第2話 味方?なのかな...
零は暗い路地を息を荒らげ走る
パタパタと行く末も分からず走り続ける
零「なっなんで!聞いただけで!襲われなきゃ!いけないの!」
走りながらハァハァと息を吐きながら叫ぶ
しかしその先には先回りした大柄の男が立ち塞がっていた
零は急いで止まり息を整えようとしつつ大柄の男を見る
大柄の男「お前!!ペシュオリジネルとどんな関係だ!!言え!!」
血相を変え零にナイフを付けつけながらジリジリと近寄る
零は暗闇でチラチラと光が反射するナイフに恐れながら答える
零「あっあなたにもう言うことは無いわよ!言ったところでこの先変わることは無さそうだし!!」
まだ息が整わないまま言った
大柄の男はその言葉を聞いても一歩一歩確実にナイフを突きつけ近寄ってくる
零も一歩一歩ゆっくりと下がる
大柄の男「あそこに行くやつはろくでもねぇ奴ばっかりだ...あそこで仕事をしてる奴らは人間でも機械でもねぇ...とんでもねぇ悪魔共だ...」
大柄の男は淡々としゃべり続ける
大柄の男「俺の仲間が奴らに殺された!理由もわからずな!」
大柄の男は声を荒らげならがら言う
零は怯えながら後に下がる だが
後ろには大柄の男の仲間と思われる人が立ち塞がっており下がれない状況になっていた
零は大柄の男に怒鳴った
零「殺されたのは可愛そうだと思うけど私関係ないじゃん!!ただの八つ当たりじゃん!おかしいじゃん!」
そんな言葉を聞くはずもない
大柄の男「奴らと関わるやつは全員始末してやる!!」
零は察した私はここで八つ当たりで死ぬんだと 奴が現れるまでは
???「随分めちゃくちゃな事言ってんな?脳みそ破綻野郎」
大柄の男の後ろからそこ声は聞こえた
ゆっくり男は振り返ると...
そこには誰もが血の気が引くような異形の人形のマスクをつけ 背中からは人工的に作られた背骨がうっすらと輝き付き 黒のズボンに黒のレザージャケットを身につけている人間かもわからない者がいた
大柄の男「おっおめぇは誰だ!!」
怯えつつそれを悟らせないように怒鳴る
すると
「俺は ペシュオリジネルのリーダー フォリー お前がナイフを向ける相手だよ」
そう言うとフォリーの目が光った
ペシュオリジネル クマさん @hantoukumasan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ペシュオリジネル の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます