第2話 ここは、どこ?

橘「う……ん、ここは?、どこだ?」


?「お前が行きたいと言っていた異世界だが…」


うぉ!真後ろから、野太い声が聞こえる……

俺は直ぐに後ろを振り向いてみる、そこには声通りの、ガタイの良い男がいた。


橘 「すまん、色々頭が追いつかないんだが少しここまで来た経緯を、説明して貰ってもいいか?」


ガタイの良い男「うむ、良かろう!まずは、お前がクラスで叫んだ所の後から言っていこうか……」


そこから2~3時間くらいは、この男の話を聞いた……。

自分から、教えてくれと言ったがこんなに長くなるとは夢にも思わなかった、とにかくあの長い話をまとめると、


゛この世界の名前は、オルナ゛という、ケルト神話のフォーモル族のテトラという王の使っている剣の名前らしい。


この話をきくだけで、ケルト神話の話や、テトラという男の話を熱く語られて大変だった。


まぁこの話だけで、勘の良い俺は大体ここがどんなとこか分かった。

まぁ俺は、子供の頃から察しが良かったからね。(隙あらば自語たり)


大体予想はしてたが、やはりここは、゛剣の異世界゛まぁこの世界の名前がオルナという剣の名前だから、大体分かってはいたが、大事なのはここからだ。


この世界には、職業と言われる、生まれた時から、剣士や、騎士など、自分のこの世界の役割が決まってしまう一大イベントが発生する。


まぁこの世界は、剣がメインだからかもしれないが、この世界の剣士というのが、大体ほかの世界で言う村人の役割らしい。


なら、ほかの世界から来た俺に、職業はあるのだろうか?と思って、あの男に聞いてみたらやはり、俺の職業もこの世界に来た瞬間から、決まっているらしい、まぁこの世界での自分の生き方を決める程の大事なものであるから、やはり知っていたい。


そこであの男から、聞いた俺の職業は……魔法使いである。

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