第33話凝りたいお年頃ですか?

今、僕は気分が悪い。気分的にじゃなく、体調的に。何故かと聞かれれば、こう答えるしかない。「説明を聞いていなかった。」と…


セツラが話している最中に転移してしまい、

転移酔いを起こした。

転移は便利なイメージがあるが、転移をしている最中に目を開けていると、酔ってしまう。これはベルが転移したあとにセツラから聞いたはなしである。


酔うと言ってもただ気持ち悪くなるだけではなく、目が回り、頭痛がする。

目を閉じていれば酔わなかった。

戦いには使いずらいと思った。


酔いがさめ、辺りを見渡す余裕ができ改めて気づいた。


前に逆召喚された時は、玉座があるだけの洞窟みたいな感じだったのだが、今は軽く城が建てれそうな平地になっていた。


「セツラ?ここって洞窟じゃなかった?」


「洞窟は消し飛…いえ、無くしベル様の城を作ろうかと思いまして…」


「城は要らないけど、屋敷は誰が建てるの?」


「ベル様は簡単にお立てになると思ったのですが。…ベル様がお建てにならないなら、どこからが腕のいいドワーフをさらってきて建てさせますか?」


「いや、僕が建てるよ!建てさせていただきます!」


セツラなら本当にやってきそうだ。


「あれ?僕のスキル見せたっけ?」


「いえ。龍王になるとスキルを見るぐらいできます。他にもいろいろと出来ますが…」


本当に龍王はチートだと思う。


「今日の所は一旦家に帰るとするよ。」


「ここに建ててから帰るのではないのですか?」


「よく考えてから作った方がいろいろといいだろ?僕も凝りたいところはあるし…」


「後者が理由ですね。」


「まぁ、そういう事だから帰ろうか、セツラ。」


そして、次の瞬間には転移と言う言葉を残し2人の姿がその場から消えた。




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どうもセラでございます。

皆様がこの小説を読んで思ったことがあると思います。


「主、国語力ないな!」と!


自分でも分かっておりますが、私にはこれが限界です。ご了承ください。


(こんな自己満な小説ですが今後ともよろしくお願い致します。)

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