、また拓けた場所にでました。
「いらっしゃい、可愛らしいお嬢さん」
「お? 可愛いじゃん! お茶でもしていきなよ」
「いら……しゃい……アリス……zzz 」
三人三様の風変わりなお茶会。
言われるがままにイスに座るアリス。
何故か彼女の心は急いではいませんでした。
「お茶はリラックス出来るからね。大丈夫、ここには時間という概念はないよ」
「そうそう! ゆっくりしていきなよ」
「ゆっくり……お話……しよう……zzz 」
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