第8話 ロードヴァン城の危機
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その距離を一行、すなわちザイフェルトと従騎士二人、バルドとゴドンとカーズの六人は七日で駆け抜けた。
オーヴァ川の西には広大な砂漠と草原が広がっており、東には山と森が広がっている。
その両方を指して、大陸東部辺境と呼ぶ。
中央の国々のうち大陸東部辺境に面している国は、どこも辺境騎士団を持っていた。
広大な辺境からわき出てくる魔獣、野獣、亜人から国を護り、通商路を確保するのがその使命だった。
だから彼らは、辺境騎士団といいながら、オーヴァを越えてその東側に足を踏み入れることはない。
百年ほど前には、この辺境競武会には八つの国の辺境騎士団が参加していたという。
だが今は、ゴリオラ皇国とパルザム王国のみが参加している。
時の流れとともに力を失い小さくなっていった国は、辺境騎士団を維持できなくなっていったのだ。
もっとも、近年魔獣はオーヴァの西ではほとんどみられない。
亜人たちの縄張りや移動のしかたもある程度分かってきたし、棲み分けもできてきたから、大きな衝突は少なくなった。
さらにいえば、この百年ほどは大陸中央部の国同士での争いが続き、辺境へ関心を持つ余力がなかった、という事情もある。
バルドたちの常識では辺境とはオーヴァの東を指す。
辺境騎士団の名は知っていたので、どうして辺境に来た話を聞かないのか不思議に思っていた。
ザイフェルトの話を聞いてやっとわけが分かったのだった。
ロードヴァン城はガドゥーシャ辺境侯の居城にしてパルザム辺境騎士団の本拠地だ。
〈
かつては辺境騎士団は辺境侯の私兵に近かった。
しかし今ではその維持費は国庫から支出され、騎士団長の任免は王が直接行う。
とはいえその活動は辺境侯の庇護下でなされるのだから、辺境侯は強い影響力を保持している。
ガドゥーシャ侯爵は、元老院の議席も父侯爵から引き継いでおり、その見識の高さから王の信頼も厚い。
今も重要事項の諮問にあずかるため、王都に滞在している。
さて、城が見えてきた。
近づくにつれ、単なる城というより城塞都市というべき規模を持っていることが明らかになった。
東門から城に入ろうとしたが、何やら騒がしい。
城壁の上では兵たちが弓と石弓を構えている。
門の前に、乗馬した騎士たちが二十人ほどいる。
それと相対しているのは、巨大な羽なし鳥に乗った緑の巨人たち。
ゲルカストだ。
ゲルカストは亜人たちの中でも特に好戦的だ。
彼らなりの理由から人間とはむやみに戦わないが、いざ戦うとなったら騎士五人で一人のゲルカストとやっと戦えるかどうかだといわれる。
集団となったゲルカストは、さらに恐ろしい。
ゲルカストが三十人いれば城でも落とせる、といわれるほどである。
そのゲルカストが、およそ百人。
手にはまがまがしい武器を持ち、今にも襲い掛からんばかりの怒気をみなぎらせている。
ザイフェルトは両者のあいだに割って入った。
「マイタルプ副団長。
これは何の騒ぎか」
「団長閣下。
よくぞお帰りを。
この呪われた蛮人どもが、騎士の名誉を汚す言いがかりをつけてきたのです」
騎士団の騎士が、ゲルカストをだまし討ちにしたので、引き渡すようにと彼らは要求しているのだという。
ザイフェルトは、下馬してゲルカストのほうに歩み寄った。
「それがしは、この城をあずかる者、パルザム王国辺境騎士団長ザイフェルト・ボーエン」
これに呼応して、ひときわ大柄なゲルカストが鳥から下りて前に出た。
「わしは、ンゲド・ゾイ・ヤンゼンゴ」
「ヤンゼンゴ殿。
わが騎士団の騎士にご用とか」
「おぬしたちの暦で二か月前のこと。
わが氏族のコマジエという者が、砂漠で行き倒れていた人間を助けた。
人間は、パルザム辺境騎士団の騎士ガープラと名乗った。
騎士ガープラは恩を仇で返した。
眠っているコマジエの喉を突いて殺し、一緒にいた孫の左胸を突いたのだ。
だが騎士ガープラは、ゲルカストが二つの心臓を持つことを知らなかったようだ。
孫は瀕死の重傷を負ったものの生き延びて氏族のもとにたどりついた。
そして族長代理たるわしに血の復讐を託したのだ。
イチェニケミ!」
呼ばれて幼い女のゲルカストが歩み出た。
そして自分の左胸を指さした。
そこには生々しい傷痕があった。
ザイフェルトは振り返って言った。
「マイタルプ副団長。
騎士ガープラといえば、競武会の細剣部門の代表になった男だったな。
今、どこにいる」
「団長殿!
まさか、この血に飢えた化け物どもに、仲間を売るおつもりか」
「黙れ!
騎士の名誉は堂々たる真実によってのみ守られる。
騎士ガープラは、おのれの潔白を神々の前で証しだてねばならん。
その証しだてを妨げる者は、何人たりとも許さん!」
二人は厳しい顔でにらみ合った。
ザイフェルトは、騎士マイタルプの斜め後ろの騎士に声をかけた。
「オネマ隊長。
騎士ガープラを、ここへ」
騎士オネマは一礼して城門に馬を走らせた。
なるほど、難しそうじゃのう、とバルドは思った。
ここに来るまでに多少の事情は聞いていた。
辺境騎士団は単独の騎士団としてはパルザム王国でも最も規模が大きく、かつ勇猛果敢だが、やや独立独歩の気風が強すぎるところがある。
先々代の王が始めた軍制改革にも非協力的で、その体質を変える使命を帯びて、ザイフェルトが騎士団長に就任した。
これから団員たちの信頼を得ていかねばならないが、古参の団員たちの態度はかたくなで、何かと微妙な舵取りが要求される面があるという。
くわえて、ザイフェルト自身がよく思われていない。
ザイフェルトの父は伯爵位を持っていた。
ただしそれはパルザムの爵位ではない。
ザイフェルトの父は亡命貴族だったのである。
パルザム王は数代前から他国人でも優れた人材は進んで登用する方針をとっていた。
ザイフェルトの父も重用されたが、それを面白く思わない者も多かった。
冷たい目線を浴びながら、ザイフェルトの父は陰徳を積もうと心がけた。
ザイフェルトも忍耐を覚えながら成長した。
能力と忠誠は正しく評価されず、功績はかすめとられ、いわれのない批判を浴びた。
だが、見えない功績は見える功績にまさるという父の教えを守って、ひたすらおのれを磨いた。
無爵のまま壮年期を迎え、いわば日陰者だったウェンデルラント王子につけられた。
周囲からすれば左遷であるその人事で、ザイフェルトは真のあるじに出会ったことを知った。
その後ウェンデルラント王子は軍事で地味だが重要な役目を果たし続け、武人たちの尊敬を勝ち取っていった。
ザイフェルトも突撃隊長として武勲を重ね、国の浮沈を賭けた決戦でウェンデルラント王子とともに敵の本隊を打ち破り、勝利をもたらした。
凱旋したウェンデルラント王子は王位についたが、ザイフェルトへの褒賞は一時棚上げされた。
身分の低いまま勅使の供としてオーヴァの東に派遣され、ジュールラント王子の消息を確認し王都に迎えるという大役を果たしたのち、一気に伯爵に叙任されたのである。
その勲功は
辺境の目立たない地で命懸けの働きをしても報いは少ない。
彼らからみればザイフェルトは、君側で華々しく活躍していきなり伯爵位を得た要領のよい人間なのだ。
騎士オネマが、一人の騎士を伴って来た。
その騎士の顔面は蒼白である。
「騎士ガープラか」
その騎士は馬から下りて上官に対する礼容を取り、はっ、と答えた。
「なんじは容易ならぬ嫌疑を掛けられておる。
ひざまずき宣誓せよ」
騎士ガープラはザイフェルトの前にひざまずき、
ザイフェルトは右手をその頭に当て、
「正義と真実の神ヤンエロの名のもとに、騎士ザイフェルトが問う。
騎士ガープラよ。
祈誓せよ」
「誓います」
「よし。
なんじは、このゲルカストの少女に見覚えはあるか」
騎士ガープラは、頭を上げて幼いゲルカストを見た。
その目には隠すべくもない恐れが浮かんでいる。
見つめ返すゲルカストの少女の瞳には、炎が燃えさかっている。
「……あります」
周りの騎士たちがざわめいた。
「騎士ガープラ。
なんじは、恩義あるゲルカストを闇討ちした罪で告発された。
知るところを誠実に述べ、身の証しを立てよ」
騎士ガープラは、ぶるぶると震え、ずっと黙ったままだったが、やがて崩れ落ちて、すすり泣きながら告白した。
「私は、私は。
魔獣の首が欲しかったのです。
競武会に出るためには、武勲が必要でした。
西の砦の近くに魔獣が出たと聞いて。
魔獣など、もう何十年も討伐した話は聞きません。
魔獣の首さえあれば競武会に出られると思ったのです。
ですが砂嵐に迷い、仲間とはぐれ、意識を失いました。
気が付いたらコマジエ殿のテントの中で、イチェニケミ殿が手当を。
私はありがたくて。
ところが、ふと思ったのです。
ゲルカストは挑まれた決闘を決して避けない。
そしてゲルカストを名誉ある決闘で一対一で破ったなら、魔獣を討ち取るにもひとしい武勲だと。
この年老いたゲルカストになら、勝てるかもしれないと。
ああ。
ですが、ああ。
夜中ふと寝ている二人を見たとき、私の心の中の悪魔がささやいたのです。
今だ、殺せと。
そして、ああ!
私は、二人を殺し、コマジエ殿の首を持ち帰りました。
私はあのとき、狂っていたのです!」
そのあとは嗚咽が続き、言葉にならなかった。
ザイフェルトは、騎士マイタルプに、そのゲルカストの首はどこにあるか、と訊いた。
騎士マイタルプは、部下に命じて首を持って来させた。
壺から出された塩漬けの首を見て、イチェニケミは泣いてすがりついた。
これは大変なことになったわい、とバルドは思った。
騎士団員の非道が明らかになった以上、ゲルカストの要求をはねつければ、騎士団全体が、ひいては国が名誉を失う。
一方、亜人の武威を押し立てての要求に屈して団員の命を差し出したとあっては、ザイフェルトは騎士団の信頼を永久に失う。
だがザイフェルトの顔には、少しの焦りも浮かんでいなかった。
騎士ガープラが泣き止むのを待って、静かな、しかし毅然とした声で言った。
「騎士ガープラ。
なんじは妖魔に魅入られ、騎士として人として、許されざる行いをした。
なんじはコマジエ殿とイチェニケミ殿に、言葉以上のものをもってわびねばならぬ。
だが、最後の瞬間に正しい心を取り戻したのだから、裁きの剣に潔く身を委ねれば、なんじは名誉ある騎士として死ねる。
なんじの遺族には、任務にあって死んだと伝えよう。
言い残すことがあれば、言え」
騎士ガープラは、兜を脱いで傍らに置き、不思議なほど落ち着いた声で、
「両親に、ご健康をお祈りしますと。
団長。
ありがとうございます」
と言って両手を組んで地に付け、首を差し出した。
ザイフェルトは、すらりと剣を抜き、騎士ガープラの首を落とした。
その剣は処刑用の剣でも決闘用の剣でもない。
鎧を着た騎士と戦うための騎士剣であり、刃は鈍く身は厚く重い。
その騎士剣で、金属鎧から張り出した首覆いにかすらせもせず一撃で首を落としたのだ。
しかも剣先は地に着く前にぴたりと止められた。
ザイフェルトの技前は尋常のものではない。
それ以上に、この空気の中で平然とこれをやってのけた心胆のすわりかたはすさまじい。
ザイフェルトは剣を従卒に渡して血を拭かせ、マントを脱いだ。
マントで騎士ガープラの首を包んで騎士オネマに持たせ、ゲルカストたちのほうに向き直った。
「ヤンゼンゴ殿。
ただ今騎士ガープラに身の証しを立てさせたところ、確かに告発の通りの罪を犯したことが明らかになった。
よってわが剣がその罪を清めた。
騎士ガープラは命をもってわびた。
わしもわびる。
どうかこの謝罪をご受納あれ」
「騎士ザイフェルト。
命をもってのつぐないは確かに見届けたと、祖先の霊に告げよう。
その首をよこせ」
緊張が走った。
騎士団長は、騎士ガープラの首を、蛮族どもに渡すのか。
それとも、騎士団員の首を守るのか。
人間たちのすべてが、かたずを飲んでザイフェルトの返答を待った。
「それは、できぬ。
ンゲド・ヤンゼンゴ。
決闘を申し込む。
一対一の名誉ある決闘だ。
私が勝ったら、貴殿の部下は、貴殿の首とコマジエ殿の首を持ち帰る。
貴殿が勝ったら、私の首を持ち帰るがよい。
部下の首は、渡さぬ」
ヤンゼンゴは、一瞬きょとんとして、それから哄笑した。
どれほどの武人であろうと、一対一で人間がゲルカストに敵うわけがない。
まして相手は勇士ヤンゼンゴなのである。
つまりザイフェルトは部下の首を守る代わりに自分の首を差し出すのだ。
その酔狂ぶりと勇敢さを笑ったのだ。
ただしその笑いにあざけりの響きはない。
こうした行為は、ゲルカストの気質に適うものだ。
そして決闘を挑まれることほどゲルカストが好くものはない。
つまり笑うことによってヤンゼンゴは騎士団員の罪を許した、といってよい。
ヤンゼンゴは笑いをやめ、ザイフェルトに返事をしようとした。
だが、後ろのゲルカストたちがざわめいた。
バルドを指さしながら、口々に何かを言い合っている。
ゲルカストたちは、激しい口調でヤンゼンゴに何事かを訴えている。
ヤンゼンゴは、バルドのそばまでやってきて。
腰に提げた古代剣をじっと見た。
いや、そうではない。
その鞘を見たのだ。
その鞘に縫い込められた文様を。
「人間。
その鞘は、どこで手に入れた」
バルドは、ヤンゼンゴに、友誼を結んだゲルカストの勇士がわしのためにあつらえてくれたのだ、と答えた。
「その勇士の、名は」
ンゲド・ゾイ・エングダル、とバルドが答えると、ゲルカストたちのあいだにざわめきが広がり、大騒ぎになった。
手を上げてそれを鎮めると、ヤンゼンゴは、
「どこで、会った」
と訊いた。
バルドは、なぜそれを知りたがるのじゃ、と訊き返した。
すると、ヤンゼンゴのすぐ後ろに来ていた大柄なゲルカストが、
「そんなことは貴様の知ったことではない!
質問に答えろっ」
と、かみつくように叫んだ。
ヤンゼンゴのほかにも人間の言葉がしゃべれるゲルカストがいたようだ。
メリトケという名だと、あとで知った。
ヤンゼンゴはメリトケを殴り倒した。
すさまじい威力の攻撃だ。
人間なら頭がはじけて死んでいる。
ヤンゼンゴは、ゲルカストの言葉で部下たちを一喝すると、バルドに向き直った。
「ンゲド・ゾイ・エングダルは、わが氏族の族長なのだ。
われらは、二十五年にわたり、族長エングダルを探している。
二十五年前、一人の人間が誤ってわれらの祖先の眠る場所を汚した。
その罪は死以外では償えないが、人間は王に重要な報告があるので、一度だけ国に帰らせてほしいと言った。
そのとき、族長エングダルは保証人となった。
人間は帰って来なかった。
族長エングダルは違約を恥じ、一族の前から姿を消したのだ。
人間には分かりにくかろうが、われらにとり、氏族を離れて一人で暮らすことは、死以上の苦しみなのだ。
族長エングダルはまことに優れた戦士であり、その武功の数々は比類がない。
エングダルに罪などない。
あったとしても、二十五年間たった一人で生きるという地獄を味わったのだ。
もうじゅうぶんではないか。
われわれは何としてもエングダルを探し出し、戻ってもらいたい。
エングダルは今でもわれらの英雄であり族長なのだ。
会ったという場所を、ぜひ知りたい」
この真情あふれる言葉に真っ先に反応したのは、バルドではなく、騎士マイタルプだった。
マイタルプは、ヤンゼンゴにふらふらと近寄り、
「その、人間の、名は」
と訊いた。
「オイゲン、といった」
騎士マイタルプは、顔をくしゃくしゃにゆがめて、
「それは、わしの父だ。
許せ、ゲルカスト。
父は約束を果たしに帰ると言ったのだ。
だが、母と叔父と私は、暴れる父を閉じ込めてまで、父を行かせなかった。
そうすることで、父の命を救ったつもりだったのだ。
結局父は失意のまま自死した。
わが償いをエングダルに伝えよと書き遺して。
わしはその遺言を今日まで果たしていなかった」
と言った。
ヤンゼンゴは厳しい目で騎士マイタルプをにらみつけていたが、長い沈黙のあと、こう言った。
「勇士エングダルの潔白は、今こそ証された。
氏族百人がこれを聞いた。
人間よ。
おまえの証言は役割を果たした」
そしてヤンゼンゴは、じっとバルドを見た。
次はバルドが答える番だ。
バルドは、ゆっくりと言葉を選びながら、ヤンゼンゴに告げた。
場所を教えることはできん。
それがンゲド・エングダルの意に適うかどうか分からんからのう。
じゃが、案内しよう。
二人を氏族から選べ。
そしてその二人には、祖先の霊廟と精霊〈
本人の意志に反して連れ帰ることはしないこと。
本人が帰還を断った場合、その場所を口外しないことをのう。
ヤンゼンゴは目を細めてバルドを見つめ、
「われらの事情に詳しいようだな、人間。
だが、なぜ二人なのだ。
三人ではいかんのか」
と訊いた。
バルドは、当たり前のような顔で、二人より多いと、力ずくできたときに取り押さえきれんかもしれんからの、と答えた。
この大胆不敵な宣言に、ヤンゼンゴは、高笑いした。
老いぼれたただの人間の騎士が、二人までならゲルカストをねじ伏せると言ったのだから、無理もない。
隣では起き上がったメリトケが、すさまじい形相でバルドをにらんでいる。
少し笑いが収まってからヤンゼンゴは、氏族員たちにバルドの言い分を翻訳した。
氏族員たちも大笑いした。
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